DNS320LのNASのデーターのリカバリーができた
数年前に、NASに入っているデーターをすべて失った。RAID1にしてあるので大丈夫と思っていたけど、その時に魔がさして、新しいHDDを買いに行くのが面倒とか思って再利用を目論んだのが失敗の要因。これをやってしまったので、リビルド中に復旧元のHDDも逝ってしまいデーターが全部無くしてしまった。これで、デトミニのひっくり返った時の修理の写真や、はっちちゃんの闘病記の写真なども失ってしまった。しかし、壊れたHDDは何もしないでそのまま、保存してあったので今回時間があるので重い腰をあげて、完全に壊れたHDDからデータの取り出しを試してみた。データサルベージの鉄則は、壊れたHDDのアクセスは最小にすること、まずはデータの物理コピーを実施する。一台は、どうやらモーターが回っていない。2台目はなんとか認識した。これをネタに物理コピーを実施した。ちょっと実際の写真ではないけど、まずは認識できるドライブからデータの救い上げを実施。
NASはLinuxベースなのでKnoppixを起動して、コピーしたHDDの中身の状況を確認。絶対に壊れたHDDはこれ以上触らないこと。
2台あるのは、この状況でデーターを救出できそうだったので、新たな保存先のHDDを接続してあるため。そんな状況で、調査を実施。見るとRAIDは閉塞。/dev/md0は閉塞、/dev/md1はなくっていて、/dev/sdc2のSuperblockが完全に壊れてしまっていることが分かった。とりあえず、md0は復活させたけど、SWAP領域のため意味なし。/dev/sdc2側のext4を復活させようと思ったけど、だめだった。
Linux側のアプローチで直せなさそうなので、サルベージソフトを試すことにした。最初は、easyUS recovery dataを使ってみたけど、2TBバイトまでフリーと言っていたけど、一つのファイルをリカバリーで選んでも、購入を要求する画面が出るので、利用を断念。一か月のサブスクで9000円と高い。別のソフトを使うことにした。今回利用したのは、recuvaというソフト。
https://www.ccleaner.com/recuva/download
これも商用なんだけど、より高度なスキャンとサポートで、一年のサブスクで2000円とリーズナブルだ。でも、今回はフリー版でデーターが取り出せたので、買わなかった。デープスキャンを実施して、2TBで半日程度掛かった。これは、Windowsのソフトだけど、Linuxのext4も復活できる。
救出できたファイルの一覧がでるので、確認できるけどどりあえず全部選択する。ファイルネームを失うので、これから分類が大変だけど、写真などはほぼ救出できた。動画は、結構壊れているケースがあるけど、途中までは見れるような感じだった。hatichanのデータがサルベージできたのがうれしい。
hatiちゃん亡くなって4年経つのですね。
たまにイギリスから来たERAのエアロの箱から飛び降りる写真を見て癒されているので、何か会っていないだけで居なくなった感じはしないのですが。
HATIさんは、ようやく慣れましたか。
HATIさんも治療に一緒になって頑張って居ましたからね。
hatiちゃんも頑張れたのかな。
データ復旧良かったですね。
まあ、折り合いはつけた感じですかねえ。はちがよかったので別の猫を飼う気はしないですねえ。たまに、いるといいなあと猫番組見ると思うことはありますが。
HDDが飛んだ時には、ちょっと絶句しましたねえ。4年前くらいのところの記録がすっぽり無くなってしまったので、HDDの容量を順次あげているので、古い情報は残っていたりするので、はちのところがピンポイントで無くなったときはがっかりでしたが、サルベージできて良かったです。