Empeg Mark II(RIO car)


2007年12月23日
 ERA TURBOに積んでいるオーディオは、empegというLinuxを積んだカーオーディオである。もう、会社としては無くなってしまったけどソフトウェアの開発は続けられているなかなか面白いプレーヤーだ。HDDを積んだMP3プレーヤー何で家にあるCDを全部エンコードしても有り余る容量をもっているので便利に使わせてもらっているけど今回HDDが見えなくなってしまった。仕方ないので修理したけどその後、結構いろいろ進化をはたしていると思わなかったので、今回久しぶりにレポートしよう。とりあえず、HDDが見えなくなってしまったので、下記のような表示がでてしまった。

 どうやら、マスター側のドライブが見えないようだ。壊れる物だと思っていたので、買った当初にHDDはコピーしておいたのでバックアップのドライブに繋ぎ変えるけどなんか不安定だった。どうやらマスター側のコネクタも調子悪いようで、あららしい物に交換した。これで正常に起動出来るようになった。

 その延長で、empegのサイトに行ってみたら久しぶりにVer3のコードがアップデートされていた。その延長でJapaneseVersionの文字が合ってびっくりした。MkIIaのバージョンなら動かせると書いてあったので、家のを調べたら、16MBモデルのMK2Aだったので早速アップデート開始。下がアップデートした直後で、データベースの更新をした直後の状態である。

 しかし、INFOMATIONが日本語になると言うけど文字が化けていた。やっぱりうまく行かないのかなあと思って、新しいデータをアップロードしてみた。そうしたら、表示も日本語が。。。。一回データベース全体を更新しなくてはならないので、データを引き出して書き戻さないとうまく日本語表示出来ないようだね。このため、データの更新作業を行った。

 下のように、日本語対応出来るようになったEmpgeである。ディレクトリの表示までは日本語対応出来ていないので、Id3のデータが無くて感じだったりすると化けてしまうこともあるね。基本的には家はのデータは入れてあるので、困らないけど。。。。うーーー。前からやろうと思っていたけど、いつの間にか出来る手いるとは思わなかった。

 あと、Hijackカーネルを使っていたときから、あるバージョンからsonyのリモートコマンダーのRM-X4Sが使えなくなっていた。いつの間にか、仕様が変わってしまってcar_rateが効かなくなってしまっていた。osや立ち上げでは、115Kとなっていて、アプリケーションの時にcar_rateが効くようにしてあったけど、これはオプションの組み合わせで出来るようになったようだ。せっかくver3なのにリモートコマンダーが利用できないのはしゃくなんで、調べていてわかった。CONFIG.INIを下記に加えればいいだろう。
[output]
notify=1
[hijack]
suppress_notify=1
[serial]
car_rate=4800
Hijackカーネルを使っていなければ、2行目の部分はいらない。これでアプリケーションは、4800bpsになるので今まで通り制御できるようになった。このコマンダーってかなり便利なんで結構好きなんだけどね。直って良かった。


6月23日
 ちょっと電源周りを改良した。私のMINIにはフォグランプがついている。これは、アクセサリの12Vから電源をとっている。この前、霧の奥多摩を走っていて、フォグを点けたらEmpegの電源が落ちてしまった。Empegは電圧を監視していて、LOW VOLTAGEになると勝手にシャットダウンしてしまうのである。フォグをつけるとEmpegが楽しめないのはちょっと困ったなあと思った。オートバックスへいい物無いかなと探していると、リレーを見つけてしまった。リレーを組み合して、+12VからACC電源を作成すればいいことに気が付いた。これによって、フォグランプをつけてもEmpegの電源が落ちることが無くなった。まあ、同じ悩みを持っている人がいたら参考にしてくれ!回路は簡単で下記に示す。
 

