EasyBuy2000 Soul


3月27日
 Blue SonicとEasybuyの機能拡張戦争は結構おもしろことになりそうだ。予告の通りSoulも28日に1.02Sの正式版を出すみたいだし、EasyBuyは1日早めてリリースしてきた。でも、なんでResume機能を外してきたのだろう?1.02SPで下記の機能が追加になった。私的には、TAG ControlとEXTはちょっと嬉しいかも、Unknow titleって出るのは鬱陶しいし、別にWMAだろうがMP3のfileなんて分らなくてもいいから、もっとFilenameを表示してほしかったから、Goodな変更だ。

とはいえ、RIOVOLTも突き放しには余念がなく。ついにFFキーでディレクトリ渡りをサポートする1.12FPが出たし(これはPhilipsのEXP103を知る人にはうれしい機能)、Soulはいろいろなリセラーが扱いだしたから、価格的に面白くなってきたので、ユーザには嬉しい状態になってきたね。

3月26日
Computer Geekから定期メールがきて新着Partsを見たら、SoulがInstockになって、$129だって!この値段差なら、日本から買ってもペイできるかもしれないなと思った。でも、最近は競争が激しいなあ。

Compter GeekのSoulへのリンク。

3月25日
 すったもんだの末やっと、EasyBuy2000からSoulのMP3Playerが届いた。努力の末の入手だったのでちょっと嬉しい。SoulはRIO VOLTとの亜流モデルでAAC対応を歌われていて一番興味のあるモデルであっただけに期待していた。では、Soulってどうなんだろう。
 今回はいつものデジカメは友人に貸してしまっているから、KodakのDC20を使ってみた。画質は数段落ちるがサイズが小さいので良いだろう。付属品は下記のようである。ヘッドホン、ACアダプタ、ワイア-ドリモコン、簡単なマニュアルとCarキットが付属している。RIOVOLTと比べると、携帯ケースとEZ-CD Craterになどの付属ソフトがなく、その代わりにCarキット(12Vからの電圧コンバータと、Soulの音声信号をカセットへ転送するアダプタ)が付属されている。これは、規格が統一されているため、日本でもそのままつかえるだろう。ACアダプタにはUS ONLY ONLYのシールが張られていた。まあ、必要十分ではないかな。RIOの付属ソフトは使ったことないし。。。。。

RIOVOLTとSOULの比較であるが、ベースデザインやSW類は同じではあるが、全体の印象は大きく違う。

 EasyBuy2000やSoulのWEBサイトでは、Soulって結構かっこいいなと思ったけど、塗装の質感が良くないのでかなり安っぽいデザインになってしまっている。最初に見たとき、え!っと思ってしまった。配置もいまいちである。結構、ボリュームを押し間違えてしまう。入っているCDが見えないデザインはちょっといただけないかな?まあSWの意味は、ぼぼRIO VOLTと同一である。

再生能力
 RIO VOLTと同じデータを利用して再生の比較を行なった。かなり高い再生基本性能をSpecにうたっているが、どうなんだろう。WMAも心配だし、AACがもしかして再生できたりしてと思いながらのテストだった。エンコードには、THE LEGEND of MP3使ってWMAのエンコードをし、CDEX経由でFAAC.DLLを使って、AACのエンコードをおこなった。今回も曲のデータには谷山浩子のカントリーガールを使っている。詳細は、RIO VOLTの項目を参考にして欲しい。
 RIO VOLTの解説

 基本的にRIO VOLTで再生できた項目と同じ物は同じように再生できた。MP3に対しては、GOGOとM3E、M3SEを使ったが、128Kbpsから320KbpsまでVBRも問題なし。VBRを再生していても、演奏時間も飛ぶようなこともなく正しい再生時間を示していた。22Khz、32KHz、48KHzのサンプリングレートでも音程がおかしくなることもなく淡々と再生していた。面白かったのが、48Kのときに、これは48KのデータだとLCDに表示してきたのである。また、WMAは64Kbpsから、192kbpsまで再生してみた。しかし、192Kbpsで変な音が発生する。でも、Firmwareの変更内容に見ると、192KBpsをサポートしているが、なんで再生できないのだろう。WMAのエンコーダーが古いからだろうか?LEGEND OF MP3のエンコーダーとの相性は良くないようだ。仕様が変ったようにAACは残念ながら認識してくれなかった。RIO VOLTとSOULで認識曲数は同じ事からAACを認識していないことがわかるであろう。


