aiwa CDC-MP3 Car CD-MP3 player


11月12日

 今回は、MemorexのCD-RWに5回分追記で書込みを行って試してみた。下は5回目の追記でDR5を追加した時の状況である。前回は65曲と、66曲も入れていたため、ほんとに正しく認識できているか判別が非常に分かりにくかっため変えてみた。DR1〜DR4までは3曲ずつ、DR5には4曲の合計16曲を焼いてみた。今回はノントラブルで、追記CD-RWメディアを演奏してくれた。

このフレーヤは下記の操作で、曲の変更ができる。下記はMP3モードの時の設定であるが、FWD、RWDで1曲ずつ曲を変更でき、Track Changeによって、ディレクトリ変更が行える。これは、一気にDR1,DR2,DR3,,と変更できることを示している。,,

これがFWD、RWDを押した時の表示である。ハンドルに取付けるリモコンも同様に機能が備わっているが、FWDとTRACK CHANGEが同一SWで押し続ければTrack Changeとなる。表示は左側がディレクトリの位置(001=DR1)示しており、007は移動曲数を表している。ここで、トータル曲数が正しくないのではないかと前回勘違してしまった。FWDを連続で押しているととりあえず曲のカウンタがあがっていく。押し終わってから正しいディレクトリに変換されるので、トータル曲数を見誤りやすかった。5回のマルチセッションで追記したが、すべての曲を演奏してくれた。しかし、これはちょっとわかりにくい気がする。001-001の曲をかけたときに、FWDを3回押すといったん001−004mとなるがすぐに再変換されて002−001mとなるのであるが、PhilipsのEXP103のように絶対位置の表示で出てくる方が単純でわかりやすい思う。今から何曲目先というのが分かるがいいのかもしれないが、ちょっと直感的でないと思う。なお、512ディレクトリ、512曲まで対応しているそうである。トータル65536曲ではないことに注意がいる。

こいつは結構多彩な表示をしてくれるので、英文字でFileを作ってあると結構便利であると思う。ID3対応であるので、結構な情報が得られる。DISPを押すことで、表示が切り替えられる。まずはオーソドックスは経過時間表示。

さらにDISPを押すと、Track番号と、Filenameがスクロール表示してくれる。

表示は一度に10文字なので、長いので全部表示しきれずスクロール表示である。この曲の場合には、”(ALI−PROJECT)Labyrinth.MP3”である。

またさらに押すと、ID3 V1.Xの準拠したデータなら曲名が表示される。残念ながらSIフィールドに対応していないので、30文字までとなる。

また押すと、今度はアーチスト名が表示される。

さらに押すとディレクトリ名が表示される。今回は実験のため、”DR1"なんて味気ない表示をしているが、ちゃんとした名前を入れるとかなりいい感じになると思う。実際に運用してみて、10文字でも文字が出るのと出ないのでは大きな違いがあるのだなと感心した。

見てのとおり、10文字と情報量としては少なめであるが、その分文字が大きく見やすい。スクロールの具合も適切と思うので、結構視認性がいいと思う。やっぱり餅屋は餅屋なのかなと思う。PhilupsのEXP103が$199であるが、こいつ(CDC-MP3)は$250である。車で使うならとっちを選ぶと言われれば間違えなくこっちを選ぶだろうな。まあ、最初に音が出るのに30秒かかるのはちょっといただけないけど、かなり使い勝手も慣れてきてかなりいいものなんだなと再認識された。

10月31日
 いままで使っていたカーステのフロントスピーカが鳴らなくったため、新しいの欲しいなと思っていた。6月くらいに注文していたが、注文していたことを忘れていたがやっと先週の金曜日に来た。先月、これはBestBuyで少量販売されたが、そのときには送られてこなかった。もしやだまされたか?と思ったが、通販店の謝罪のメールが来て一安心していたが、他より$50も安かったためaiwaから意地悪をされたようである。
 今回の品はAIWA製のCDC−MP3で、私はTAX込みで$260くらいと、車側の追加ハーネス$15で組み上げられた。下の構成でくる。本体、Frontパネル、ハンドルリモコン、取り付け金具、カーステ側のハーネスなどである。

