ちょっと中二病の入ったWOL装置をESP32で作った。
Windows10のマシンは、ポートリプリケーターを使って配線の集中制御をしていて、PCを持ち出すときはワンタッチで着脱できる便利なものだった。しかし、時代は流れて、ポートリプリケーターが廃れてしまって、Widnows11のPCでは使えなくなってしまった。その代わりUSB-TYPE Cでまとめる形になっているけど、一つ不便な点があった。ポートリプリケーターにが電源SWがあるので、PCの蓋が閉まっていても電源のONができるようになっていた。しかし、TypeCだと、電源制御がないので、いちいちPC蓋を上げて電源を入れる必要になった。
最初はしょうがないと思っていたけど、不便だと思ったけどBIOSの設定を変更してACが入ったときに電源ONするようになったので、ACタップ経由で利用しようと思ったPCを一括電源ONできるようになった。しかし、PCをシャットダウンしてから、また電源を入れたいというと、ふたを開けなくてはならなかった。なんか外部から電源入るものはないものかと思って、Aliexpressの覗いたら面白いものが売っていた。
AliexpressでATXのスイッチパネル経由でワイアレスで電源をon/offするスイッチを売っていた。エバは彷彿とさせるものでこれをベースに改造して、PCの電源を一括で入れるようにしようと思った・
PC,マザーボード,ワイヤレス,ゲームルームの装飾用のオン/オフスイッチ – AliExpress 15
新学期セールのアイテムの一つで、今でている価格より安かったけど一週間ほどで届いた。
電源スイッチにもワイアレスで通知するものが入っていたけどこれは不要なので取り除く。まあ、スイッチだけほしければもっと安く買えるけど。まあ、今回は遊び心が欲しかったので、上のを選んだ。
ソケットスイッチ,1ピース,プラスチックハウジングボタン,プッシュボタン,キノコ,緊急用,ノブ,660v 10a,nc LAY37-11ZS,ボタンボックスなし – AliExpress 13
しかし、ノートpcにパネルIFがないし、受信側を取り付けるのも面倒だと思った。また、2台同時に電源を入れたかった。今どきのPCはWake ON LAN機能ついているので、LAN経由でMagic Packetを送ると電源が入る機能が実装されている。Magic Packetを送る装置を作ればやりたいことができそうだと思った。最初は、WOL装置を買おうと思ったけど、意外にいい値段がするし、Web経由で電源を入れるスタイルで、もっと単純にSWを押してMagic Packetを送る装置がなかった。それなら作るしかないなあと思ったので、Wifi内蔵のワンチップマイコンをプログラミングしてWOL装置を作ることにした。いまは、激安なので自分で作ったほうが良い時代のようだ。本体と拡張ボードのセットのほうが、ワンチップマイコンを面白いと思ったら、セットを選んだほうがお得だけど、WOL装置だけなら本体だけでよい。aliexpressはメニューをよく見ないとダメ。
必要なプログラミングをして、Wake On LANできるようになった。
こんな感じで、2台のノートPCの電源をスイッチ一つで入れられる。
今回WIFIとNICの2バージョンで作ってみた。具体的な作成法は今後記載する。ワンチップマイコンのプログラミングは簡単だけど、いろいろ落とし穴があるので、その作成過程は後日紹介していきたい。
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