Sonic blue RIO VOLT


2月7日
 結局騒いだもの勝ちということかな。Sonic Blueから、新FWのRev1.09frが出たので試してみた。Release NOTEをみるとBetaとなっていたから、ちょっとやだなと思っていたので見送っていたけど、Resume機能サポートということで、ちょっと試してみる気になった。アップデートは簡単で、DiamondmmのFTPから落として、”IMP-100.HEX"をルートにおいて焼けばいい。そのCDを本体に入れれば、Up gradeと表示が出て終われば勝手に電源が切れて完了である。私は、媒体にCD-RWを使ったけど、特に問題がなかったので、このアップデートのためにCD-Rを消費しなくてはならない羽目にならなくて良かったと思う。うまくいけばこんな感じである。
 
EQを押しつづければ、いまのResumeの状態が表示される。もう一回、EQを押せばトグルでResumeの状態が変わっていく。Resumeの保存の内容もまあ納得できるレベルである。 秒、Track,音量、EQの設定、MODEの設定(シャッフル他)などをOFF前の状態で復帰してくれる。

2月6日
 結構電池は持ちますね。アルカリは使ってはいませんが、ESPをオンにして、MP3を再生して1.2V、1600mAのNiMHで、13時間持ちました。初めてですね交換なしに1枚のCD-RのMP3データをフルに再生したのは。。。。まあ、140曲と少な目だったこともありますが、モータすら止めてしまうので、かなりの電池の持ちであるのは確かです。

2月3日
 Sonic blueから緊急発売という感じで、電撃的なMP3-CD Playerがでた。Soul関連のOEM品であると思われるが、Soul自身が第2世代MP3-CDといってもよい魅力的な仕様でありすぎるため、本当にSPECが実現できているのだろうかという一抹の不安を抱きながらの購入だった。結果的にいうと、私のメインMP3 CD Playerは長くEXP103だったのであるが、ついに交代の時が来たのかなというのガ結論である。まあ、この後EasyBuyから、この仕様からさらに、ResumeとAAC再生機能を追加したSoulがでるのでまだ分らないが、RIO VOLTの基本Specはかなり高いレベルにあることが分った。
 これが、RIO VOLTのパッケージだ!基本的な、RIO600と同じような立てかけられるプラスチックパッケージを使っている。最初に見たっとき結構いいじゃないという感じであるが、これって開けにくいから本当は嫌いなんだ!

サイズ比較であるが、EXP103とほぼ同じで、結構小さいほうであると思う。意外にシンプルであるが、SWがまとまっていて使いやすそう。

厚みもMP Fitと違って薄い方である。。。並べてみると一目瞭然でしょう。EXP103とほぼ同じくらいである。まあ、MP Fitのように液晶リモコンを持っているわけではないが。。。。まあ、そんなに悪いデザインではないと思う。

 付属品は下記のようである。ヘッドホン、ACアダプタ、ワイア-ドリモコン、携帯ケース、電池、Quick Start Guideと2枚のCD−ROM、一方は、詳細な内容が入ったオンラインマニュアルとReal Juxbox、もう一枚は、サンプルのMP3のデータとAdaptec Easy CDのStandard4が入っている。でも、驚いたけど、このEasyCDは日本語版も含んでいるだ!。Installerが起動したときに日本語が出たのには驚いた。あと$20払えば、Ver5のプレミアム版がもらえるから、アップしてみようかな。それと、最近は各社とも、紙のマニュアルはつけないものね。私もオンラインマニュアルのほうが検索が利くので好きなんでいいのだけど。。。

 さて、概観と使い勝手であるが、かなりいい感じのデザインである。LCD大きいし、基本操作は右下のSWで行なえる。ちょうど親指のところに来るため、かなり押しやすい配置で気に入った。Play、STOP、FWD、RWD、音量調節、NAVI,PROG,+10曲FWD、MODE,EQがある。PROG、NAVIと+10曲が他とは違う特徴かな。MP TRIPとはちょっとちがった考え方のディレクトリ管理である。この辺の操作は、MP TRIPの方が好きなのであるが。。。なお、MPFitと同様に、本体と、リモコン側の両方にHOLD SWがついている。 

また、開け方もオーディオのように一回クリックしてから開けるようになっている。いままでのがばっと開ける方法ではない。ここまで気を配るようになったのかと、ちょっと感動してしまった。これって、PhilipsのEXP103以来なんだよね。でもCD-ROMのメカをみると、おなじみのMP TRIPと同じような感じがするのだが。。。。。一抹の不安を感じてしまった。

リモコンに液晶はなく、Play、STOP,FWD,RWD、Volume,EQが変更可能である。RIO300ライクのオーディオの2chのほかに1本のシグナルを追加した、シンプルなものでMP Fitのようないっぱいのコネクタがないので接触を気にすることはなかった。しかし、ちょっと、jケーブルが細すぎないかなと思うが。。。しかし、ヘッドフォン直結ではないのでリモコンを使いながら好きなヘッドフォンを使えるようになっている。また、サイドには、Line Outと、ACアダプタ用の4.5V、600mAを入れられるようになっている。