4月30日
 epmegとRM-X4Sをついにリンク。入念にテストしたからつなぐだけと思ったけど、そうは問屋が卸さなかった。ハンドルの下にRM-X4Sをマウントしてみたけど結構さまになっているでしょう。使い勝手抜群そうだった。ここまでは特に何の問題もなかったけど、ロータリーコマンダを回しても、empegはなんの反応も示してくれなかった。

とりあえず考えられることは、empegとRM-X4SのRS-232Cの通信速度があっているのかと?結線があっているかである。empegは普通は、115Kbpsに設定されているが、ドックに入れると通信速度を4800にしなくてはならないのである。これは、/empeg./var/config.iniを書き換える必要がある。JEmplodeでやると簡単である。car_rate=4800と入れてやれば、ドックに入ると4800bpsへ設定される。

実はこれをやってもうまくいかなかった。私のドックだけなのかわからないが、直接empegにシリアルを接続したときと、ドックを経由したときで、シリアルのピンアサインが逆になるのである。このため、前に紹介したページ通り結線すると、直接empegにさせば動作するが、ドックを経由するとうまく動いてくれなかった。これがわかれば簡単で、シリアルコネクタの2PINとPICの7PINに行っていた結線を、シリアルの3PINにして、PICの7PINに接続すれば、リンクできるようになった。操作感は、すばらしいの一言。全然目をそらさなくても、VOLの調整は出来るし、曲のスキップが行える。empegをインストールするなら、ぜひともRM-X4Sを加えるといいだろう。車にempegをインストールしたけど、車載ノイズ系は皆無だった。MP shuttleはそれなりのノイズ対策をしなくてはなかったので、ちょっと気になっていたので拍子抜けだった。今回は奥多摩経由、小菅の湯の温泉にドライブへ行ったけど、ノントラブルで動いてくれた。

4月29日
 empegをついにMINIにインストールする!ついでに Sonyのロータリーコマンダー(RM-X4S)をempegに取り付ける。
 empegにはいろいろなプロジェクトが動いてきていろいろな拡張の提案がある。そんな中にRM-X2Sを取り付けると言う話があったけど、現在では、RM-X2Sは廃番で手に入らなかった。そこでコンパチのRM-X4Sを利用して取りつけることにした。empegは赤外線のリモコンが付属しているので、とりあえず離れたところから操作できる。でも、いっぱいSWのあるリモコンって車の運転中に操作するのはちょっといやだった。

 そんな中、Sonyがダイアル有線リモコンを出していて、このリモコンはダイアル回すだけで、Volを変えたり、Playしたり、FWD、RWDができるのである。また、ハンドルのそばに持っていけばいちいち視線をずらさなくて操作できるでなかなか期待できるパーツだ。また、価格が安い(3000円)である。このProjectは下記を参考にした。
http://www.armory.com/~charlie/empeg1/
かなり詳しくかかれているし、わかりやすいであろう。Sonyのコマンダは、抵抗値によって各SWの意味を示すけど、PICをかまして、これをシリアルデータに変換して送ってやるのである。実は、empegはシリアルポートにコマンドを送ってやるとそれなりの動作をしてくれるのである。コマンドは下記を参考にするといいだろう。
http://www.riocar.org/modules.php?op=modload&name=Developer_Info&file=index&myfaq=yes&id_cat=9&categories=The+Empeg+Player+App
これは、作成後のデバックに重要である。ちゃんとできると、9PINのDINコネクタにすっきり収まる程度にできる。下はテスト中の様子である。

なお、PICの焼きこみは、秋月通商のPICライタで行ったけど、あれに付属するアセンブラとソースに互換性がないのか若干手直しをしないとうまくいかなかった。かなり行儀のいい書き方をしているので、簡単に修正点はわかるだろう。私はPIC12C509Aと508Aの両方でやってみたけど、問題なく動作しそう。テストはターミナルからコマンドが正しく送信できるか見てみるといいだろう。私は,CCTで4800BPSにして、コマンダを操作すると、下記のようなメッセージができればいいであろう。