CDの認識
 RIO VOLTと同様にマルチセッション焼きこみに対応している。Philips,PINEに続いての対応である。これはあってくれれば嬉しい機能である。また、Packetライト機能もサポートしているらしいが、私はこのソフトが嫌いなので試していないので、認識するかわからない。私のマシンが相性問題があるので、Packetライトのソフトは入れたくないのだよね。
 RIOVOLTと同じテストデータを流してみたけど、NERO5での追記分のDR5が認識できているから、マルチセッションは完全に動作している。。

さらに99分(800MB)CD-Rの認識についてもテストしてみたが問題なかった。この辺の基本スペックの高さはRIO VOLTと同じようである。

操作性
操作性であるが、ボタンの配置がRIO VOLTと違うが機能は殆ど同じである。RIO VOLTはNAVIとVOLUMEが真中にあったが、右上に配置されEQとNAVIの配置も逆になっているくらいである。基本的な動作は、どちらも一緒である。このため、詳細は、RIO VOLTを参考にして欲しい。。

RIO VOLTの解説

 ただNAVI機能は改善してあって好感が持てる。最初にNAVIを押せば、今のカレントのFileの一覧がでて選択でき、もう一度押せばディレクトリが現れてくるので、当初のRIO VOLTのへなちょこNAVI比べると数段使い勝手が向上している。(もちろん、Firmwareをアップですることで、RIO VOLTも改善されているのであるが。)CD-R対応になると、ディレクトリ作成当たり前で、たくさんのFileを扱わなくてはならない場合があるので、この辺の機能の充実は当たり前であると思う。

表示機能
 これもRIOと基本的に同じ。シャッフルの機能画面も同じだから、詳細はRIO Voltを参考のこと。ただ、ID3の扱いが若干変っているようで、Filenameの情報が出るわけではなさそう。この辺は、まともなデジカメが着てから追試する。DC20ではあまり、LCDがきれいに取れないからである。

音質
 これも、RIO VOLTと味付けは同じである。Rockに設定するとパンチのあるメリハリ間のある音が聞こえる。(決して原音の忠実再生ではない)。普通に聞く分には、この設定で不満はあまりない。WMAも下のビットレートでつかえるのは同様である。面白かったのは、RIOでは、ESPをONにして、CD-DAを聞いたときに音が割れていたけど、今回は同じCDを使ったけど、音が割れなかった。RIOもFirmwareを上げてから試していないので、この辺の問題は片付いたのかもしれない。

電池
 電池もRIO同様結構持つ。MP3でESP ONにしておけば13時間くらいかな。CD-DAと時は意外にも持たなかった。6時間くらいである。CD-DAの場合CDが回ったままであるのか影響しているのかもしれない。

FirmWaret対決
 いままで、同じだ同じだと書いていたから、なんだまったく同じなんだと思われるが、Firmwareのバージョンの差か若干RIO VOLTの方が機能豊富なんである。RIOのFirmwareを1.12frにして、Soulを1.01SPにしてみたけど、EQを押しつづけたときにでる設定メニューの機能が違う。
 Soltの場合

  1. Beep ON/OFF(ボタンと押したときや終了したとき確認音が出る)
  2. EL Backlit ON/OFF(AC入力時に続けてバックライトがONになるか、操作後10秒でOFFにする選択)

 RIO VOLTの場合

  1. RESUME ON./OFF(電源OFF前の状態を保存するかしないか?)
  2. SPEED SCAN. 1x, 2x, 4x, 6x. (早送り・巻き戻ししたときにどのくらいの速度で進みたいか)
  3. BEEP control.(操作時に、確認音を出すか、出さないか)
  4. LIGHT control.(ACアダプタをつないだときに、バックライトつけっぱなしにするかしないか)
  5. EXT control.(DISPLAY表示で拡張子を出すのか出さないのか?Soulの場合出しっぱなし) [MP3], [WMA], [CD], [ASF] があるらしい。
  6. TAG control. ID3で出すかFilenameで出すか選択できる。

