Windows XPの環境をHyper-VでWindows10の仮想環境へ移行した。
マシンの入れ替えの最終段階は、WindowsXPの環境をWIndows10への移行作業。もう何十年もWindows XPを使っていたので、捨てきれない環境なのでWindow10上で動作させたかった。しかし、Windowd XPはサポート切れで移行ブランは閉ざされていたけど、まあ、やってみればできそうなので移行作業を実施した。結果的にうまく移行できたけど、相当はまった。移行のステップは、下記の方法で行う。
1.物理環境をVHDx化して、仮想環境で扱えるようにする。(Disk2VHDを利用)
2.Windows XPのアクティベーション。(電話でアクティベーションコードを入力)
3.Hyper-V統合サービスの導入。
大きくは3つのステップを踏んで実行すると、Windows10上でWindowsXPが使えるようになる。
Windows10のPCがSSDでHDD容量が少なく。SSDの容量をひっ迫しているので、iSCSIターゲットのストレージを導入して最終的に移す予定だけど、iSCSIの安いストレージが無いので、ヤフオクで戦闘中だけどねえ。物理環境のデータをVHDファイル化を実施するけど、これにはDisk2VHDを使う。MSが出しているツールだけど、エラー処理が甘くって結構はまった。もうXPマシンは20年以上運用しているけど、ブート用のCドライブはぼろぼろで、ところどころ読めないポイントがあって、ここにぶち当たるとDisk2VHDはハングしてしまうのだ。VHD変換にはかなり容量が多いので時間がかかるので、見ていられなかったので気が付かなかったけど、当初ハングして取れなかったので最初はだめかと思ったよ。
なぜか、このタイミングで落ちてしまう。
どうやら、メディアエラーを発生すると読めなくてエラーハンドリングが良くないので暴走する。それなら、エラーを発生させなければよいので、最初は、CHKDSK C: /rでつぶそうと思ったけどうまくいかなかった。このため、HDD Regeneratorを使って、読めないところを代替セクターに置換してエラーが無いようにした。都合4か所メディアエラーが発生していた。
修復が完了したところ。読めないところはデータは壊れているけど、まあアプリからエラーはなくなるようにすればよいので、目的にかなっている。どうせセクターが壊れているところはページファイル当たりなので、実害は少ない。
これで、物理環境をVHDに変換できたので、Hyper-Vに食わせる。Disk2VHDでPrepare for use in vertual PCのチェックを入れているので、最低限APCIのPCとして起動するようになっている。起動してみると、環境が大幅に変更されているのでアクティベーション画面が出てきた。もう何十年ぶりに見たんだろう。。。。このころは自作PCだったのでリテールのXPを購入していたので、電話でキーがいまだに入手できるので、画面に書かれている番号に電話をかけて、認証コードを入れる。
この認証作業を行わないと30日間しか利用できなくなる。これで、WindowXPが永続的に利用できるようになったけど、Hyper-Vで利用するための専用ドライバーがないので、不安定かつHyper-Vの支援機能が利用できないので、かなり不便。HALが置換されていなく肝心なドライバーの入っていないのでこのままでは利用できない。
Window8.1まではHyper-V統合サービスが用意されていて、操作から統合ディスクの挿入画面があったが、Windows10ではこの画面が削除してしまっている。これを調べてみると、Windows 8.1かWindows2012R2から拾ってくれば動くとのことで、vmguest.isoを探してきてWindows2012R2のものを落としてきて、ドライバーに登録した。かなりこれはフィシングサイトがあるので気を付けてねえ。Hyper-Vでvmguest.isoをマウントして、仮想空間から見えるようにする。残念ながら、setup.exeを実行してもまともに動かないので、直接Windows5.x-Hyper-を実行するとHALやドライバーの更新が走るので、ちゃんと使えるようになる。Prepare for use in vertual PCで注意は、起動時のブートメニューで、DISK2VHDのメニューが追加されるけど、初回ではそれを利用するけど、ドライバーが更新されたら、DISK2VHDのメニューは必要ないので、絶対に選ばないこと。DISK2VHDを選ぶとACPIのHALが選べれてしまうので、せっかくHyper-Vの環境を整備しても無駄になり、アップデートの無限ループになってしまう。ここは嵌るので、注意だ。ここは、SYSTEMでブートメニューの優先度をDISK2VHDは一番下にすることを勧める。
これで、Windows10でちゃんと動作できる環境が整った。
ちゃんとした環境が整ったので、Window10でXPが安定的に動くようになった。OutlookExpressも動作するようになったので、過去のメールも移行しないでそのまま利用できる。この移行どうしようか頭を悩ましていた。
これで、Win10環境はますます便利になる。iSCSIは、WSSを買うと簡単に使えるけど、安いのはディスクなしでリカバリーをどうしようかで、動くのは高いし、解がない。
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