車につけてからのインプレションはまた後日。

 やっとMINIが着たので、早速empegを取り付けた。empegは小さいので、MINIにも問題なくジャストフィットした。こんなにぴったりはまるとは思わなかった。動作させている様子を下記に示す。

ハーネス作成も簡単。+12VとACCとGNDとPowerアップへのON信号を作るだけである。この辺は自分で簡単に入れられるだろう。

あと、Ampも必要だからね。一応、kenwoodの4chアンプを使って今回は駆動した。

明日、奥多摩へロードテストに行くので、雰囲気がわかるあろう。かなり期待がもてそう。。。。。

4月14日

 Hijack Kernelを試す。
 FTPを使いたいなあと思っていたのだけど、やはりすでに作成済みだった。http,FTPやその他の機能を搭載したHijackカーネルを試してみた。単純にKernelをアップするとhttpが使える。http://empeg-IP/?playlistsとやると、

インストールされている曲が現れてくる。IE起動しておいてBookしておけば簡単にempegの中の検索できるし、ダウンロードもできる。Fileサーバ的な使い方が可能だ。そのまま,rootを選べばディレクトリが見えるから、indexファイルを用意すれば、HPも作れるのかな?

もちろん、FTPも起動できるようになったので、empegとクライアントの間のデータのやり取りが簡単になった。改良プログラムを送り込むもよし、RIOのマネージャで送れなかった普通のFileのやり取りも可能になり、使い勝手の幅が広がる。


4月10日2002年
 ほんとに久しぶりのレビューであるが、今回なかなか楽しましてもらえるPlayerにめぐり合えた。前からほしいほしいなあと思っていたけどその価格ゆえ($1400)手が出ないなあとあきらめていたけど、Disconになったおかげで棚から牡丹餅で格安で手に入れられた。HDD対応プレーヤとしては初期から出ていて、Linuxで動くプレーヤとして一部に熱狂的なFunを持つけど、どうなんであろうか?LinuxとARMのマークが輝くリアパネルがやる気を感じさせる。。。。。

 やってきたけどダンボールに入ってきたのはちょっと驚いた。それにRIOとSonicBuleの文字?私は、Empegをオーダーしんだけどなあ?と思ったら、EmpegでSonic Buleに回収されていたんだね。やっと納得してしまった。

 本体、カーマウント、ハーネス、CD-ROM、シリアルケーブル、USBケーブル、マニュアル、赤外線リモコンなどである。私の本体は、10GBバージョンだった。必要十分であるが、LANケーブルがほしいところかな。Empegは10Base-Tのコネクタが装着されている。

セットアップ
 Empegはスタンドアロンでも動作できる。付属のACアダプタとLANケーブル、RCAコネクタを接続して完了である。

非常に簡単。本体にDHCPクライアントがあるので、ルータが備え付けてあれば何の設定もなしに接続できる。Firmwareは1.02がインストールされてきた。Vwr1.0Xシリーズは機能はTeroやその他と変わらないので、これを使っているとあまり面白くないかも。まあ、CD-ROMに入っているソフトをインストールすると、下記のexploerが起動される。他のHDDプレーヤのように外部ストレージになるわけでない。Version1.0XはPlayListに曲を追加して、曲を管理する方法をとっているようである。まあ、この辺の管理は、他のHDDレコーダーと変わらないなあと思った。しかし、Copy&Pasteが使えるので、HDDに曲ストックがたまっている人には楽に転送できるので、かなり使いやすいであろう。


操作性
 4つの方向キーと1つのダイアルから構成されている。意外にシンプルであるけど、車で使うのにはいいのかもしれない。いっぱいSWがあるとなかなか使いにくいものである。丸いSWはCancel、STOPならびに電源OFF系である。下SWが電源ON、MENU表示、選択などで、直感的な使い方は私は好感が持てる。左右キー、ならびにダイアルは変更である。またダイアルキーを押込むと、選択もできる。再生時のダイアル押し込みは、Audio系のメニュ(EQならびに左右バランス)がでるは、ちょっとうれしい。。。。(因みにその操作はRev2.00 Beta11であるので、Rev1.00では違うかも、Rev2.00は次元の違うつくりになっている)。かなりこなれた作りは結構うならせるものがある。

