北米版Sonic blue RIO VOLT SP250


10月01日2001年
 緊急レポートで、ざっとSP250を紹介しておこう。引越しが忙しくって、RIO VOLTのSP250のことをすっかり忘れていた。Circuit Cityからどうするの?と連絡があって、そういれば着たらよろしくと言っていたなあと思い出して、あわてて引き取りに行った。下が今回のSP250のパッケージである。基本的な、Sonic Blueのプラスチックパッケージであるが、これを開けるとかならず手を切るからきらいだね。盗難に合わなくする為であると思うけど、もう少し開けやすさを考えてほしい。。。。

 付属品は下記のようである。ヘッドホンが2種類、ACアダプタ、ワイア-ドリモコン、携帯ケース、ストラップ、1600mAの充電池、Quick Start Guideと2枚のCD−ROM、一方は、詳細な内容が入ったオンラインマニュアルとReal Juxbox、もう一枚は、サンプルのMP3のデータとAdaptec Easy CDのStandard4が入っている。上と下で見て感のいい人は分かったと思うけど、ワイアードリモコンに液晶ディスプレイはない!?!。。。それと標準で充電池がついたということで、充電可能なのか?

 さて、概観と使い勝手であるが、SP90よりもましな色使いであるが、前作より安っぽくなったような気がする。SP90を見れば分かると思うが塗装の質が落ちたなあというのが印象。SWの配置が変わったがSWの数は前作と同様であり、片手で探りやすいので、これはこれでいいのかもしれない。Play、STOP、FWD、RWD、音量調節、NAVI,PROG,+10曲FWD、MODE,EQがある。PROG、NAVIと+10曲が他とは違う特徴かな。ただNAVI機能にあるセットアップが多彩すぎるような気がした。機能が豊富なんだけど、選択が直感的でなくパズルのような設定ので、ちょっと戸惑う。

ダンシングガールがなくなってしまった変わり、L,Rのレベルメータや、ビットレート、再生種類などの情報が出るようになった。まあ、質実剛健という感じだけど、遊びの感覚がなくなってしまって、ちょっとさびしい印象をもつ。気になる漢字表示!大丈夫です。表示できます!!!Filename表示ですが、下記のようにしっかり出てくれます。

しかし、TAG表示をさせると。。。。。。

あらら、化けてしまうのね?というのはうそです。NAVIの中のLanguageをJapaneseにしておけば、TAGでも漢字を出すことができる。最初Filenameで漢字があっさり出てしまったので、ちょっと勘違いをしてしまった。買ったときにまずは、NAVIのlanguageの設定を確認するといいだろう。しかし、言語を日本にしても、FMの周波数までは変わらないのであしからず。これは、日本版FWを待たないと対応できないのかな。まずは1時間前に手に入れたので簡単な紹介まで、週末にはもう少しましなレポートをしましょう。さて、日本版は、液晶がついてくるかロシアンルーレットですね。

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ここからは後日検証するので、参考にしないでください。

再生能力
 かなり高い再生基本性能をSpecにうたっているが、どうなんだろう。WMAも心配だし、AACがもしかして再生できたりしてと思いながらのテストだった。このため、今回データをさらに追加した。THE LEGEND of MP3使ってWMAのエンコードをし、CDEX経由でFAAC.DLLを使って、AACのエンコードをおこなった。下記のFileサイズを示す。もちろん今回も曲のデータには谷山浩子のカントリーガールを使っている。

 右側を見れば、ビットレートとなんでエンコードしたか分るであろう。WMA,AACが追加になったので、結構聞く回数が増えてしまった。結果としては、MP3に対しては、すべて問題なく再生した。GOGOも128Kbpsから320Kbpsまで、VBRも問題なし。VBRを再生していても、演奏時間も飛ぶようなこともなく、正しい再生時間を示していた。M3E,M3SEも問題なかった。22Khz、32KHz、48KHzのサンプリングレートでも音程がおかしくなることもなく淡々と再生していた。面白かったのが、48Kのときに、これは48Kのデータだと、LCDに表示してきたのである。また、WMAは64Kbpsから、192kbpsまで再生してみた。しかし、問題発生!160Kbpsでまれに音とびしていたが、192Kbpsではかなりの頻度で音とびしてしまった。128Kbpsでは問題なかった。AACは残念ながら認識してくれなかった。ためしにMP3に拡張子を変えてみたが、あることを認識してくれたが、スキップされてしまった。残念ながら、AACは再生できなさそう。まあ、これはSoulでの楽しみということで。。。。。

