ミニサーキットフェスティバルのあとに、高湯温泉のユースホテルATOMAと裏磐梯を楽しんできた。


8月08日2010年
 福島のエビスサーキットは家からは300km以上あるせっかく来たのだから、近所の観光をしたいと思って毎年どこかに行っている。今回は塩を取れるっていう熱塩温泉に泊まろうかと思ってけど、宿が取れなかった。どうせなら裏磐梯を見てみたいと思っていたので、コースを考えると磐梯吾妻スカイラインがある。磐梯吾妻スカイラインは日本の道路100選に選れた風光明媚な道で高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至る全長28.7kmの道で走ってみたいと思っていたところだ。しかし、夜に走っても面白くないし、どこかに泊らなくてはならないが、貧しい身の上なので、宿代を浮かしたかったので、ユースホテルのATOMAに泊まることにした。エビスサーキットからATOMAまでは、1時間ほどかかり帰還コースを調べていたら、地図に興味深い場所を見つけた。当日は、灼熱と言うほど、暑くまいっていた!涼しい物が食べたいと思っていたら、流しそうめん食べ放題の吾妻庵を見つけたので、行くことにした。ただし、ここは5PMに終わってしまうので注意が必要だ。

 山湯温泉を経由して、30分ほどで到着。結構辺鄙な所にあるにもかかわらず、近いと言う印象は最初は釣り堀屋さんかと思ったら、牛タンBBQやますの塩焼き、流しそうめんを出すようだ。お子様のフィールドワークにぱっちりのところだった。でも、絶不調のデトミニに手を焼きながらのドライブはかなり気を使ったけどねえ。

 カウンターで最初に欲しい物を頼むスタイルのようだ。隣で、ますをガシガシ焼いている。ふと見るとお肉も焼いているので、流しそうめんと、串焼きを頼んだ。ここは目の前に滝があり、その気化熱をアーチで囲っているので、大変涼しい。外が36度でも、アーチの中は26度だそうだ。この素晴らしい環境の中でそうめんが食べられるのは素晴らしい。

 上のマジックミラーから、飢えた客を探して、そうめんのディスパッチを行っているようだ。最初は、大人しかったので、おめぽんさんに物足りないねえと言ったら、おめぽんさんが鏡に向けてアピールをしたら、怒濤のそうめん流しになってしまった。下は最初の頃で、優雅に写真を撮りながら食べていたが、その後は地獄が待っていた。。。。

 あのアーチがポイント。あの下は凄く涼しく過ごしやすい。

 つゆも追加できて、串焼きも美味しかった。流れも適切でよく考えられいるなあと思った。流しそうめんだと、桶でくるくる回すだけかと思ったけど、本格的なそうめんは面白く美味しかった。

 このころは、怒濤のそうめん流しの終盤で、お腹がいっぱいの状態だった。ここは譲り合いの精神でしょう。左側に座った方が右利きの人は取りやすそうだった。
 
 そうめんでお腹いっぱいになった後でさっぱりしたいと思った。熱塩温泉がだめだったときに、ここかATOMAに泊まるか迷っただけど、湯治場らしいので去年のトラウマがあり、また病人ばっかりの所だと困るなあと思ったので泊まるのは辞めたけど、温泉は入ってみたいと思ったので微温湯温泉に向かった。行く道は、すれ違い難しい細い道を結構走っていくと、300年の歴史がある宿だそうだ。明治、大正、昭和の建物が建っているそうだ。

 茅葺きの宿もあり、かなり風情がよく泊まれば良かったかなあと思ったねえ。だた、ここからだとアクセスが悪いだよねえ。

 受付、500円を払って、入れる。微温湯温泉なので、温度は32度だそうだ。源泉の32度と、沸かし湯の温かい温泉の二つがある、メタホウ酸をたくさん含んで目に対する効能が高い湯であるそうだ。ぬるいけどゆっくり入れるので、さっぱりできて、フリー走行の疲れも取れてさっぱりできた。ここの温泉は結構素晴らしい。気に入った。

 微温湯から30分ほどで、ダート道を走りながらATOMAに到着した。ダートは轍が合ったりするので、気を付けないと下を打つので注意しないとねえ。私は排気温センサーを当ててしまって、壊れてしまった。ATOMAは小高いところにあり、ここを登って止めるのかとちょっとブルーになりながら駐車した。