再生能力
 かなり高い再生基本性能をSpecにうたっているが、どうなんだろう。WMAも心配だし、AACがもしかして再生できたりしてと思いながらのテストだった。このため、今回データをさらに追加した。THE LEGEND of MP3使ってWMAのエンコードをし、CDEX経由でFAAC.DLLを使って、AACのエンコードをおこなった。下記のFileサイズを示す。もちろん今回も曲のデータには谷山浩子のカントリーガールを使っている。

 右側を見れば、ビットレートとなんでエンコードしたか分るであろう。WMA,AACが追加になったので、結構聞く回数が増えてしまった。結果としては、MP3に対しては、すべて問題なく再生した。GOGOも128Kbpsから320Kbpsまで、VBRも問題なし。VBRを再生していても、演奏時間も飛ぶようなこともなく、正しい再生時間を示していた。M3E,M3SEも問題なかった。22Khz、32KHz、48KHzのサンプリングレートでも音程がおかしくなることもなく淡々と再生していた。面白かったのが、48Kのときに、これは48Kのデータだと、LCDに表示してきたのである。また、WMAは64Kbpsから、192kbpsまで再生してみた。しかし、問題発生!160Kbpsでまれに音とびしていたが、192Kbpsではかなりの頻度で音とびしてしまった。128Kbpsでは問題なかった。AACは残念ながら認識してくれなかった。ためしにMP3に拡張子を変えてみたが、あることを認識してくれたが、スキップされてしまった。残念ながら、AACは再生できなさそう。まあ、これはSoulでの楽しみということで。。。。。

CDの認識
 Specどおり、マルチセッション焼きこみに対応している。Philips,PINEに続いての対応である。これはあってくれれば嬉しい機能である。私はPacketライトのソフトが嫌いなので試していないので、Packetライトのソフトまで認識するかわからない。Philipsも認識できなかったみたいだから、この辺はグレーかな?相性問題があるので、Packetライトのソフトは入れたくないのだよね。
 ちょうど上にある絵はNERO5でDR5を追記焼きしているところである。ROOTにあるデータと、DR1〜DR4まではすでに焼かれているのがグレーになっているから分るだろう。DR5を認識できれば、マルチセッション対応である。
見えているのが分るであろう。 さらに99分(800MB)CD-Rの認識についてもテストしてみた。下記は214曲入れたときの総データである。

830MBとなっているが1000表記であるから、1024表記なら、793MBである。総曲数は214曲である。まずは、認識の問題もない!

再生の経過であるが、何の問題もなく淡々と再生していった。800MBのCDも問題ないことから、通常の700MBでも問題ないであろう。また、Memorexの650MBのCD-RWでも同じデータでやってみたけど、問題なかった。同じメカのような気がするが、Firmwareが進化したのか、動作は良好である。


操作性
操作性であるが、まあまあかなという気がする。
 
一般的はフロントSWであると思うがサイズも手ごろで、そんなにMPFitのように大きすぎて押しにくいというわけではない。Play/Pauseは電源を兼ねているし、STOPキーもその機能のほかに電源OFFを兼ねている。FWD,RWDも1曲スキップであり、押しつづければ秒単位の移動である。そうなると、MP TRIPで便利なディレクトリ管理はどうなったんだと言う気がするが、ここで、Naviキーが意味を持つのである。Naviキーを押すと。。。。、

ディレトリとFilenameが現れるのである。右下の矢印キーを使ってディレクトリ移動して、曲のグループを選択できる。まあ、まだあまり使っていないので分らないが、MODEキーの機能が豊富そうで、MP TRIP以上のアルバム管理ができるかも。まあ、この辺の使い勝手は、MP TRIPの単純さが好きなのであるが。。。。これはもうちょっと使ってみないと判断できないと思う。それと、LCD表示を見てわかると思うけど、演奏中は下の小人がおどるのである。こんなのつけるなら、3行LCDつけてくれた方がどんなにいいことかと思うのだが。。。。RCAに対抗するいいチャンスであるのにちょっとこの辺は不満である。文字情報としては、2行表示であるが文字が大きいので、あんまり表示が一度にできない。

もう一方のSWであるが、PROGは演奏中はクリップして繰り返しする機能で、STOP時にPROGを設定する場合には演奏するトラックの曲順を好きなよう変えられる。クリップはDVDプレーやのA-B繰り返し機能のようなものであると思えばいい。でも、こんな機能いるのかな?+10は10曲早送りである。この辺は初心者に対する配慮かな?ROOTに全部ぶち込むような人には嬉しい機能である。MODEは、写真が汚かったので、明日アップデートしようかな?
 一応、下記の機能があるようだ。
 1     1曲リピート
 All D   ディレクトリ内のすべて曲の繰り返し。
 All     CD内のすべての曲の繰り返し
 S     シャフル(ランダム)
 1 S    1曲リピートであるが、FWDを押したときに飛び先がRandom選択。
 ALL S D ディレクトリ内のシャッフルと繰り返し。
 ALL S  CD全体のシャッフルと繰り返し。
 I      イントロ再生。
 ランダム機能は、曲順変化のごまかしタイプではなく。乱数の種をかえているため電源投入直後に同じ曲が同じ曲順でかかることはなかった。STOPや電源OFFからALLシャッフルを選択したけど、同じ曲順で選択されることはなかった。残念ながら、リジューム機能はない。この機能は結構好きなだけにこれにも欲しいのであるが。。。。
 EQは、Normal、Rock、Jazz、Classic、Ultra Bassの5種類ある。視覚的にどこを補強しているか分るようになっている。今回はRockが心地よいと思う。いつもはJazzなんかがいいのだけど、高音がきつすぎりような”スー”とした音である。Ultra BASSはそんなに下品でないような感じがする。

