INNOCENTI120SLの車検をお願いしている。
INNOCENTI120SLの車検をお願いしている。ちょっと、上の回転の上昇が悪くて調べてもらっている。また、クラッチが切れないのでその延長でミッションのOHが必要かみてもらう。この辺も必要ってことになると、重整備となってしまう。
まずは、なぜ上の回転の上がり方が悪いのか調べる。圧縮を見ると結構バラバラだけど、まあ、値的には良いのでエンジンブロックではないとのこと。
点火タイミングをみるとちょっと低いことが分かったのと、基台固定がちゃんとしていないので、-4度から8度まで動いてしまうとのこと。固定がしっかりしていないのが原因からと思ったけど、どうやら別の原因があったようだ。
デスビの固定が不完全が原因かと思われただけど、吹かしているとみると進角していないことが分かった。INNOCENTI 120SLはいじっていないので固定進角ではないことを伝えると、デスビの中を見ることになった。すると、キャップに切り子がたくさんあり、何か問題を抱えていることが分かった。
こっちのが見やすいかな?細かい切り子がたくさんの乗っかっている。
ガバナー進角のスプリングが折れてしまっていて、ケースを削っていることが分かった。これでは、点火タイミングがわからなくて固定進角になるねえということだった。まあ、チューニングだと固定進角も使うことはあるとのことだけど、これではだねだよねえということで、45Dのフルトラの予備があるのでサクッと交換してもらう。まあ、これもスプリングを交換すればなおるので、イギリスに注文を出した。
今回デスビの進角がおかしくなるとこんな症状になるのか勉強になった。最初は、マフラーがふんずまっていたのかと思って、その辺の部品を買ってあっただけど、今回は不要だろうねえ。
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