冬のヨセミテ国立公園


  前にもヨセミテ国立公園に行ったことがあるけど、冬ってどんな感じなんだろうという興味があった。ヨセミテというと滝が有名であり、雪解け水の豊富な5月から8月くらいまでが見所だといわれているけど、本当はどんなんだろう?今回は自分の車で行ったので、そのときの感想も加えなら冬のヨセミテを見てみよう。

 サンフランシスコから東へ車で3から4時間くらい走るとヨセミテ国立公園があるが、行き方は2通りある。最短経路の120号線を使うのか、かなりの距離を走るが99号から140線で行く方法である。普通は、140号線の大周りコースで行くのだそうだ。でも、出発した時間が遅くて10時30分くらいだったので、近道がいいだろうと思って行きは120号線でいってしまった。フロントでも、140号で行った方がいいよと忠告されたのに。。。。。。

120号線って谷越えの山岳道路だったんだ。みぞれと雨の連続でかつ、きついコーナーにアップダウン激しい道路だった。それに対して、140号線は、Merced川沿いの低いところを走るので、雪も無く道の120号と比較すると緩やかで走りやすかった。下は120号線の様子である。我々は運がよくて、ヨセミテ近郊に来たら天候が回復してくれたのである。でも、120号線の1時間半は結構きつかった。こっちでのはじめてのスノードライビングで、後輪を滑らしながらのドライブだった。でも、3時間もかからずに到着することができた。

 ヨセミテでかんばってくれた私の車。写真だとそんなにひどくなさそうだけど、かなりみぞれを跳ね上げてかなり真っ黒なんだよね。でも、4駆行ってよかった。しかし、140号なら雪もなくアップダウンもなくて、普通のセダンでいっても問題はないでしょう。まあ、120号はあまりお勧めでない。

いよいよ、入園。まだ、天候は回復していないけど、ひんやりして空気が美味しい。やっぱり着てよかった。

やっぱり最初に行ったのは、ヨセミテの全景が見えるTunnel VeiwでちょうどBridalViewを中心としたヨセミテの全景が見学できる。上は夏の季節で、下は今回の冬の季節である。

まだ、天候は回復してないけど、結構圧巻の風景である。雲のコントラストでやっぱりヨセミテはいいな。

ここから、ヨセミテ滝へいく内周道路を通っていく。ハーフドームも示すが、冬の絵の方私はちょっと好きである。

季節のきびしさと静けさが合って気持ちが落ち着ける。。。。

さらに走るとヨセミテ滝へいく前に、休憩場のヨセミテロッジへつく。ここは、観光案内センターをかねているので、ここからいろいろなヨセミテ内の観光案内やツアーを企画している。残念ながら、グレシャーポイントツアーはやっていなかった.行きたかったけど仕方がない。中に観光案内があったけど、4駆とチェーンを要求する個所があり、中を細かく見るには冬はきついところがあるかもしれない。

ここからしばらく徒歩であるくと700m級の落下が見られるヨセミテ滝へつく。夏と冬のヨセミテ滝の対比である。下が冬の滝である。

夏と比べると水量は格段に少ないけど、枯れているわけでは無いようだ。このころには、天候も回復して、結構いい雰囲気にある。雲のかかったヨセミテ滝も風情があってよかった。

あと、時間があればハイキングをするのもいいかな。おにぎりとお茶をもって、ちょっと回ってみたいものである。。

やっぱり、夏と冬ではちょっと違った雰囲気をもっているなと思った。それほど大量の雪があるわけでもなく、ちょうど雪のベールがかかっていい感じである。まあ、せっかくサンフランシコに来ているなら足を伸ばしてみるのにいいところかなと思う。

以上