デトミニのリングギア交換作業が完了した。
この前、スターターが空回りしてエンジンがかからなくなってしまった外れたリングギアだけど、内燃機屋さんから修理が上がってきたので、交換を実施した。
今回は、フライホイール一式と、リングギアの交換の選択だったけど元のを使って、リングギアを交換してもらうことになった。
外した溶接を見たけど、これではついていないとのこと。まあ、熱がかかって熱歪を嫌って軽く溶接をしたんだろうとのこと。
今回は3か所から6カ所を実施して、がっつり溶接してもらった。その後、面研してひずみどりを実施した。その後、カバー、バックフレート、フライホイールの3つのダイナミックバランスを実施した。どうせ再度バランス取りを実施してもらうので、松尾エンジアリングさんにみつさん経由でお願いすることになった。
せっかくのバランス取りなので、元に戻せるようにマークが内燃機屋さんからつけられている。このマークを頼りにフライホイールを組んでいく。
カバーも単体でバランス取りされているけど、削れないので部材が追加されている。
部品がそろったので、さっくそく取り付け。せっかくフライホイールを外したので、クラッチも新品に交換することにした。まあ、何回も開けるところではないのでねえ。
何も考えず、ロックキーを閉めたら完全にはまっていかず、変だと気が付いた。
ロックキーは、フライホイールと、クランクの両方にキーがかかっているそうで、フライホイールを回してキーを合わせないといけない。このため、フライホイールの固定工具はこの段階で取り付けてはいけない。ロックタブも起こして完了した。
あとは、マークに合わせてクラッチカバーを取り付ける。
この後、もう一つ嵌った。クラッチレバーのピンが入っていかないのだ。残念ながら焦っていたので写真なし。。これは3つ問題があって、
- プランジャーは180度づつ入るけど、片方は完全にはいらないようになっているので、プランジャーの位置を確認しながらクラッチレバーを入れること。
- クラッチ盤を新品交換して厚みが増したから、スレーブシリンダーを手で押し込んでやること。すり減った状態だと、ピンに遊びがなくなってスレーブシリンダーに押されて、ピンのセンダーがうまく出ないのだ。
- あと、クラッチの調整ねじがあるだけど、新品は当たってしまうので、ねじを締めることで調整しろつけなくてはならない。
推測だけど3番が原因でクラッチレバーのピンがすんなり入らなかった。これをちゃんと実施するとクラッチレバーのPINは抵抗なく簡単に入っていく。
それで、カバーをはめて、サブフレームとロットにエンジンを固定する。
これで完了と思って、エンジンをかけるけど、初爆なくエンジンは空回りすることに。。。。
まあ、リングギアの問題は解決したことはわかるけど、エンジンがかからなくては始まらない。結果的に言うと、勘違いと、Weberの右側の加速ポンプが詰まって、ガソリンが出ていなかったのが原因だった。勘違いは、123ignitionだと、90度ズレるのでデスビの一番の位置がズレることがわかっている。初爆がないのでこれは点火系だと思ったので、デスブとプラグの位置関係が悪いと勘違いしたため。。。。
デトミニに123イグニッション(123 Ignition)にデスビを交換した。 (misago.com)
今回のデトミニは、123Tuneが使われている。また、みつさんが123Tuneに合わせて正規の位置にセットアップしてくれていた。これと前の話がごっちゃになったので、ものすごく混乱した。まあ、良い圧縮 良い点火 良い混合気に立ち返って確認することにした、良い混合器は、Weberの動きを見ていると、バコーンと踏んでも右側の加速ポンプからしか、ガソリンが出ていなく左から出ていないので、WeberのIDFをばらして、加速ポンプを掃除したら、左側も出るようになった。また、すべての穴にパーツクリーナーをいれてつまりを確認した。よい点火は、123Tuneのセットアップを再度やり直すことにした。まずは、一番のTDCを出す。一番のTDCは、1-2-3-5がフリーならその状態で確認した。
一番のTDCを出した時のローターの状態は2時くらいを指している。前のサイトはこの位置の写真を残して置かなかったから、嵌りの原因だった。-
タイミングを合わせるために、123を回す。ローターは反時計周りで回るので、時計回りLEDが付く位置で固定すればよい。
まあ、2時は65D,59Dでも同じ位置なので正規の位置でズレることはなく、右側が一番となる。
これがセットアップした全景。
とりあえず、デトミニが復活してよかった。エンジンがかからないときはちょっと焦ったねえ。まったくかかる気配がないので、いろいろな原因が考えれれるので本当に困ったよ。まあ、治ってよかった。
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