内燃機屋さんから部品が上がってくるので、ミッションのOHをして方針決めをした。
赤城のデトミニはストレートカットギア入っていて、お宝と喜んでいたけど、エンジンの組み方がかかればいいという感じでいい加減だったので、ミッションも信じられないだろうということで、ばらして中身を確認したけど、ひどいものだった。一番ひどいのは2ndギアだ。シンクロの歯が欠けていてつかないことが明確だった。
あと、2ndギアの厚みが薄く、メインシャフトで遊びがあってガタガタだった。でも、12年前に同じストレートカットを買っていて、部品があることが分かった。
LAYSHAFTも、削れているけど交換されていることもなく使われていることが判明した。でも、LAYSHAFTは今買うと、細いものがきてガタがでるとのこと。うちはデットストックものシャフトが何本も持っているので、それを使うことにした。
左は、12年前に買ったストレートカットギアと、右は今回の赤城のデトミニに入っていたもの。このギアの歯の高さの違いが、2ndのガタとして表れてしまうのとのこと。
ケースを見ると、一部削れていてちょっと変。
割れを発見してしまった。
デフケースの上側がなぜか溶接されている。普通、こんなところを溶接しないとのこと。ケースを見ると、ミッションもひどいことになっていて、応急修理程度で再利用されていることが分かった。
メインベアリングを見ると、球が均一に配置されいない。プラスチックの抑えが割れてしまっている。
ふつうは下記のように等間隔になるはず。これも利用できないのでベアリングは交換することになった。
交換部品は豊富にあるので、ケースを含めて再利用しないことにした。ミッションはほとんど利用できなそう。まあ、すべてのパーツは3台分くらいあるので、信頼性のある部品に交換する。あと、120SLのミッションにも対応したいので、ヘリカルもこの際だから組んでしまう。
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