INNOCENTI120SLのスターターが空回りしてエンジンが掛からない。
日進レンタカーからトラックを返して帰ろうと思っただけど、スターターが空回りしてピニオンがフライホイールを噛んでくれなくてエンジンが掛からなかった。その時は、バッテリが上がってしまってスターターの周りが悪いのかなと思って、日進レンタカーにお願いしてジャンプスタートさせてもらって帰ってこれた。家に帰って、バッテリを再充電したけど、思ったほどバッテリは弱っていない。エンジンを2,3回回すと空回りしてしまう。空回りするときはこんな感じ。これは、スターターを見てみないといけないと思い修理を開始した。
スターターは下から簡単に外れると思っただけど、いろいろなところに当たってうまく外れない。まずはオイルフィルターに当たってハウジングから外れないので、とりあえず外す。
スターターを上から取り出すためにデスビを外して、やっとスターターが取り出せた。
スターターが外れて、ガランとしたエンジン。
スターターを見てみたら、ピニオンを回してもシャフトが回ってしまって、ピニオンの動きが渋くこれが空回りの原因だとわかった。
シャフトにオイルと削り屑がついてピニオンが自由に回らなかったクラッチの削りカスがオイルに付着してたくさん出てきた。
最初は、ピニオンが割れて、動きが渋くなっていたのかと思っていたので、交換用にスタータを用意しておいた。汚れが原因だとわかったので綺麗にして付け直した。
充電もしなくて空回りしていたバッテリで再度エンジンをかけたけど、特に問題なくエンジンが掛かるようになった。
最近のコメント