Rally JAPAN 2005(帯広)


  北海道の帯広を舞台に三日間で争われる世界ラリー選手権の13戦目の日本を見に行ってきた。去年は8耐に行っていたのでいけなかったのと、どこが見所なのか分からなかったので、行かなかった。今年は遅い夏休みをとって帯広に行ってきた。今回行ってみて分かったことは、大きく分けて5つの見所があることとTVとやっているのとは違った味があることだね。その楽しみの5つは、
 セレモリアルラン
 帯広の駅前に熱戦を前に各選手と車のお披露目を行う。いろいろなアピールをしてくれる。箱乗りしていく人あり、タッチしていくものあり、プレゼントを配るものもあり、なかなか楽しい。
 林道コース
 やっぱりラリーはグラベル(未舗装)での戦いなんで、田舎の道なき道を見るのがたのしみだ。今回は足寄の先のSS4(シピリカキム)を見に行ってきた。まさに砂塵をあげて猛然と走る姿はすごいね。WRカーと普通の市販車ベースのスピードの違いも良くわかる。
 陸別サーキット
 ここは小さな林道と、斜面に作ったサーキットを組み合わせたおもしろいSS。全体を歩いて見学できるので、ラリーの全部がみえるので良い場所だ。
 札内スーパーSS
 ここは完全なサーキットになっていて、2台同時に走らせてタイムを競わせる。走行順に気を使っていて競わせるのでおもしろい。
 北愛国サービスエリア
 Rallyを戦った後のPitエリアで次のラリーを支えるために修復する姿がみえる。WRCを戦っているドライバーからもサインがもらえるかも。

 新千歳までは自力で行くことになっているが、いきなりチケットをもらうのに並んでいる。。。この列に加わるのかと思ったけど、別の列だった。取りあえずJALで出発。マイレージがためられるかと思ったら、このチケットではだめと言われてしまった。無線LANも実験段階が終わってしまったので、接続できなかった。国内はハードルが高いのかな?

 新千歳空港から、夕張、十勝峠経由で一路帯広へ。。。。フリーで行こうと思ったけど、SSの現地に行くのにシャトルバスでしか行けないということが分かったので、ツアーにした。これなら、移動も楽チンだ。夕張ではメロンと、石炭ラーメンを食す。。。。やっぱり、北海道はラーメン美味しいです。。。メロンもね。

 地平線見えるよと言っていたけど、本当に雄大だね。今度ゆっくり個人で行ってみたいね。。。。

 まずは、セレモニアルRunを見るために、帯広駅前へ急ぐ。帯広の駅に着くと、近所にGarageMINI帯広店を発見。結構駅前の道にあるだねと思った。時間があれば寄ってみたかったけど。。。。

 まず、これからの情報を得るために帯広駅前にあるオビヒロ・プラザへいって必要な資料を手に入れた。Ofiicial Programをゲットしてこれからのリエゾン区間や見所を確認できる。Official Programもいいけど支援委員会の出しているプログラムが凄く参考になったコンパクトにまとまっていて、欲しい用件が簡潔に乗っている。

 HQは、Officialグッツの他にチケットや公式情報が載っているのでまず最初に確認に行った方がいいだろう。

 その後、セレモリアルRunの会場へ行った。ここをRallyカーが練り歩いて行くのは壮観だ。

 近所の広場では昔のRallyカーが展示されている。セリカのグループBカーなんか展示されていてすばらしい。結構いろいろなグッツが売っていた。今回思ったのはグッツを売っている店で全部扱っている物が同じではないということだ。後で買えばいいやと思ったけど、そこでしか売っていないと言う物があったりして、気に入っていたら、即買いしていたほうが悔やまずに済む。また、ここで飯を食べることも出来る。


 今日の飯は豚丼。十勝地方の飯は豚丼だそうで、飯屋に行くと基本メニューとして豚丼があるそうな。郵便局でおみあげを発送したときにここがお勧めと教えてもらった。帯広駅前のレンタカー屋の前にある。

 4つのランクがあり、梅がお勧めだと郵便局の人がいっていた。店長も梅さんだそうで、美味だ。。。。

セレモリアルRun
 腹ごしらえも終わったのでいよいよ、セレモリアルRunの鑑賞を行った。この壇上に車を乗せて紹介を行いながらスタートしていく。

 Rallyがいいのは、みんながんばれと言うところかな?ドライバーも空ぶかしで答えたり、手を振ったり、箱乗りを始めたりして見ていて楽しい。下は、三菱のガリさんだけど、最初は大人しく走ったけど、私の周りは三菱の旗がいっぱいで、急に箱乗りを始めたのはびっくりした。こいつは良いやつだ!最近は速くなってきたしね。