”Menu”の階層は下記のようにわかれている。
Menu 
     Playlist      (曲の選択)
     Shuffle      (ランダム、By Yearなど、IDタグを利用したシャッフルなどがあり、結構楽しそう)
     info        (ディスレイに何を出すか選択できる。電光掲示板表示や、Track、Seek Tool(場所示すやつ)
     Visuals      (SCREEN SAVERの選択)
     Power Off    (電源OFF)
     ABOUT      (設定など、TCP/IP、MACの表示や、オーナー情報など)
     BOOKMARK (お気に入り)
     Setting     (時計の設定やその他もろもろ)
     Source     (AUXか、MP3の再生の選択)
     Sound     (イコライザーの選択)
     Repaat     (リピートの設定) 
 かなりはしょって書いているけど、実はすべてを試しきれていない。かなり多彩なんだよなあ。この辺は使ってみないと分からないだろうなあ。PlayListのさわりをさらに説明すると、
 PlayLisをさらに選択すると、最初の階層が現れる。ここに曲を置いてもいいけど普通はディレクトを置くのではないかな?矢印を選ぶとその中の全部を選択することになる。名前を選んで選択するとディレトリならその下の階層へ、曲ならその曲を演奏する。

さらに下に行ったとき、矢印選べはそのディレクトリ全部の演奏。名前を選べばその曲を演奏していく。それ以上ディレクトリを作らなかったが、たぶん同じアルゴリズムでいけると思う。丸キー押せば上の移動が行える。。。。

Trackを選んだときは、お決まりのID3の表示になる。蛍光管表示なのでかなり見やすくなかなかいい感じである。


大きさ対決

1Dinサイズであるけど、結構小さいと思う。このサイズで、2.5インチHDDが2台実装できるのである。Slin Xと重ねてみたけど、CDサイズをちょっと大きくした程度であるがわかるであろう。奥行きも対して取らないので車への実装は楽であろう.しかし、パワーアンプは実装していないので、別途アンプは用意しなくてはならない。


再生能力対決
 HPの情報が当てにならないので、いつも調べている。いつものとおり曲のデータには谷山浩子のカントリーガールを使ってみた。VRBの(64Kbps-128kbps,128kbps-320kbps),192、224,256,320kbps,の転送レートとサンプリングレート22K,32K,48Kも試してみた。エンコーダーは、午後のコーダとM3E、WMA、AACを利用している。

000-GOGO-64-128V-CG.mp3
001-GOGO-128-320V-CG.mp3
002-GOGO-196-CG.mp3
003-GOGO-224-CG.mp3
004-GOGO-256-CG.mp3
005-GOGO-320-CG.mp3
010-M3E-192-CG.mp3
011-M3E-224-CG.mp3
012-M3E-256-CG.mp3
013-M3E-320J-CG.mp3
014-M3E-128LV4(204kbbs)-CG.mp3
015-M3E-128LV5(250kbbps)-CG.mp3
020 M3SE-160-CG.mp3
021 M3SE-192-CG.mp3
100-Elha_OP2-48K.mp3
200-Feeling Heart(Shiho Ver)32K.mp3
300-For The Moons Prayer-22K.mp3
400 CG-WMA-064K.WMA
401 CG-WMA-096K.WMA
402 CG-WMA-128K.WMA
403 CG-WMA-160K.WMA
404 CG-WMA-192k.WMA
510 CG-VBR128-AAC.AAC
506 CG-CBR096-AAC.AAC
507 CG-CBR128-AAC.AAC
508 CG-CBR160-AAC.AAC
509 CG-CBR192-AAC.AAC
505 CG-CBR064-AAC.AAC

