ubox8にADBのコンソールを接続して中身を見てみた。
前のページにあったように、phenixcardをStartupで作成して、ubox8が起動できるようになったので、デバイスの状況を確認して、なんでFlashできないのか探ってみた。結論から言うと内臓メモリのeMMCが見えないのが原因だ。今回は、中身を確認するために、Android Debug Bridge(adb)を使って、Windows10の端末からuboxの中身を確認した。Androidは、自身からShellが起動できないのでADBを使ってデバックする。
魔法の手順で開発者向けオプションをだして、この中のUSBデバックと、USB0 device mode enableをオンにしておく。
Andoridが起動する前までにはUSBケーブルは接続しないでおいて、LANケーブルなどの集合している側のUSBコネクターにWindows10のマシンとUSB接続する。
Windows10からは、ストレージデバイスとして、Pixcel2として認識されればOKだ。これが出ないとADB接続できていないので、上の方法を繰り返す。
Windowsの端末から、adb deviccesで認識できるか確認する。
adb shellでAndroidのSHELLが起動する。これで、一通りのSHELLのコマンドが使えるようになる。FDISKなどはないので、busyboxなどは事前に送っておく。最初に/devでどんなデバイスがあるか確認したけど、uBOXのストレージ情報の/dev/blockは存在した。
/blockでuboxのストレージの一覧ができるので、ここにeMMCの情報があることを期待しただけど、なかった。論理的に壊れてFdiskとFormatすれば直るかなあと思ったけど甘かった。まあいっぱいあるけど、起動に使ったSDカードのストレージの情報であることが分かった。
blockの中身を確認して、状況を確認してみた。
外部ディスクと確認したのは、mmcblk0でここで、ブートに使った8GBのSDカードと同じものが出てきたので確信した。mmcblk1が出てくれれば、よかっただけどねえ。
あと、/Storageもあったので期待したけど、eMMCにつながる情報がなかった。
内蔵メモリが論理的に壊れていて、アクセスできないのでFlashできないのかと思っただけど見込みが外れた。こうなると、fastbootモードに入って、fastboot eraseコマンドを実行してみたいだけど、uboxをfastbootに移行するメニューがないのではいれないだよねえ。やり方があれば教えてほしい。
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