 受付を済ませなくてはならないけど、ユースホテルって会員にならなてもゲストで止まれるだねえ。5回止まると自動的に会員になれるそうだ。

 意外に大きな宿で、ホタル狩り、天体観測、新酒試飲会などのイベントもあり、ユースホテルのホスタビリティーも良いなあと思ったねえ。6500円払って止まることに。

 バイカー3人の先約有り、我々はロフトで寝ることに。シーツや、布団カバーは自分たちで処理するのはお約束だよねえ。

 まだ、食事には時間があるとのことなので、7kmほど離れた、高湯温泉を堪能することにした。高濃度の硫黄泉で、酸性-含硫黄-アルミニウム・カルシウム-硫酸塩泉(硫化水素型)であるため、内湯にすると死ぬかもしれないので、露天風呂しかない温泉である。

 公衆浴場のあったか湯に行った。60m先に源泉があり、硫化水素のガス濃度が高いとしまってしまう温泉だそうで、かなり効能が期待でできる。

 250円と安い料金で入れるのも魅力だ。販売機に貴金属を着けると変色するよと脅しがあるけど、鍵をみると全部真っ黒なんで、本当に濃度の良い温泉なんだろうなあ。当日は酷い日焼けだったけど、特に痛みもなくなったし、その後も酷くなかったのでやっぱり効能の良い温泉に入って良かったなあと思ったなあ。

 高湯温泉を堪能したあとに食事の時間になった。鳥しゃぶと、イワナの焼き物が出てきて6500円の宿代とも思えないほどいっぱい出てきて驚きだった。その前に、そうめん食べ過ぎていたのが残念だった。

 あと桃が美味しかった。福島は桃が名産なんだそうだ。甘く堅い桃が大好きなので、買って帰りたいと思っていた。

 もちろん、朝食も付いてくる。意外に分量があり、結構お腹がいっぱいになってしまった。

 福島は、ももっていうけど、どこで売っているのか分からなかった。ATOMAの道を下っていくとももの直売所があったけど、ATOMAが買ったお店はまだ開いていなかったので、その先のみちのく観光果樹園で購入した。もぎたてならば、硬いそうである。ぶよぶよの桃は嫌いだったので、やっぱり直接買えるのはいい。今度山梨にいって、買ってこようと思ったねえ。

 また、道を登っていって、磐梯吾妻スカイラインに向かっていく。地獄谷みたいなところがあるだと思うとちょっとわくわくするねえ。止まるな注意の看板があったりする。

 かなり、絶景の場所があり、この中をドライブするのは気持ちが良い。デトミニが完調で気を使いながら運転しなくて良いならどんなに良かったことか。。。。

 最初の見所は、つばくろ谷だそうだ。2000年に旧不動沢橋掛け替えでlここが観光スポットになった。

 丁度、旧橋の部分が駐車場になっており、写真を撮るには良い場所だねえ。午後の方が、逆光にならないだろうなあ。。。。

 その後天狗の庭に到着。森からむけて、吾妻連峰が見渡せる場所だそうだ。

 その後、メインの浄土平に到着。ここは、20分ほどで吾妻小富士が登れる。観光有料道路のセット券を買っておくと、ビジターセンタでクリアファイルをもらった。ここから、一切経山の登山のベースキャンプのようだねえ。一切経山の方は、良い写真が撮れるみたいだけど、今回はパスした。

 この先の吾妻小富士を登っていく。

 大した距離ではなくお手軽に火口が見える。山頂までは、10分ほど。

 対岸の一切経山は活火山なので煙りを吹いている。下の火口も見えるけど流石に行くことはできない。

 ERAターボとデトミニが大人しく止まっている。。。。

 登ったので売店でサイダーを購入した。最近地域サイダーがはやっているって話だけど、いろいろなサイダーがでているだねえ。

 磐梯吾妻スカイラインの走りもかなり楽しいワインディングだ。やっぱり、完調なときに思いっきり走ってみたいなあと思ったねえ。

 ここは、双竜の辻でおおきなカーブがあり、安達太良山や磐梯山を見ることが出来る。

 ここは、吾妻連峰が間近にみえるところ。綺麗な小山がいっぱいあって綺麗なところだ。

 桧原湖、小野川湖、秋元湖が一度に見える三湖パラダイスが見えるけど、やっぱり近所で秋元湖を見た方がいいと思った。

 確かに、見えるけど、各々は小さいだよねえ。やっぱり、湖岸に降りた方が楽しい。

 磐梯吾妻スカイラインを抜けて、磐梯吾妻レークラインに向かう。13.1kmのみちで、秋元湖と小野川湖を通っていく。秋元湖の湖岸に止められたけど、ここは綺麗だったねえ。