CDの認識
 Specどおり、マルチセッション焼きこみに対応している。Philips,PINEに続いての対応である。これはあってくれれば嬉しい機能である。私はPacketライトのソフトが嫌いなので試していないので、Packetライトのソフトまで認識するかわからない。Philipsも認識できなかったみたいだから、この辺はグレーかな?相性問題があるので、Packetライトのソフトは入れたくないのだよね。
 ちょうど上にある絵はNERO5でDR5を追記焼きしているところである。ROOTにあるデータと、DR1〜DR4まではすでに焼かれているのがグレーになっているから分るだろう。DR5を認識できれば、マルチセッション対応である。
見えているのが分るであろう。 さらに99分(800MB)CD-Rの認識についてもテストしてみた。下記は214曲入れたときの総データである。

830MBとなっているが1000表記であるから、1024表記なら、793MBである。総曲数は214曲である。まずは、認識の問題もない!

再生の経過であるが、何の問題もなく淡々と再生していった。800MBのCDも問題ないことから、通常の700MBでも問題ないであろう。また、Memorexの650MBのCD-RWでも同じデータでやってみたけど、問題なかった。同じメカのような気がするが、Firmwareが進化したのか、動作は良好である。


操作性
操作性であるが、まあまあかなという気がする。
 
一般的はフロントSWであると思うがサイズも手ごろで、そんなにMPFitのように大きすぎて押しにくいというわけではない。Play/Pauseは電源を兼ねているし、STOPキーもその機能のほかに電源OFFを兼ねている。FWD,RWDも1曲スキップであり、押しつづければ秒単位の移動である。そうなると、MP TRIPで便利なディレクトリ管理はどうなったんだと言う気がするが、ここで、Naviキーが意味を持つのである。Naviキーを押すと。。。。、

ディレトリとFilenameが現れるのである。右下の矢印キーを使ってディレクトリ移動して、曲のグループを選択できる。まあ、まだあまり使っていないので分らないが、MODEキーの機能が豊富そうで、MP TRIP以上のアルバム管理ができるかも。まあ、この辺の使い勝手は、MP TRIPの単純さが好きなのであるが。。。。これはもうちょっと使ってみないと判断できないと思う。それと、LCD表示を見てわかると思うけど、演奏中は下の小人がおどるのである。こんなのつけるなら、3行LCDつけてくれた方がどんなにいいことかと思うのだが。。。。RCAに対抗するいいチャンスであるのにちょっとこの辺は不満である。文字情報としては、2行表示であるが文字が大きいので、あんまり表示が一度にできない。

もう一方のSWであるが、PROGは演奏中はクリップして繰り返しする機能で、STOP時にPROGを設定する場合には演奏するトラックの曲順を好きなよう変えられる。クリップはDVDプレーやのA-B繰り返し機能のようなものであると思えばいい。でも、こんな機能いるのかな?+10は10曲早送りである。この辺は初心者に対する配慮かな?ROOTに全部ぶち込むような人には嬉しい機能である。MODEは、写真が汚かったので、明日アップデートしようかな?
 一応、下記の機能があるようだ。
 1     1曲リピート
 All D   ディレクトリ内のすべて曲の繰り返し。
 All     CD内のすべての曲の繰り返し
 S     シャフル(ランダム)
 1 S    1曲リピートであるが、FWDを押したときに飛び先がRandom選択。
 ALL S D ディレクトリ内のシャッフルと繰り返し。
 ALL S  CD全体のシャッフルと繰り返し。
 I      イントロ再生。
 ランダム機能は、曲順変化のごまかしタイプではなく。乱数の種をかえているため電源投入直後に同じ曲が同じ曲順でかかることはなかった。STOPや電源OFFからALLシャッフルを選択したけど、同じ曲順で選択されることはなかった。残念ながら、リジューム機能はない。この機能は結構好きなだけにこれにも欲しいのであるが。。。。
 EQは、Normal、Rock、Jazz、Classic、Ultra Bassの5種類ある。視覚的にどこを補強しているか分るようになっている。今回はRockが心地よいと思う。いつもはJazzなんかがいいのだけど、高音がきつすぎりような”スー”とした音である。Ultra BASSはそんなに下品でないような感じがする。

