スピーカのエッジの修理


 前から直そうかなとずっと思っていたのがリアスピーカのエッジの補修である。昔のスピーカはエッジにウレタンを利用しているから、経年変化で崩壊してしまうのである。下のスピーカはERAのリアについているPhilipsの5.1/4インチスピーカーである。コーン紙の周りにあるエッジが無くっているのが分かりであろう。。。。トランク見ると丸いスポンジが最近良く落ちるなあと思っていたら、リアスピーカからエッジがぼろぼろ落ちていたのである。。。。。まあ良いかなと思ったけど、最近めっきりリアの音量も落ちしまっているし、低音が多い曲ではコーン紙の制御が出来ていないから、ノイズが出るようになってしまったのである。。。これはエッジ張替えだなと判断した。。。。でも日本のオーディオ関係ってものすごく高いだよねえ。張替えをやってくれるところもあるけど2万円を越える。。。。それなら新品が買えてしまうよね…でも、ERAはオリジナルを維持したいからあんまりスピーカーを交換したいとは思わなかった。ドレスアップも行っているけど、今のところ元に戻るようにしてあるのだよね。。。新しいの買うのは簡単だけど、やっぱり修理したいと思った。 

ということでDIYでできる、スピーカのエッジキッドをアメリカから購入した。ここは日本に直接送ってくれるし、非常に安く送料込み$25.95で、注文から1週間で届いた。

 Speaker Works Northwest

ERAに合うのは、”5 1/4 inch Kit -Angled Surrounds”だろうと思う。私は注文する時に、夜にスピーカーを確認しにいったので見えなくて、”5. 1/4A inch kit-Flat Surrounds”を頼んでしまった。まあ、こっちでも問題なく取り付けられたので、口径に気をつければなんかなるのではないかと思う。それで、来たキットが下記である。接着材、ハケ、エッジとマニュアルがついてくる。マニュアルは英語だけど分かりやすいと思う。

まず、やることは今までついていたエッジを剥ぎ取りことである。下はもう取ってあって、エッジを抑えている紙のフレームをカッターで剥ぎ取っているところである。あとで丁寧にはがすからとっととやってしまえばいい。

剥ぎ取って、フレームに付いていた今までエッジを剥がしたところ。これは綺麗にしたほうがいい。戻す時に段々になったら悲しい。

コーン紙についていたテープやエッジも剥がす剥がす!!! この辺は丁寧にやったほうがいいだろう。

フレーム側についているエッジも剥がすこと。どうせこの部分は新しいエッジがくるので、マイナスドライバーで削った。塗装がはげたけど影響は無いだろう。昔のエッジは徹底的に取ることがポイントであるようだ。私はこのくらいでやめた。

まずは、内側のコーン紙とエッジを付属の接着剤で貼り付ける。外側はまだやらないことがコツらしい。フレーム側は絶対につけないこと。位置調整のため、紙のフレームをはめておいた。中心がずれるのはちょっと困るからね。。。

一時間ほどほっとくと真中は透明になって固定されるから、今度はフレームとエッジを接着剤でとめること。これで、乾けば完成である。。。

左が、修理が終わったところで、右がこれからやろうと思っているところ、結構まともに修復できることがわかるであるう。まあ、接着剤が乾くのに時間がかかるけど、簡単に修理することが可能である。

だぶん、皆さんの車はこんな風になっているだろうなあ。私の取り出す前のスピーカーである。

修理したスピーカをはめたところ、エッジが復活していることがわかる。音量も戻ってきたし、低音がとく出るようになって音が明瞭になって非常に良くなったと思う。リアの方からあまり音がしないなあ、なんかノイズまじりになると思ったなら絶対にやったほうがいい。かなりの音質改善になるし、引続きオリジナルのスピーカが利用できるようになる。これはちょっと効果が大きかったので驚いた、

以上