光軸検査を簡単にするために、ポジションの点灯タイミングを変更する
この前、車検やった時に集光点が3つあって光軸テストが大変だったそうだ。せっかく日本仕様にしたけど、集光点を消すスプレーをかけて手間が変わらなくて本末転倒になってしまった。IPFだけ、ポジションが付いているだけど取り付けが無理くりなんだよねえ。H4のライトとポジションの位置が同列になっていて、意外にポジションが明るいので、集光点が3つとなって表れていると思われる。
年式が古いので光軸テストはハイ側だけ対応すればよいので、ハイになった時にポジションを消灯させることにした。B端子のあるリレーを組み合わせば簡単にできるので今回組んでみた。ポジションのライトは200mA程度しか流れないので、10Aまで耐えられる下記の小型のB端子リレーを使った。
通常は、ポジションの電源を通す形にして、ハイ側の配線を拾って電源をOFFにする回路を組んでみた。
INNOCENTI120SLのポジションの配線を変更しなくてはならないだけど、ヒューズの部分からやればいいことがわかる。実際どう変更すればいいか、配線を外してみて確認してみた。ポジションのヒューズは2つあり、左右分離してあることが分かった。まずは左側のヒューズを抜いてみた。
左側のポジションが消えた。
右側のヒューズの配線を外した。
ヒューズの対応関係を確認確認のため、片側はずして、右が消えた。
後ろと前のポジションを分離して、後ろのポジションは常時点灯するように配線を変更した。
リレー回路を組み合わせて、ハイ時にポジションが消えるリレー回路を入れた。
ハイビームでポジションが消えることが分かる。
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