Expaniumがあるため最近は、AACも比較対照候補に入れているが、RIOCARはMP3.WMAのみ再生可能で、AACには対応していない。WMAもRevison2.00から対応となる。サポート外のデータを入れると下記のようにはじかれてしまう。

MP3,WMAともに問題なく全曲再生した。サンプリングレート、ビットレートを変動させても影響はないようだ。もちろんVBRのデータにも対応している。
 実は,まだMINIが来ていないから実際に車に実装して聞いて見たわけではないので、車からくるノイズに対してどうなるか良くわからない。しかし、うちにあるアンプを通した音はなかなか良かった。Luxの真空管アンプ(MQ80)とJBLのスピーカの組み合わせだったけど、結構しっかりしたメリハリのある音が出ていて驚いた。さらにイコライザーが高性能でかなり良く効く。DSP機能見ないな物が入っており、明らかに音質の変化がわかりこんなEQは久しぶりである。下に設定をしている様子を示す。


拡張性

 10GBモデルを買ったので、emplodeで確認すると、右下に9499Mbあると表示していることがわかる。

天板を開けると、IBMのDJSA-210がインストールされていた。その隣に、もう一台2.5インチのドライブが入るスペースとコネクタが存在する。これと見て、ドライブ増設してみるか。。。。。。。

天板を開けるにはちょっと頭をひねらないと開けられなかった。フロントの4つの6角ねじをはずした後、フロントパネルと取りはずしてから、天板をフロントがわにスライドさせてはずすのである。側版にあるねじは関係ないのではずす必要はない。

今回は、じゃんぱらでIBMの30GBHDDであるIC25N030ATDA04を買って実装した。ドライブの認識は、ちょっとはまってしまった。普通は、新品のHDDを取り付けて、Firmware Updateを実装すればHDDを初期化してくれるようであるが、私のやつはなぜか途中でエラーになって初期化できなかった。このため、仕方ないので、そのまま、10GBに入っているHDDの内容をGhostを使って物理コピーしてしまった。

 すると自動で、2台のHDDで認識してくれた。右下が、370036Mbと容量が増えていることがわかるだろう。empegは10GBから40GBまで売られているようであるが、HDDの容量が増えるとかなり高くなるので、On your Riskでトライするのもおもしろうであろう。なお、HDDのとめるところにVoidシールがあるので、はがすと保証対象外になってしまうから気をつけよう。しかし、保証もないだろうからこの辺を自分でどう判断するかと思う。?手っ取り早く大容量化が図れるのはうれしい。


Firmware Update
 EmpegのHPに新しいVersion2.00がアップされている。このVersion2.00はbetaと言っているが、機能アップがかなり図られていて秀逸である。アップデートするだけの価値はかなりあると思われる。Firmwareアップデートに伴って、emplodeもあわせてあげないと動作できない。うまくいくと下のメニューが現れる。

今までのPlaylistを拡張しているが、このマネージャーはID3タグを積極利用しているのにはちょっと感心した。アルバム別の管理をしていたけど、歌っているアーチスト別で曲を選んだり、発売された年代でピックアップしたりとか、なかなか使いやすいのである。これからこいつは、車で動作させるよりLANにつないでHome MP3プレーヤとして楽しんだほうが数段の面白い使い方ができるのではないかと思う。わたしの家のようにLANが部屋中に張り巡らしてあると、離れたところから好きなようにコントロールできるのである。また、LAN経由で送るので転送速度もそこそこである。I’veのLast RegertのCD一枚のデータを送るもの1分半程度である。下は、アーチスト別に選択したものである。I'veなんかは、アーテストが混ざっているので、誰かに絞って連続再生とかもできるので、今までのマネージャとは次元の違う使う方ができる。