表示機能
これがノーマル時のトラック表示である。トラック番号、経過時間、Fileの種類、Filename/TAG表示と、レベルメータの代わり?の小人たち、それと、写らないけど、電源のレベルメータがある。ニッカド電池を使っているけど、インディケータ動いているのかな?まあ、フル充電していなかったからかもしれないが、今充電中で再度試してみるつもり。でも、小人たちはうっとうしいなあ、その分表示を増やしてくれればいいのに。。。。。Filename、Tag表示は日本語不可である。

MODEを選択時の各表示を下に示す。Dir内ループは後から考えられたのかな基本的に、上の方に各機能の表示、(1)はSingle演奏、(ALL)は、全体リピート、(S)はシャッフルである。それと、一文字目に”D”があれば、ディレクトリ内動作と規定されいる.。よく見れば分るが、ちょっとややこしいか?

下は、Programを押したときに動作、STOP時に押すか、PLAY時に押すかで動作が違っている。この機能いらないから、MP TRIPみたく、DIR/FILE機能の選択キーになってくれればうれしい。やっぱり、曲の選択は若干やりにくいかな?NAVIを押しても表示されるのは2行のため、見通せないことが、良くないのかも。秒移動にこだわっているための制約なのか?
MP TRIPのようにワンクリックしてTRACK移動を選択後、押しつづければ連続Track移動するとか、EXP103のように秒移動をすてて、押し続けるとディレクトリ移動の方が使いやすいと思う。+10なんてあるけど、もうちょっと頭をつかえばもっと良くなると思うな。でもリモコン側は+10キーもないから、連打するしかないのだよね。。。。この辺は今後改良してくれるともっと良くなると思う。それと、DimandのFTPにRIIO VOLTのFWがあがっていたね。私は同じバージョンだから、ダウンロードしなかったけど。

下がイントロを選んだとき、”I"が出ている。なお、サポート外のTAGのときは、Unknowとでる。また、TAGが打っていなければFilename表示である。


音質
 付属のヘッドフォンではなく、KOSSのProtaProを使ったときの感想であることを最初に言っておく。音質であるが、結構メリハリのいい音をだしている。Normalモードのイコライザーで結構聞ける音になっている。ちょっと高音がきつめかなという気がするから、Rockに合わせておいて若干低音を上げて、音量を調整してあげれば、いい音で楽しめるのではないかと思った。それと驚いたのが、WMAの64Kbpsが結構実用的な音を出している。MP3の64Kではちょっと聞くになれないが、WMAはサイズも手ごろだし電車や車などの騒音が多いところなら、そんなに高音質を要求されないので、WMAをサポートしたというアイデアは、MP3-CDでもいいのかなと思う。大体2MB前後で収まるので、これはちょっと嬉しいかもしれない。あとは認識曲数の兼ね合いではないかな。それと、CD-DAを再生したときに、ESPをONにしておくと、いっせいに曲がかかりだすときに音が割れるような気がする。ESPをOFFにしたときには、割れることはないからこれはちょっと気になるかも。しかし、ESPオフにしてもCD−DAは10秒の音とびガードがかかるから、ESPのSWを注意した方がいいだろう。まお、MP3は、ESP OFFには利かなくなってしまう。

驚いたことに、MP3再生時には、ESP利かすと本当にCDを止めてしまうのである。CDとまっているけど、カウンタ上がっているでしょう!このとき問題なく、演奏しているのですよ。。。回っているときに狙って振ってみたけど、音とびはなかった。省電力と本格的な音とびカードであると関心してしまった。

回っているときは、中が見えないでしょう!


電池
 Full充電していなかったため、再度電池テストやり直し。でも結構持っていた。。。な。でも、ACアダプタは付属のものを使った方がいい。おなじ規格のACアダプタがいっぱいあるので、適当にその辺のACアダプタをいれたらCDやCD-Rを認識してくれなかった。結構電源的にシビアなのかもしれない。輸入品を買ったときは、ACアダプタは注意がいるかも。電池の持ちの試験をしていたので、ずーと電池で使っていたけど、ACアダプタに変えてから不安定なったときはちょっとあせってしまった。まあ、認識が不安定ならアルカリに戻してみるのもいいかも。でも、同じ規格でいっぱいACアダプタがあるので最近収拾がつかなくてっているのだよね。

総評

以上