 本体は、操作部が分離できるタイプで、普段は使わないときはFrontパネルを外して、盗難から防げるようになっている。それと驚いたのが、UNIT部の真中下部にLEDがあって点滅するからなんだろうと思っていたが、セキュリティAlarmに見せかけるダミーライトだった。治安の悪いところでは、カーアラームは必須であるアメリカの暗部を見せるものであるが、アラームが入っているものは狙われにくいという泥棒よけの機能である。それと、分離タイプなので、FrontパネルにCDの挿入口がなく表示部の文字が結構大きい。ちょっと大きすぎて下品かなと思わなくもない。それと、フロントパネルを見るとかなりちかちか光って、ちょっと派手すぎる。私としては昔のPanasonicのようなシックな印象のプレーヤが好きなので、ちょっとたまげてしまった。

 それと面白いと思ったのが、ハンドルに括りつけられるリモコンである。Volumeと早送り、巻き戻し、入力切替(AM,FM,DISC、外部入力)などができる。初めはバンドの部分が気になるかなと思ったが、2,3日運転するときにならなくなった。Volumeや早送りが目線をずらさなくて良いために、かなり気に入ってしまった。

 意外に知られていないのでカーステのセットアップは難しいと思われがちであるが今はそんなに難しくないのはないかと思う。その車のサービスマニュアル(ディーラーに頼めば購入できる)があるとかなり理解が進むが、なくても調べれば結構簡単にフロントパネルは外れるし、ロックも下に示すようなねじ止めである。

 ハーネスも各社用のキットがリリースされているから、マニュアルを見ながら配線していけばいい。最近は機能が規定されているようで、同じカラーのケーブルをつければ大体問題なく配線できる。私の場合には、リアは別アンプになっていたので、アンテナ端子を使って、リアアンプの電源ONのシグナルを追加する必要があったが比較的簡単な作業であった。これで、インストール代として、$50〜$70も払うのは馬鹿らしい。

 追加で買った車側のハーネス。そんなに高いものではなく。$15である。それと、本体についていたハーネスを接続すればいい、私の場合は色を合わせばよかった。しかしマニュアルと十分調べて、機能を調査する要があるが。。。


このハーネスとアンテナを接続すれば問題なく動作できる。日曜大工で2〜3時間ほどで作業できる。

下記がセットアップが完了したところである。こいつが気に入って理由の一つが、フロントにAUX入力端子があることで、簡単にMP−TRIPやHDD MP3プレーヤを接続できることである。カーアダプタ経由だと相当音質が低下するので、この形式が一番好きである。

さて、マニュアルにどこまで再生できるのか記載がなかったため、調べてみた。今回も曲のデータには谷山浩子のカントリーガールを使ってみた。今回は、下記のビットレートとサンプリングレートを試してみた。エンコーダーは、午後のコーダとM3Eを利用している。
000-GOGO-64-128V-CG.mp3 3,933,137 00-07-22 9:13
001-GOGO-128-320V-CG.mp3 8,769,163 00-07-22 9:16
002-GOGO-192-CG.mp3 5,940,040 00-09-18 22:44
003-GOGO-224-CG.mp3 6,930,186 00-09-18 22:39
004-GOGO-256-CG.mp3 7,920,331 00-07-22 9:11
005-GOGO-320-CG.mp3 9,900,537 00-07-22 9:10
010-M3E-192-CG.mp3 5,941,794 00-09-18 22:48
011-M3E-224-CG.mp3 6,932,252 00-09-18 22:46
012-M3E-256-CG.mp3 7,922,712 00-07-22 9:26
013-M3E-320J-CG.mp3 9,903,545 00-07-22 9:19
014-M3E-128LV4(204kbbs)-CG.mp3 6,226,986 00-09-18 22:50
015-M3E-128LV5(250kbbps)-CG.mp3 7,715,310 00-09-18 22:49
100-Elha_OP2-48K.mp3 4,305,152 99-03-01 4:01
200-Feeling Heart(Shiho Ver)32K.mp3 2,083,700 00-01-05 20:05
300-For The Moons Prayer-22K.mp3 2,000,219 00-03-02 11:45
 結果としてPhiilpsのEXP103と同じですべて曲で音とび、再生ノイズもなく再生した。VBRに関しても問題ない。ビットレートも128Kbbs〜320Kbbsでも問題がなかった。サンプリングレートも22K,32K,44.1K,48Kでも特に問題なく再生出来た。Philipsといい、AIWAといいやっぱりメーカー製に一日の長があるのかな。この辺は満足である。

