赤城のデトミニのエンジンのくみ上げを開始した。
赤城のデトミニは、エンジンもミッションもひどい状態でフルOHが必要だった。内燃機屋さんに去年の春くらいに頼んでいたけど、やっと上がってきた。3番と4番のシリンダーに深い傷が入っていて、この時点で+40のピストンが入っていたので、1380ccにするピストンを入れるか、スリーブを入れるか対処する必要があった。
今回は、1300ccを超えてしまうと、フルカスタムクラスになってしまうので、LightTuneクラスになるように、+20のピストンに合うように特注のスリーブを制作して、圧入してもらうことにした。仕上がったシリンダーが下記で、さらってあることもあり、スリーブが入っているとは見えないよねえ。
あと、ベッドに接着剤が使われているという話を聞いたけど、この吸気側は削ってはいけないといわれている。鉄であるべきものが変なものが付着している。
はがしてみると、穴が開いていた。やりすぎなんだよねえ。
仕方がないでスリーブを制作して、穴をふさいだ。
バルブのすり合わせももちろん実施。
ドライデッキ化するための水のラインを新設する。
コンロッドは削ってはいけない所が削られている。仕方がないので別のコンロッドを用意して、軽量化と重さ合わせを実施した。
今回のピストンはオメガを絶対に使うなと言われているんで、Swiftuneの+20のピストンを使ってみる。
ミツさんのところのバランス取りは、個々のパーツでバランス取りするスタイルでフライホイール。
プレッシャーフレートはかなりバランスが悪かったようで、8個も追加されている。
いよいよ、エンジンの組み立てを実施するけど、赤城のデトミニはかなりひどい状況だったかわかるでしょう。ほとんど使える部品がなかった。ブロックも使いたくはなかったけど、車検も取りたいので、これは無理にでも流用する必要があったからねえ。まあ、これで復活できるようになるだろう。
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