Sycamore (シカモア温泉)


 今回のThanks givingの休みの時に、中部Calforniaを回ってきた。一番の目的はアメリカの温泉を堪能する事である。こちらは、あまり温泉を楽しむということがないみたいであるが、何軒かの温泉がある。温泉の2種類あって、今回のSycamoreのように開発されたところと、本当にわき水みたいなところの2種類である。2月に連休があるらしく今度は後者の温泉へ行ってみよう。今回は結構よくばって、Santa Barbaraやデンマーク村のSolbank、ハート城、Santa Barbara近郊のワイナリーへ行って来た。
 今回も車であるが、405号線から、101号をずっと北上していく。2時間から2時間半ほどでSanta Barbaraへ到着する。101号線は海岸線を走るFreewayで空いていればかなり気持ちがいい道である。正確にはPCHが一番海岸よりであるらしいのだか。。。最初はピアへ向かった。こっちはおもだった海岸には、海に向かってつきだしたアメリカ版海の家が必ずある。台風がないからこんなことが出来るのであるが、Santa Barbaraのピアは歴史があるらしく結構風情があり中まで車が乗り入れられるようになっている。

ちょっと見えにくいかな?イルカのうしろがピアであるが橋がずーと海まで突き出ているのである。あの先の構造物は海の上に立っている。それとこのイルカは、姉妹都市提携している市から送られたもので、日本のどこかの都市とも結ばれていた。当時は覚えていたが、2ヶ月たつと忘れてしまう。モニュメントに説明があったので読んでみるといい。その後、Santa Barbaraの市内をみたが、スペイン風の建物があって開放間が漂って非常に良いところにおもった。今回は昔の裁判所跡へいった。ここには高い建物があって、無料でSanta Barbaraが見渡せるのである。


アーチの天井には壁画があり重厚な雰囲気をだしている。また、時計塔の上には展望台になっていて、Santa Barbaraの町が見渡せる。結構景観に気を配っているのか本当にいい雰囲気の町だった。それから、また1時間くらい北上すると、デンマーク村であるソルバンクへつく。急に風車があらわれて、ここはアメリカなのという感じさせてくれる町である。ここで、ちょっと遅い昼食を食べたが、辛子いりのソーセージと、酢キャベツがうまかった。酢キャベツは苦手と思っていかが、ソーセージと一緒に食べると格別である。ここで、Santa Barbara近郊のワイナリーマップをゲットした。帰りにワイナリーによる計画に変更したが、おみあげはここでゲットすると良い。


ちょうど、上の店でご飯をたべた。結構込んでいたけど、気さくなおばさんたちがサーブしてくれて、楽しかった。さらに2時間ほど北上して、Sycamoreへつく。このときは、5時から6時くらいについた。Sycamore Mineral springにとまったが、ここは露天風呂の他に、各部屋にジャグジーついているので裸で入れるのである。露天風呂は水着着用であるが、ジャグジーはその限りではない。今回は一泊$100ほどだった。

ベランダにジャグジーがあり準備しているところ、結構硫黄の臭いがして、温泉に来たという雰囲気にさせてくれる。また部屋の中に、シャワールームもあるので、こちらで体を洗える。

せっかく、温泉に来たのだから、露天風呂も楽しんでみた。ここは、泊まらなくても露天風呂だけでも楽しめるそうである。もちろん、宿泊していればただであるが、露天風呂だと行くばかりか払えば入れる。露天風呂といってもプライバシーは考慮されていて、いくつかのGrに分かれている。私は一人で入ったので一番小さいところを指定された。


一応水着着用であるが、囲われているので、いらないと言えばいらないかも、もちろん体を洗うなとのこと。でも、このとき、ビールに鳥唐揚げがあればどんなによかったか痛感した。自然の中の隠れ湯という感じで結構風情があり、日本人なら気に入ると思う。結構歴史があるが清掃されているので、不潔ではないので安心していいと思う。
 温泉を堪能した次の日にちょっと北上して、ハート城へいった。新聞王のハートさんが個人的につくったお城であるが、彼の没後に州へ寄付されて公開されるようになったのである。4つのツアーがあって、いろいろ見えるツアーから初心者ツアーまである。私は一番歩かなくていいツアー1を選んだ。アメリカはおもしろくて、階段が何段あるか事前に知らしてあるのである。

ここが入り口で、ここでチケットを購入して待つのである。15分おきにバスが出ていて、右の離れの建物へ上がって行くのである。ツアーは二人の説明員がついて、中を案内してくれる。


これが個人が作った物なのかただただ圧倒される物である。大理石のプールや教会を思わせるような応接間や食堂などを見せてくれる。

屋外の他に屋内のプールも別にあって、本当の金持ちが違うと言うことを思い知らしてくれる。アメリカンドリームは本当にあるのだなと思う。
このあと、Santa Barbara近郊のワイナリーによって、何本かワインとグラスを買ってかえった。Santa Barbaraの方がtemeculaより上品の様な気がする。temeculaのほうが近いのでこっちの方が良く行くのであるが、観光で行くならSanta Barbaraの方がいいと思う。追々お気に入りのtemeculaも紹介しよう。

あまり雑誌等では、中部Califoniaは紹介されていないが、結構見所が多かった。実は、Sycamore以外にも温泉が何軒か有り、梯子もできたのであるが、初めての場所だったのでそこまでの元気はなかった。次の機会は温泉に限って探検の旅にしたいなと思う。私自身は自然公園を見ると言うよりは、温泉を楽しんだり、ワナリーでうまいワインを発掘する事に喜びを感じるので、中部の旅は大変楽しかった。

以上