 認識であるが、CDC−MP3はマルチセッション焼きこみに対応している。700MB CD-Rはまだ未調査である。ただし、マルチセッション時に認識トータル曲数は2曲少なかっため、現在調査中である。調査はPhilipsと同じ形式のCDで試してみた。Secction1として、CDROM15というディレトリに65曲やいてみる。

次に、Section2として、CDROM16として、追加の66曲のデータを追加で焼いてみる。すでに220MBくらいは使われていることは、ボーグラフをみれば分ると思う。
するとトータル129曲として認識された。認識時間は若干遅め、イグニッションをONにしてからなるまで、30秒近くかかっている。Philipsもそうであるが、マルチに対応すると遅くなるのかな?シークはそれほど遅いと感じない。
 動作操作性であるがそんなに悪くないのであるが、直感的な動きでないのでちょっと嫌いである。まあ、マニュアルを見ながら操作すれば出来ないことはないのであるから、マニュアルを読めばいいのであるが、動きが予測できないのであまり好きではない。なんで、最初のセッティングからDEMOモードがONになって、見たい情報が取れなくなってしまうのか理解に苦しむ。(まあ、スペシャルなオペレーションを1回やればいいので、次回からは関係ないのであるが、最初は動きが理解できなかった。)
 一般的な操作性であるが、MP3でもトラック渡り、秒送り、ディレクトリ管理などの機能があるので、合格点が挙げられる。またID3 V1.X対応であるので、TAGをいれれば英文字で表示してくれるし、ディレクトリも表示できるので検索は楽である。しかし、TAGがRIFFに対応していないので、32文字?くらいで切れてしまうのが残念。結構長いタイトルをつけると曲名が切れてしなうので何でなんだろうと思っていたが、RIFF、V2.0に対応していないからのようだ。もちろん漢字は表示できない。 また、Resume機能はついているので、エンジンを切った曲から再起動をかけると、その曲が鳴ってくれるのは便利である。まだ、Ramdomのチェックはしていないので、後日使い込んだら、レポートする予定である。

 さて音質であるが、そんなに悪くない。前のPanasonicカーステは、無音時にホワイトノイズが載っていたのでなおさら良く感じる。まあ、$300クラスのプレーヤ並にはなっていると思う。私の車はトラックのなので、エンジン音はうるさいし、他のノイズも大きめなので、丁度いいのではないかと思う。まあ、音質追求するなら、PhilipsのMP3-CD Playerをつかって静かなところで、ペットフォンで聞くのがいいのであるが、ドライブのお供には丁度いい音質かもしれない。それと、これが面白いのは、DSAAという、運転席側が右か左で、丁度センタになるような、音量コントロール機能があるのは、ちょっと便利である。普段は、自分ひとりしか乗らないので左ハンドルがわにしておいて丁度いい左右の音量に自動設定をし、お客さんが来たときに均等に再生するようにできるのである。これはちょっと便利だとおもってしまった。それと、アメリカ人の好みのせいかも知れないが、H-BASS機能はちょっと効きすぎるような気がする。適度な重低音は好きなのであるが過度な低音は下品で好きではない。H-BASSは1〜3、OFFがあり、1でもかかりすぎのような気がするので、OFFにして、ラウドネスとトーンコンロトールで設定して方が好きな音が得られるのではないかと思う。

 こっちでも、KenwoodのZ919は買えるのであるが、$700台と非常に高価である。また人気が高いため、値段もおちていない。当初は、AIWAってカーステ作っていたんだと驚いていたが、やっぱり音響メーカなのかなと思う。再生の安定性、ビットレートの広さ、音質をとっても、$250としては十分過ぎる性能を持っていると思う。日本で運用する場合にはFMの周波数帯がちがうため、そのまま利用できないが他人への自慢アイテムとしても十分なものであると思う。最悪、AUX端子にFMラジオをさせばいいし。また、AUX端子があるので、今後リリースされるMP3プレーヤに対応できこともうれしい。なんで、カーステ外部入力がフロントに出ていないのだろうと思うことが多いのであるが、これはいいアイディアであると思う。

 買い方であるが、一般店ならBest Buyで買えるけど$299である。下記URLの店なら、$249なので、結構お得である。送料もそんなく高くなくTAX込みで$260台だった。まあ、FMの周波数帯が違うから、無理して買う必要がないかもしれないが、もし帰国することになれば、もう一台買っておきたいなと思っている。なお、下記の店が日本へ発送してくれるかは覚えていない。
http://www.national-electronics.com/

以上