これは発売年にしぼって検索したとき、2000年の作品を聞きたいとかも簡単である。

これは、アルバム別である。こんな感じならそのうち検索エンジンと組み合わせてくるのかな。Linuxで動いているから、namazeでも組み合わせられるかもしれない。

もちろん、PlayListも健在であるが、多機能ID3エディター機能を搭載してしまった。

このRevsion2.00のマネージャには結構感心してしまった。結構ほしいでしょう。アーチスト別はぜひともほしい機能だね。
あと、Revion2.000ではVisualと言う機能が実装された。これはFrontパネルにAnime絵を表示される機能であるが、かなりたくさんあり車での運用を楽しませてくれる。



しかし、Revision2.00のアップデートは苦難の道だった。なぜか、Firmwareをアップデートすると、Primary側のhda4のパディーションが壊れてしまって、Linuxがクラッシュしてしまったのである。Ghostでコピーしたからかなとかいろいろ考えたけど、最終的にはMother側のIDEコネクタが接触不良だったと思われる。しかし、手動でも修復できたのでちょっと解説しておこう。Linuxで動作していると言うことで、VT100のシリアルターミナル経由でEmpegのBashが使えるのである。(ただし、ディベロッパFirmwareをインストールしたとき)。最初のはまりは付属のシリアルケーブルが壊れていたか、あっていなかったわからないけど、通信できなかったことである。仕方ないので、リバースケーブルを買ってきてつないだらやっと見えるようになった。今回はターミナルにCCT Winを使った。115Kでフロー制御はなしである。Empegはドライバレベルではフロー制御をやっていないので、CCTがロックしてしまうので必ずフロー制御なしにする。

上はつないだ様子である。”q”を打つとEmpegのBashが起動する。ターミナルがempegのデータを吐き出しくる。

Restored terminal settings
Remounting first music partition read-only
Remounting second music partition read-only
Player exited normally: 0
Switching to shell-player loop
Starting bash.
empeg:/empeg/bin# fdisk

Usage: fdisk [-l] [-b SSZ] [-u] device
E.g.: fdisk /dev/hda (for the first IDE disk)
or: fdisk /dev/sdc (for the third SCSI disk)
or: fdisk /dev/eda (for the first PS/2 ESDI drive)
or: fdisk /dev/rd/c0d0 or: fdisk /dev/ida/c0d0 (for RAID devices)
...
empeg:/empeg/bin# fdisk /hda

Unable to open /hda
empeg:/empeg/bin# fdisk /dev/hda

The number of cylinders for this disk is set to 19485.
There is nothing wrong with that, but this is larger than 1024,
and could in certain setups cause problems with:
1) software that runs at boot time (e.g., LILO)
2) booting and partitioning software from other OSs
(e.g., DOS FDISK, OS/2 FDISK)

Command (m for help): p
Disk /dev/hda: 16 heads, 63 sectors, 19485 cylinders
Units = cylinders of 1008 * 512 bytes

Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 1 66 33232+ 5 Extended
/dev/hda2 67 132 33264 83 Linux
/dev/hda3 133 165 16632 10 OPUS
/dev/hda4 166 19485 9737280 83 Linux
/dev/hda5 1 33 16569 83 Linux
/dev/hda6 34 66 16600+ 82 Linux swap

Command (m for help): q

empeg:/empeg/bin# logout
Shell exit
Starting player
player.cpp : 385:empeg-car 2.00-beta11 2002/02/08.
Prolux 4 empeg car - 2.1434 Feb 7 2002
Vcb: 0x4086d000

