INNOCENTI120SLのスターターブッシュが届いた。しかし修理の道は遠い。
INNOCENTI120SLのスターターが壊れてブッシュを交換したかっただけど、アメリカからLucasのブッシュが届いた。ブッシュを交換しないとスターターは直らないだけど、INNOCENTIで探しても該当しそうなものはなかった。Lucasとして探すと、ロータスサンビームアルパインも同じスターターを使っているようで、このキットはたくさん出ているので試しに買ってみた。
ブッシュキットは、前後のブッシュと留め金のセットになっていた。
INNOCENTI120SL用のブッシュではないのであっているか確認するために、今ついているブッシュを取り外すことにした。5/8のロングソケットをゴムハンマーで叩きこむことで、ブッシュは押し出せる。
フロントエンドは、5/8がちょうどよく綺麗に叩き込まれている。
あとちょっとで取り出せる。
ブッシュは交換前提なので、簡単に取り出せる。
外したブッシュと比較するとまさに同じものだ。
シャフトに入れてみたけどぴったりでがたはなかった。
問題のリア側も特にガタはなかった。
こっちはブラシが邪魔してまだ交換できていないけど、リベットを揉まないと外せないので、みつさんのところへ持って行って慎重に分解してみるつもり。
バックプレートも同じ形なので、問題なさそう。
バックプレートの取り外しは失敗しそうだったので、みつさんにやってもらったけど、いままでみつさんもブッシュ交換の経験がなく。失敗してしまった。リベットを外すためにドリルで揉んでみたけど、うまく削れなかった。
ベルトサンダーで頭を飛ばしてプレートを外すことにした。
リベットの頭が外れたので、固定プレートを外した。ブッシュが見えてきた。
しかし、問題が発生した。リベットがバックプレートに食い込んでしまっているので外れなくて、ポンチで叩いたらブラケットが割れてしまった。これは困った状態になってしまった。
割れたブラケット。これは接着剤で止めても持たないだろうということで、ブラケットは別途調達しなくてはならなくなってしまった。
ポンチで叩き出してブッシュを取り出せた。もうがたがたでこのブッシュでは使い物にならない。また、今回買ったブッシュはドンピシャで、あっていることが分かった。
バックプレートにブッシュを叩き込んだところ。シャフトを通してみたところガタがなく、スムーズに回っているのでブラケットを入手できれば何とかなりそう。
フロントエンドのブッシュも圧入したけど、特に問題なくつけられた。
ブッシュの交換はリベットの取り外しをかなり慎重にやらないといけないことが分かった。ブラケットを入手しないといけないけどINNOCENTI120SLに合わせるブラケットは単品売りで新品は見つけられなかった。エンドプレートのジャンクをイスラエルから見つけたので注文したけど、発送は7/2以降でないと発送できないって連絡があった。また、イスラエルから日本に届くにも時間がかかりそう。ウクライナから、ニキシー管を買った時に、4か月かかったからねえ。あとINNOCENTI120SLのスターターとは同じ形状ではなかったけど、同じタイプのM35Gのエンドプレートを注文した。これがうまく付いてくれると助かるだけど、これはアメリカなので2週間ほどで着くと思う。これは実験となるので一個買ってみた。
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