INNOCENTI 120SLの修理が思ったより重かった。白煙の修理
みつさんから、白煙出るねえと言われた。まあ多少は出るけど、年相応と思ったけど酷いらしい。いろいろ条件を絞っておくと、冷間時は問題なく、踏み込んでも出なくて、エンジンを温めて、アイドリングを長めにやってから、吹かすと出るらしい。
それならまだ対処しなくてもと頭によぎったけど、オイル下がりの可能性があるので、ステムの交換をお願いした。ステムなら、ヘッド外さなくて交換できるけど、みつさんは特殊工具を持っていないかったので、ヘッドを外すことにした。まあ、ピストンリングの可能性もあるので、中身を見たほうが確実というのもあるので、ベッドガスケットセットを持って行ってもらった。どうも3.4番のシリンダーが変だということが分かった。
3,4番がオイリーでスラッジが多い。
バルブを外してステムを見てみると、3番がすっこけて、ステムが横に広がってしまっていることが分かる。それに、頭にスプリングがない。昔のMINIでもスプリングあるだけどとのことだけど、これはよくない。
上から見ると、今まで使っていたものと交換しようといているステムの比較だけど、穴の大きさが段違いでスカスカで、ステムの役目はしていないことが分かった。
バルブを磨いたけど、ものすごく状態が良いそうだ。まあ、INNOCENTI 120SLは調子がよく本当はエンジンを開けなくなかった理由も調子のよさからなんだけど。
とりあえず、きれいにして組み込む。
多分、白煙の原因はステムの可能性が高そう。
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