 タッチをして練り歩いて行く人もあったね。この人とは握手をさせてもらった。三日間かんばって欲しいね。

 目立っていたノルウェーSubaruの人たち。歌を歌いながらいろいろな所で出没していた。

 本家箱乗り野郎のペターの風景は動画で取ってある。ハリウットのあだ名があることから派手好きだ。やっぱり人気あるよね。セレモリアルRunはなかなか感慨深いなあ、これからの三日間かんばってほしいね。下は今回見に行くチケットである、SS4のシピリカキム、陸別サーキット&林道、札内のスーパーSSと北愛国サービスパークである。この4カ所をバスで移動しながら見に行く。


林道コース
 9/30日のSS4のシピリカキムは足寄の先にある。駅の道の駅がベースキャンプになっていていっぱいの人たちはここから、シャトルバスが出ている。

 SS4は、林道の入口を利用した直角コーナーからなだらかな丘陵地帯を疾走する姿を鑑賞できる林道コース。人気エリアらしく、良い場所は取られてしまっていたので、丘陵地帯を見学することにした。ノルウェーSubaruの人たちが早速来ていた。なかなか、楽しい連中だ。

 はっきり言ってWRカー速い。デジカメでは反応速度が遅くって使い物にならなかった。シュコダが比較的取りやすかったけどね。そんな中で取れたのは、三菱WRカーであるけど、かっこいいよね。ここに動画もおいておこう。

 アトキンソンも撮れていた。昨年に北海道ラリーを走っていたので、よく分かっているらしく調子が良かったね。一回でも経験があると速いと言うことは、来年は期待出来ると言うことかな?最終でも4位だったので、上々の結果ではないかな?

 WRカーがいなくなると帰る人がいるので、クランク部分を見たきた。JWRCのスイフトが走っていたけど、高回転型のいい音を出していたね。スピードもWRカーに迫る物もあったね。

 雄大な北海道の自然を感じながらのRally観戦は良いもんだ。

 このクランクは難しいのかお釣りをもらっている人もかなりいたね。かなりスリリングでSS4はお勧めだ。

 来たよ、ノルウェーSubaru。。。。シトロエンの旗にはぶせて嫌がらせをしていたね。

 観戦が終わったけど、足寄って松山千春の実家があるらしい。千春の家を見学してしまった。

 この巨大な看板が目印だそうだ。ちょっと入り組んでいてわかりにくいかな?

陸別サーキット&林道
 ここは、小サーキットと林道の組み合わせで作られていて、コンパクトにSSが楽しめるので、絶対に見に行った方が良い。ウォータースプラッシュが有りの高速コーナーを楽しめたり、レーストラックの走りが楽しめたり、いろいろ楽しいところだ。ここは一日楽しんでも良いよね。

 ここは、陸別サーキット部分で、Rallyカーのコーナーリングが楽しめる。結構大きなところで、全体を撮ることが出来なかったよ。

 実はここの売店で出ていた物が結構良かった。あとで、札内や愛国で買えばいいやと思ったけど、ここでしか売っていない物があったので買えない物があって残念だったなあ。この売店の先から、各見所のポイントへ行ってくれるバスがでて林道区間を楽しめる。今回は本数が少なかったので歩いたけどね。

A地点はスタート部分である。00カーがスタンバイしていたね。

 00カーはレーススピードで走って問題がないのかチェックする役割があって、結構速い。これと、0カーのOKが出ていよいよ、RallyのSSがスタートするそうな。
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 A地点からB地点に向かう林道を歩いていく。結構良い感じでしょう。ERAで走ってみたいね。

 ここが、陸別のウォータースプラッシュ。水たまりがあって、その中をRallyカーが走って大きな水しぶきを楽しむのである。案内ではA地点とB地点の中間という感じだけど、B地点にあるだね。これから、シュコダがつっこもうとしている瞬間である。ほんとに格好いい。

 ウォータースプラッシュの前は見通しを良くしてある。WRカーは結構減速していたかな?これから、グロンフォルムが突入しようとしている。

 水しぶきをあげて、Rallyカーが抜けていく。本当にかっこいいでしょう。

やっぱり、動画を見てみたいでしょう。こんな感じでつっこんでいく。この後、90度コーナーがあって、これから急勾配をRallyカーが登っていく。ここはいい場所で本当に楽しめるよお勧めのB地点である。

 どのポイントも解説の人がいて、いま誰が走っているとか、順位などのレポートをしてくれる。SSにいながらにして全体の流れも理解出来るようになっている。

 次にC地点に向かった。ここは、直線から高速コーナーの突っ込みが見えるのでここはRallyの本質が見えて良い場所かなと感じた。

 JWRCのスイフトは速くて、撮影チャンスを逃したけど、ここは本当に豪快に走りを楽しめる。
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 ランサーも速いよね。今回のデジカメは、高性能のやつが修理に出ていて、サービスからの借り物で、シッターが間に合わないだよなあ。