 RIO VOLTのResumeとTAGjコントロールは結構嬉しい機能かなと思う。必ずしも、TAGを打っていないFileがあって、Unknowとかでるとちょっと悲しいのである。まあ、Soulも来週の中ごろ(3/28)くらいにFirmwareアップが予定されているようなので、お互いに競争して機能アップを図ってくれると我々としては嬉しいのであるが。。。。。やっぱり、AACサポートしてくれれば、嬉しいのであるが。。。。。。


総評
 結果的に現状では、RIO VOLTとSOULはほぼ同じ機能であるといって良いと思う。AACはまだ対応されていない。操作系もそんなに差はない。今後のサポートがどう展開するかにかかってくるかもしれない。RIOのFirmwareリリースは遅れがちみたいでし、それに対してEasybuy2000はSoulへ行けとなっているから、直に変更することになっている。価格も$145VS$169である。SOULはカーキット込みで$145であるため、車を前提に考えているならRIOVOLTより$20くらいさらにお徳かもしれない。(Carキットを持っていなかった場合)。ただし、問題が発生したときに、EasyBuyはすべて英語でのやり取りとなる。この辺が苦痛だと考えるなら、RIO VOLTの方がいいであろう。ただし、今回は発送トラブルが発生して、かなりEasyBuyとやり取りがあったけど、対応は早かったし理詰めで話せば訳の分らんことは言ってこなかったので、そんなに変なところではないと思う。しかし、デザインを見るとRIO VOLTの方が私はかっこいいと思う。まあ、日本にいる人はRIO VOLTの発売が大幅に遅れない限り、RIO VOLTの方が良いかもしれないね。在米の人は好みだけだね。安いのが良いならSoulだし、ブランドや買いやすさ(だってFry'sや一般の店で置いてあるもん)を取るならRIO VOLTであると思う。

発送トラブル
 今回レビューが遅れたのは、EasyBuy2000のミスで、すでに発送済みになっていたことが原因だった。事の発端は、MPZIP、MPFit,SOULとばらばらにオーダーしたことによって彼らが混乱して、MPZIPのオーダーとSoulのオーダーがごっちゃごっちゃになったことが原因だった。MPZIPのオーダーがSoulのオーダーにすりかわってもう発送したことになっていたのである。
 ここで、やり取りをして気になった点を示しておく。

  1. 送られてこなかった場合には絶対にTracking番号をもらっておく。
  2. オーダーの控えは必ず保存しておく。

1.はかなり重要で、向こうに送った確認したときに、いついつ送ったと回答があるが、必ずしも自分のオーダーを調べていってくれていないことがあるのである。私の最初はそうだった。送ったの?いうメールを送っても、3/7に送ったから1週間くらいまってくれという回答がきた。
 しかし、来ない。ここでTracking Numberの登場である。こっちでは、この辺が発達していて、結構荷物の行方を調べられるのである。Easybuyの場合、発送オダ-によって、運送会社を替えているので、必ず彼らのWEBを検索しておく。
 発送会社一覧
日本ならDHLであるし、USならUSPSかカナダPOSTである。ここで、発送状況を調べる。私の場合には、2月8日に発送していたことになっていた。この時点でEasyBuyが間違っていたこと気が付いているが、彼らは比を認めてこないのである。何か送ってあるはずだから、返せば送ってやると言われた。
 それで、”2”のと登場である。普通の会社はOnlineで買った場合に確認の明細を必ずメールで送ってくる。送ってこなかった場合は確認する必要がある。オーダーを受け取っていないケースもありうる。また、オーダー画面を印刷して置く事も大切である。個人メール宛にもたくさんメールがくるから、いままで古い確認メールは消していたが今回はたまたま残っていて助かった。。。この情報から、MPZIPのオーダーをあちらが混同していることが分った。
 まあ、発送トラブルはたまらないが、こちらに間違いがなければ値引きのチャンスであるので、あきらめずがんばって対応してほしい。今回は送料が無料になりそうである。