"/dev/hda4"が壊れていて、メディアエラーがでていた。このため、Fdiskで再度領域確保してから、mke2fsコマンドでFormatしてとりあえず、メディアエラーが直った。けど、データベースのデータが消えてしまったので、データベースエラーが発生してしまった。これを復活させるには、SecndaryのHDDから内容をコピーするのである。ルートは下記のようになっているから、varとfidsの内容をdrive0へコピーさせれば復活できる。確認は下記で簡単にできる。
empeg:/empeg# ls
bin fids0 fids1 lib var

empeg:/empeg# ls -al
total 4
drwxr-xr-x 4 0 0 1024 Feb 8 18:47 .
drwxr-xr-x 15 502 220 1024 Feb 8 18:47 ..
drwxr-xr-x 2 0 0 1024 Feb 8 18:47 bin
lrwxrwxrwx 1 0 220 14 Feb 8 18:47 fids0 -> ../drive0/fids
lrwxrwxrwx 1 0 220 14 Feb 8 18:47 fids1 -> ../drive1/fids
drwxr-xr-x 6 0 0 1024 Feb 8 18:47 lib
lrwxrwxrwx 1 0 220 13 Feb 8 18:47 var -> ../drive0/var

empeg:/drive1/fids# cd ..
empeg:/drive1# ls -al
total 17
drwxr-xr-x 5 0 0 4096 Apr 25 2001 .
drwxr-xr-x 15 502 220 1024 Feb 8 18:47 ..
drwxr-xr-x 2 0 0 4096 Apr 12 03:14 fids
drwxr-xr-x 2 0 0 4096 Apr 25 2001 lost+found
drwxr-xr-x 2 0 0 4096 Apr 10 05:35 var

まずはFormatしてまず、メディアエラーを直す。ReadWrite可能にするため、下記のモードへ変更。:
   rw   (Enter)
   rwm   (Enter)
Primaryのディレクトリに移動して、ディレクトリを作成しておく。
 cd /drive0
 mkdir var
 mkdir fids
Secndaryドライブから両内容をjコピーする。
  cp -v /drive1/fids/* /drive0/fids   (Enter)
  cp -v /drive1/varfids/* /drive0/var   (Enter)
終わったら、Read Onlyにする。
   ro   (Enter)
   rom   (Enter)
そしてLogoutする。
   logout   (Enter)
である。これで復旧できた。でも、本質的には私のempegが不安定だったのは、表面実装のIDEコネクタの接触不良だった。
なお、電源ON直後にTermで見ると起動の様子が見える。問題が発生するときの切り分けに威力を発揮するので問題があったら見てみるといいだろう。私の正常時は下記のようである。
empeg-car bootstrap v1.02 20001106 (hugo@empeg.com)
If there is anyone present who wants to upgrade the flash, let them speak now,
or forever hold their peace...it seems not. Let fly the Penguins of Linux!

