ジャンクなDynabook R63Pの修理。USB3.0のコネクターを交換した

やっぱりジャンクな品の修理は楽しい。ガレージに置いてあるWin98のPCを入替えたいと思っていた。デトミニやERA TURBOの修理マニュアルなどのマイクロフィルムを確認するために置いていたので、そのままでもよかっただけど。たまにMINISPARESへオーダーをかける時もあるので、自宅は全部Win10化してしまったので、ガレージで使っているPCも更新しなくては思った。とはいえ、そんなにお金はかけられないのでジャンクなPCを修理して利用しようと思った。ジャンクにもいろいろレベルがあって、HDDやメモリを抜いた程度のジャンクから、何らかの問題を抱えているジャンク、完全に動かないものなど、大きく3種類ある。メモリ、HDDが抜いてあるものは素性がよいので、ジャンクとはいえそこそこ値段が張る。ねらい目は、なんか問題を抱えているジャンクが良い。ただ、これは見極めが肝心。BIOSパスワードなどがかかっているものは、面倒なのでこの地雷を踏まないようにすることが肝心だ。その観点でみていると、左側のUSBコネクターが壊れているR63Pを発見。1円スタートだし、R63PならWin10もサポートしてドライバーもあるので、落とせれば便利だ。２Kほどで落ちた。R63Dくらいまでの、Windows7 Downgradeモデルは実はねらい目。もともと、Windows７が入っているPCにWindows10を入れてもまともに動かないのだ。BIOSの設定で、UEFIとCSMの設定があるけど、インストール時に、正しい設定をしてからインストールしないとリソース配分がうまくいかないので、まともに動かない（実は不完全ながら動くのがポイント）。すなわちWindows10は、UEFIの設定をしてからOSを入れないといけない。買ったPCもCSMになっていて、これでWin10がうまく動ないだろうなあと思った。まあUSB3.0端子が壊れているので、大した競争にならず落札できた。

壊れたUSB3.0コネクタ

買ったPCがR63Pの薄いものだっただけど。USBコネクターが一般的な基板タイプのものが使えないことが判明。千石や秋月で売っているのUSB3.0のコネクタでは利用できない。どこかで売っていないだろうかと思ったけど、Aliexpressにたくさんあった。IBMのYOGA用が完全に一致していないけど使えそうだった。Dynabook用もあるけど、微妙に合わなそうだし、10倍高い。今回買ったのはこれ。自分が買った時は￥22だったので、10個購入した。

https://ja.aliexpress.com/item/4001205009695.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.7da24c4d5yd413

送料が問題だけど、今回Aliexpress standard shippingを利用した。2週間ほどで到着。あとで気が付いたけど東芝うたっているのはこれ。5個だけどねえ。ただ、USB3.0なのに黒なのが気に入らない。

https://ja.aliexpress.com/item/33034950295.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.ba434c4d3F2zYN

まあ、YOGAのやつも後ろの抑えを切ってしまえば使えるので良しとした。

購入したUSB3.0コネクター

R63Pは薄くするためUSBコネクターの部分は切りさいており、この穴の部分にUSBコネクターを入れる。購入したUSB3.0コネクター後ろの抑えの位置が合っていなので、事前にカットしておいた。ダメなコネクター外したので、今回購入したコネクターを付け替える。

R63Pの基板からだめなUSB3.0コネクタを取り外し

はんだし直して、筐体に取り付けたところ。いまは組み立てやすく作られているので、非常に簡単。

付け替えてPCにセットアップ

直ったUSB3,0コネクター。やっぱりこうでないとねえ。コネクターは22円送料は400円ほど、1～2時間ほどの手間でちゃんとしたPCになる。

復活したUSB3.0コネクタ

USB3.0のUSBメモリを接続して、ちゃんと接続できているか、Exploreの詳細メニューで確認する。

電気的に問題ないかUSB3.0で接続できているか確認する