バッテリの復活について。


7月24日2006年

 GP10からERA TURBOを返してもらったときにバッテリが死んでいるので交換した方が良いといわれた。結構な修理代を支払っているし、デトミニに積んであったバッテリが使えたので、今回は修理代をセーブしたかったので交換しないで欲しいと頼んだ。とはいえ、すぐにバッテリが上がってしまうので、そんな使えないバッテリを持っていても仕方がないのであるが、鉛バッテリは復活できるといわれている。結構再生バッテリって話も良く聞くのでデトミニのバッテリを使いつつ今の死んでいるバッテリを復活させてみようと思った。

 まずはバッテリの状態を確認してみよう。6個のセルの内に5個は1.280くらいの比重を持っていて良い感じ。

 しかし、右から2番目のセルの比重を見ると1.160。。。。これはぜんぜん充電されていないセルがある。このセルが死んでいるからバッテリが上がってしまうだめ。とはいえ5個セルは元気なんだよね。このセルを何とか復活させればいい。

 このバッテリが死んでしまうのは、硫酸鉛が堅く結晶化してしまってこれが電極を覆うことによってだめになるそうな。この硫酸鉛の結晶化した物は、微弱パルスを当てると溶け出すらしくてそのパルスを生成する回路を組めばバッテリは復活するかも知れないらしい。コンデンサーチューニングは私は信じないけど、このパルスでバッテリが復活するかも知れないのはちょっと興味を持った。パルスを作る回路は結構ネットに転がっているので参考に作ってみた。ケースとはExchangeマートで売っていた怪しいバッテリ補助機を利用した。友人からオシロを借りてうまく動いているか確認する。

 これは、パルス発生器を接続していない状態。無負荷で15Vの電圧が発生していることが分かる。バッテリ何で綺麗なDCが出力されている。

 パルス発生を繋いだところ。15.5KHzで微妙にパルスを出していることが分かる。

 電圧の部分を拡大してみると2Vくらい振っている事が分かる。

 当初死んだバッテリを充電器をつなげたときは、すぐに充電完了の右側のGreenのランプが点いて終わってしまう。やっぱり、バッテリ的には死んでいる状態。

 とりあえず、一週間くらいパルス発生器を付けっぱなしにしてから変化があった。下の動画のように、Greenが消えて充電が始まるようにになった。これから、一週間単位で比重を確認してみようかなあ?このまま、復活してくれれば2万くらいは節約できるかも。。。。?

 一週間後くらいから充電が再開された様子

以上