 でも、ここの観戦は体力がいる。本当に山の上り下りが多い。。。。

ここはD地点である。比較的コーナーが続いているので低速であるけど、車を振り回して、なかなか面白いシーンを見ることが出来る。

もちろん、ここの部分の動画はこれ。
 最後はF地点の陸別サーキット。この辺は最後のクラスなんで、ダイハツのストーリアとか、スターレットなんかでてたね。小型車クラスだとプライベートではダイハツが結構出ているのは、おもしろい。スイフトと同じように戦えばいいのにね。

 この辺は地元チームの走りである。

 アップダウンがあって豪快だよね。来年はここでWRカーの走りを見学したいね。こんな感じで走っている。

札内スーパーSS
 河川敷に作ったスーパーSSであり、2台同時に走らせてスピードを競うなかなか面白いSSである。スタート順位がなかなか面白く感心してしまった。ここは、スタンド観戦である。

 これがSSの全景であるが、かなり大きなサーキットである。

 最初はバギーレースのデモ走行をやっていたけど、カウンター当てながら楽しそうに走っていたなあ。これは、陸別サーキットでも走っていた。

 それから、往年のラリーカーが走っていた。これは、三菱のコルトである。結構様になっていたね。

 これはフェアレディZである。これ以外にもFord RS,ランチャストラトス、メトロ6R4なんかも走っていて懐かしかったなあ。

 いよいよ、Oカーと、InformationカーがスタートしてスーパーSSがスタート。

これは、動画で見た方が面白いので、動画主体としよう。まずは、
InfoカーVS 0カーの戦い。
この時点で2位と3位の争いだったマーカスVSローブの戦い
JWRCの戦い、ウィルクス VSアンダーソンの戦い。これはアンダーソンがぶつけてしまったね。
見ればわかるけど面白いでしょう。これもRallyなんだよね。帰るときにちょうどアンダーソンの車が出されていた。あしたのSSに向けて直すんだそうだ。


北愛国サービスパーク
 いよいよ、最終日はサービスパークへ行って来た。ここは、SSが終わった後に整備をするエリアである。

 ここが、最終日の結果によって決まる表彰台。これは、北愛国サービスパークで行われる。

 ここの売り場は最大であるけど、結構欲しいという物が無かったりして、がっかりなんだよな。最終日にいったから売れてしまったのかなあ?

 ぶつけてしまったRallyカーを修復しようとがんばっている。ここまで曲がっても修正していくだだよなあ。わたしのデトミニを直せる者はいないのか?

 ペーターに応援メッセージを書けば景品をくれるというので、しっかりもらってきた。私は、”AIM FOR THE TOP ぺたー”と書いておいた。

 プジョーのブースでは、GBでなくなったマイケルパークを追悼するコーナーがあった。やっぱり、命がけで戦っていると言うことなんだよね。安全の帰ってきて欲しいと思った。

 もちろん、サービスの風景を見てきた。本当にテキパキと素早い整備をするよなあと感心した。見ていて飽きないよね。

 やっぱり、Skodaを撮っておきたかった。右側はSkoda何だけど。。。。

 何度左サイドは、シュコダとカタカナで書かれていたのを見たときはみんな受けたね。でも、セレモリアルRunの時に、ダの濁点が3つだったのはご愛敬だよね。でも、しっかり直っていたね。この車は日本では出ていないけど、コンパクトでいい感じだけどね。

 ドライバーはフランクな人がいっぱいで、暇なときはサインをもらえる。私はFordのロマン クレスタさんからサインをもらった。本当にありがとうございます。この前のガリとの5位争いでナイスなコメントだしていて、良いやつだなと思ったね。今後かんばってほしい。

 RallyJAPANを体験したけど、いままでのレースとはちょっと違った楽しみ方があることを分かっていただけかな?まあ、スタンドやピットにいってレースを見るのも楽しいけど、ラリーがこんなに見て面白いんだと思っていなかった。あと、レースだけではなく、SSに移動するリエゾン区間でRallyカーにすれ違うこともあるのも楽しみだね。ローブとか日記で乗せたマーカスなんかも公道を走ってSSに向かう姿が見えたりするだよなあ。普通の道にレーシングカーが走っている姿って想像できる?

 終わって、千歳に戻ったけど、やっぱりラーメンを食った。最近は下火だとの話しはあるけど、やっぱりサッポロラーメンは美味しいよ。

 やっぱり、みそラーメンだよね。甘味噌でコクがあってよかったね。美味しかった。

 それ以外に楽しんだのはやっぱり、ビール。。。。十勝ビールを楽しんだ。プロジェクトXでワインが取り上げられていたから、そっちを探したけど見つからなかった。でも、雰囲気が良くって楽しかった。

 もちろん自分のおみあげは、十勝ビール2L。。。。冷えているので、来週でもたのしみましょう!

 本当に面白かったね。来年も行きたいなあ。

以上