 ここが裏磐梯だそうだ。そのまま進むと、中津川渓谷にでる。

 20分ほど、下っていくと中津川渓谷に出る。水浴びすると気持ちよさそうであるけど、結構流れが速かった。

 ここも涼しくてなかなかぼけっとするのはいい。

 その後、磐梯山噴火記念館に向かう。磐梯山は、130年程前に、水蒸気爆発で小磐梯が山体崩壊を起こして崩れてしまって、今の裏磐梯が出来たそうで、行ってみたい所だった。

 当時の映像や噴火の様子、観測態勢などを紹介している。上の展望台から、山体崩壊した磐梯山を見ることが出来るようになっている。

 ここから見た方が、全体像を見ることが出来るねえ。爆裂火口がまだぽっかり口を開けている。

 磐梯山ゴールドラインの黄金平から、爆裂火口が間近に見えるってことで行ってきたけど、木が茂っていていまいちだったのはちょっとがっかりした。

 あの荒涼したところが、爆裂火口らしい。もっと凄いのかと思った。

 その後、喜多方へ向かうため、道の駅裏磐梯へ向かった。ここで買いたかったのは、会津山塩。もともとTVで、温泉から取った塩があるってやっていて欲しいなあと思っていた。この元の温泉に行ってみたいと思っていた。でも、道の駅では売り切れだった。

 仕方ないので、山塩を使ったソフトクリームを購入した。ほんのり塩辛いソフトで疲れが癒せた。

 もう、心は、喜多方の坂内食堂に行っていたけど、459線を走っていたら、山塩を作っているところを見つけた。譲ってもらうと思ったら、大人気で生産が追いつかなくて、ないだそうだ。道の駅以外に売っているところはないか聞いてみたら、この先の鈴木商店で扱っているとのこと。

 こんな感じで煮つめている田と思うと、欲しくなるようねえ。鈴木商店は、大塩裏磐梯温泉の先にあるようだった。

良い値段するなあと思ったけど、ゴミを手作業で取り除いているだそうで、お試しで味見させてもらったけど、塩見は強くないけど芳醇な味で良い感じで買って帰った。

 昼飯は、喜多方の坂内食堂の肉そばにしようと思っていた。結構並んでいたけど、流れが良いので30分ほどでありつけた。

 カウンターで注文を受けつている。結局大盛りネギチャーシューにした。肉そばにネギをプラスした物だ。透明感のスープだけど、塩見が効いていて美味しかった。おみあげもあるので、買ってしまった。

 お肉が多いのもポイントだ。弁慶の溶けるようなチャーシューもいいけど、ガッツリ食べられるものいいねえ。調布にもあるらしいので、今度行ってみるかな?

 おみあげは調理水まである本格派だ。これで、坂内を再現できるのかなと思ったけど。。。。。

 なんか醤油が濃くて透明感が無いなあ。。。。でも、まあ美味しくて雰囲気はあるけどねえ。

 満腹になったのでいよいよ帰路になるけど、会津と言えばソースカツなので、通り道の十文字屋によることにした。そうしたら、ちょうど磐越西線のSLが丁度通っていた。C58で凄いのかとおもったけど、客車が3両ほどでちょっとがっかりした。会社の鉄ちゃんがわざわざ見に行って話を聞いていたから凄いのかと思ったけど、これなら、秩父鉄道のC11でもいいではないかと思ったけどねえ。

 十文字屋さんへ到着。結構混んでいた。

 これが、噂の磐梯カツ。。。。。お腹が爆発してしまいます。。。。

 せっかく、那須方面に来ているので、日野屋さんで味噌を買って帰ろうと思った。

 店主がほろ酔い加減で、いろいろ食ってけと夏の調味料をいっぱいだしてくれて、それがまたうまいだよねえ。すべて大人の味なんだけど、今回は、麹のしょうゆ付けはヒットだねえ。これは美味しい。もちろん、味噌も買って帰った。

 結構、福島も見所いっぱいで、楽しいねえ。ミニ サーキットフェスティバルだけではなく観光もやっておきたい。今度は、塩の温泉に入りたいねえ。

以上