e000 v1.04
Copying kernel...
Calling linux kernel...
Uncompressing Linux..................................... done, booting the kernel.
Linux version 2.2.14-rmk5-np17-empeg50 (mac@aphex.internal.empeg.com) (gcc version 2.95.3 20010315 (release)) #7 Fri Feb 8 18:45:38 GMT 2002
Processor: Intel StrongARM-1100 revision 11
NetWinder Floating Point Emulator V0.94.1 (c) 1998 Corel Computer Corp.
empeg-car player (hardware revision 9, serial number 30102740)
Command line: mem=16m
Calibrating delay loop... 207.67 BogoMIPS
Memory: 15024k/16M available (964k code, 20k reserved, 372k data, 4k init)
Dentry hash table entries: 2048 (order 2, 16k)
Buffer cache hash table entries: 16384 (order 4, 64k)
Page cache hash table entries: 4096 (order 2, 16k)
POSIX conformance testing by UNIFIX
Linux NET4.0 for Linux 2.2
Based upon Swansea University Computer Society NET3.039
NET4: Linux TCP/IP 1.0 for NET4.0
IP Protocols: ICMP, UDP, TCP
TCP: Hash tables configured (ehash 16384 bhash 16384)
IrDA (tm) Protocols for Linux-2.2 (Dag Brattli)
Linux-IrDA: IrCOMM protocol ( revision:Tue May 18 03:11:39 1999 )
ircomm_tty: virtual tty driver for IrCOMM ( revision:Wed May 26 00:49:11 1999 )
Starting kswapd v 1.5
SA1100 serial driver version 4.27 with no serial options enabled
ttyS00 at 0xf8010000 (irq = 15) is a SA1100 UART
ttyS01 at 0xf8050000 (irq = 17) is a SA1100 UART
ttyS02 at 0xf8030000 (irq = 16) is a SA1100 UART
Signature is 206f6972 'rio '
empeg display initialised.
empeg dsp audio initialised
empeg dsp mixer initialised
empeg dsp initialised
empeg audio-in initialised, CS4231A revision a0
empeg remote control/panel button initialised.
empeg usb initialised, PDIUSBD12 id 1012
empeg state support initialised 0089/88c1 (save to d0005780).
empeg RDS driver initialised
empeg power-pic driver initialised (first boot)
RAM disk driver initialized: 16 RAM disks of 4096K size
empeg single channel IDE
Probing primary interface...
hdb: IC25N030ATDA04-0, ATA DISK drive
hda: IBM-DJSA-210, ATA DISK drive
hdb: IC25N030ATDA04-0, ATA DISK drive
ide0 at 0x000-0x007,0x038 on irq 6
hda: IBM-DJSA-210, 9590MB w/384kB Cache, CHS=19485/16/63
hdb: IC25N030ATDA04-0, 28615MB w/1806kB Cache, CHS=58140/16/63
empeg-flash driver initialized
smc chip id/revision 0x3349
smc9194.c:v0.12 03/06/96 by Erik Stahlman (erik@vt.edu)

SMC9194: SMC91C94(r:9) at 0x4008000 IRQ:7 INTF:TP MEM:6144b MAC 00:02:d7:26:0a:b4
Partition check:
hda: hda1 < hda5 hda6 > hda2 hda3 hda4
hdb: [PTBL] [3648/255/63] hdb1 < hdb5 hdb6 > hdb2 hdb3 hdb4

RAMDISK: ext2 filesystem found at block 0
RAMDISK: Loading 320 blocks [1 disk] into ram disk... done.
VFS: Mounted root (ext2 filesystem).
empeg-pump v0.03 (19980601)
Press Ctrl-A to enter pump...change_root: old root has d_count=1
Trying to unmount old root ... okay
Freeing unused kernel memory: 4k initempeg init 0.8
I see this is a developer image!
Mounting proc
Mounting first music partition
Tried to mount /dev/hda4 as reiserfs but got error 19
Mounting second music partition
Remounting first music partition read-only
Remounting second music partition read-only
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player.cpp : 385:empeg-car 2.00-beta11 2002/02/08.
Prolux 4 empeg car - 2.1434 Feb 7 2002
Vcb: 0x4086d000 
問題があったときに赤字のところでエラーが発生していた。

総評
 これは買ってよかったなあと思う。今回は在庫整理だったためか$349+$40(送料)だったんだけど。Specを知っていればもっとお金を出しても良かったなあと思う。Linuxマシンとしても遊べるし、Homeマシンとしても使っても面白いし、もちろんCarMP3プレーヤとしても使える。$349なら絶対に買いだと思う。私の買ってしまった所はもうSold outになってしまったが、結構まだもうちょっと高いけど売っているところもあり、日本にも発送してくれそうなので手に入るであろう。しかし、私はそこから買ったことがないので、紹介は控えたい。どうしてもなら、自己責任でやってほしい。
 これのユーザGrは活発で、ハンドルに取りけるリモコンを自作したり、IRDAを使って、PDAとコントロールしたりとか、いろいろなソフトが発表されている。Linuxベースなんで、ソースも公開されているからかもしれないが、ちょっとこれから、私も本格的にカスタマイズして遊んでいこうと思っている。。。。。。久しぶりに紹介する気になったマシンにめぐり合えてよかった。

以上