デトミニのエンジンOHの詳細 その5(リアサブフレームやマフラー作成)


1月18日2009年
 10月から着手していたエンジンOHプロジェクトは、いよいよ大詰めでリアサブフレーム周りならびに、マフラーの処理をして継続車検を行いやっと完了となった。また、イメージチェンジさせたデトミニ。黄色のエアースクープは、目立ちすぎるので今回の変更で別物にした。グリルも変えたくなったので、白に塗ってもらった。最初はメッキにしようかとか思っていたけど。これは黒の方が良かったかなあ?、まあ、この辺の微調整は楽しいので今後続けていくつもりだ。

 黄色いエアースクープは目立ちすぎるので同色に変更した。それと大型化することで水を入りにくくしたい事もあったので変更した。こっちの方がしっくりするなあと思ったね。

 いままでのデトミニは上下、1カ所ずつしか止めていない。でも、エンジンはしっかり押さえた方がいいので、ローワー側を2カ所追加した。これで、下側は3カ所、上側から2カ所止めるようになった。ERAターボと同じ仕様になったね。エンジンが全然揺れる余地が無くなったのがいいねえ。

 さらに、リアサブフレーム周りの処理を開始。外して補強して、フロント同じようにブルーに塗るようにお願いした。

 リアからの異音があり、フレームを強化したい希望があった。本当はコ字を解消したかったけど干渉して出来なかったみたいだねえ。本当はMINIと同じようにロ字形にしたかったのだが。。。。。やっぱり、ロードスターのブルーはいいねえ。今後、サブフレームを塗るのが流行ったりして。。。。MINI Worldを見てみるとやっている人は結構いるだけけどね。なんで、日本だと黒に塗ってしまうだろう?

 塗ったサブフレームを入れた。下周りはチェックしたけど、特に錆びもなく状態が良いことが分かったのであえていじらなかった。上から塗っても意味はないし、剥がして塗るのは大作業だからね。

 次はマフラーの処理。購入したときに触媒は付いていないしマニフローのLCBを着けたけど、下に下がりすぎてロードクリアランスとしては、最悪の状態だった。これを正しい状態に作成していく。

 その前に触媒周りやマフラーの熱を与える部分の断熱材を交換することになった。不味そうな所は。追加で張ってくれている。

 ロードクリアランスを改善するために、マフラーを切った張って正しい位置に来るように修正する。この辺はMINIの部品の加工精度と、デトミニとミニとの互換性の違う所なんだろうなあ。前にナンバーを取ったときに触媒がなかったけど、昭和54年規制にあわせるように取付ける。

 形に合わせて切っていき溶接して、抵抗になるデコを削っていって抵抗を排除するという地道作業を続ける。また、触媒用のフランジを作成する。

 今度は、エンド周りの処理フランジならびに、ANSAの周りのジョイントの作成を行う。ANSAの音は大好きなんで、デトミニは外せないだよねえ。RC40の方が良いではと言う話もあったけどここはデトミニにはANSAでないとねえ。

 燃料タンクをうまく逃げて、ジョイントを作成していく。触媒エンドに、排気音警告センサをー追加した。これは、もともと壊れていて直したかったので良かった。

 やっぱり、ANSAはかっこいいよなあ。あと、あの乾いた官能的な音も魅力なんだけどね。デトミニは外せない。

 あと、今回フロント牽引フックを追加した。フロントはサブブレームから引っかける用になっていため、追加したエアロに当たって割れてしまいそうなので使えなかった。フロントから引っ張る事もあるだろうから今回追加した。今回はフック付いていますっていう感じでは、格納式になった。

 サブフレームが綺麗になったので、全体を綺麗にしないとバランスが悪くなるのでタンクも塗ることになった。まあ、危険なんで黄色と言うことで。。。。思った以上に面白い色だった。

 綺麗にして、サーフェーサをかけて、刷毛塗りを行う。ブルーと黄色のコントラストは結構強烈。。。まあ、あまり見えないところだけどおやっと思わせるのが楽しい。もともと、この辺のアイディアはポールスミスのグレーンがヒントだっただけどね、

 あまり、見えないところなのが残念であるけどね。なかなか、色のコントラストを着けるのは楽しい。あまり、やると下品になるのでちょっこした工夫がいいよね。

 燃調を客観的に見たかったので、AF計を着けられる用に、変更してもらっている。これは、後から追加するより最初にやってしまった方が、効率的だったからである。

 リアのブレーキだけど、今回はOHキットでOHするのでなく新品のシリンダーに交換した。前に、OHしてもらった物は、片方が固着していたそうで、もうそろそろOHするより変え時だろうということで、GWC1126の新品は手にはいるので交換した。

 リアのシューもずれているので、交換となった。

 全体が綺麗になったのでプレートも綺麗にすることになった。

 もちろんバブもOHする。グリスも劣化しているし、あとでトラブルを誘発するのは困るからね。

 ワイドスペーサのスタッドも交換する。それにアームも綺麗にしたしね。

 足回りの組み付けも実施。後でトラブルを誘発してもこまるので、この辺の作業はさぼれないからね。長い目でみて損はないからね。

 コイルサスペンションに交換。ここは、話の行き違いで100Kg/Cmのタイプを入れてしまった。70kg/cmにしてもらいたかっただけど。。リアを柔らかくすると乗り心地が良くなるだけどねえ。まあ、硬い乗り味でも良いか?

 燃料ポンプはフォセットから、SUの電子タイプの燃料ポンプにした。フォセットは動作音が大きくなってきているし、デトミニのオリジナルはSUのポイント式が使われていたので交換したかった。SUは、ポイント式と電子式の2種類があるけど迷わず電子式を選んでしまった。これで燃料ポンプの配管の取り回しも楽になるからね

 これが、SUの燃料ポンプ、電子式でも外見はぜんぜん変わらない。ポイントがないので静かだけど、起動初期のトクトク音はするので、WEBER起動のきっかけになるのは流石だ。

 最後にアンダーガードを付けて完了。ここはあたるので、綺麗にするだけだ。

 約3ヶ月をかけて仕上がってきた。エンジンはフルOHなので、慣らしと調整が楽しみだ。ボディーのセミレストアも楽しいが、エンジンや下回りのセミレストアもそれはそれで楽しいよ。

以上