表示機能
これがノーマル時のトラック表示である。トラック番号、経過時間、Fileの種類、Filename/TAG表示と、レベルメータの代わり?の小人たち、それと、写らないけど、電源のレベルメータがある。ニッカド電池を使っているけど、インディケータ動いているのかな?まあ、フル充電していなかったからかもしれないが、今充電中で再度試してみるつもり。でも、小人たちはうっとうしいなあ、その分表示を増やしてくれればいいのに。。。。。Filename、Tag表示は日本語不可である。

MODEを選択時の各表示を下に示す。Dir内ループは後から考えられたのかな基本的に、上の方に各機能の表示、(1)はSingle演奏、(ALL)は、全体リピート、(S)はシャッフルである。それと、一文字目に”D”があれば、ディレクトリ内動作と規定されいる.。よく見れば分るが、ちょっとややこしいか?

下は、Programを押したときに動作、STOP時に押すか、PLAY時に押すかで動作が違っている。この機能いらないから、MP TRIPみたく、DIR/FILE機能の選択キーになってくれればうれしい。やっぱり、曲の選択は若干やりにくいかな?NAVIを押しても表示されるのは2行のため、見通せないことが、良くないのかも。秒移動にこだわっているための制約なのか?
MP TRIPのようにワンクリックしてTRACK移動を選択後、押しつづければ連続Track移動するとか、EXP103のように秒移動をすてて、押し続けるとディレクトリ移動の方が使いやすいと思う。+10なんてあるけど、もうちょっと頭をつかえばもっと良くなると思うな。でもリモコン側は+10キーもないから、連打するしかないのだよね。。。。この辺は今後改良してくれるともっと良くなると思う。それと、DimandのFTPにRIIO VOLTのFWがあがっていたね。私は同じバージョンだから、ダウンロードしなかったけど。

下がイントロを選んだとき、”I"が出ている。なお、サポート外のTAGのときは、Unknowとでる。また、TAGが打っていなければFilename表示である。


音質
 付属のヘッドフォンではなく、KOSSのProtaProを使ったときの感想であることを最初に言っておく。音質であるが、結構メリハリのいい音をだしている。Normalモードのイコライザーで結構聞ける音になっている。ちょっと高音がきつめかなという気がするから、Rockに合わせておいて若干低音を上げて、音量を調整してあげれば、いい音で楽しめるのではないかと思った。それと驚いたのが、WMAの64Kbpsが結構実用的な音を出している。MP3の64Kではちょっと聞くになれないが、WMAはサイズも手ごろだし電車や車などの騒音が多いところなら、そんなに高音質を要求されないので、WMAをサポートしたというアイデアは、MP3-CDでもいいのかなと思う。大体2MB前後で収まるので、これはちょっと嬉しいかもしれない。あとは認識曲数の兼ね合いではないかな。それと、CD-DAを再生したときに、ESPをONにしておくと、いっせいに曲がかかりだすときに音が割れるような気がする。ESPをOFFにしたときには、割れることはないからこれはちょっと気になるかも。しかし、ESPオフにしてもCD−DAは10秒の音とびガードがかかるから、ESPのSWを注意した方がいいだろう。まお、MP3は、ESP OFFには利かなくなってしまう。

驚いたことに、MP3再生時には、ESP利かすと本当にCDを止めてしまうのである。CDとまっているけど、カウンタ上がっているでしょう!このとき問題なく、演奏しているのですよ。。。回っているときに狙って振ってみたけど、音とびはなかった。省電力と本格的な音とびカードであると関心してしまった。

回っているときは、中が見えないでしょう!


電池
 Full充電していなかったため、再度電池テストやり直し。でも結構持っていた。。。な。でも、ACアダプタは付属のものを使った方がいい。おなじ規格のACアダプタがいっぱいあるので、適当にその辺のACアダプタをいれたらCDやCD-Rを認識してくれなかった。結構電源的にシビアなのかもしれない。輸入品を買ったときは、ACアダプタは注意がいるかも。電池の持ちの試験をしていたので、ずーと電池で使っていたけど、ACアダプタに変えてから不安定なったときはちょっとあせってしまった。まあ、認識が不安定ならアルカリに戻してみるのもいいかも。でも、同じ規格でいっぱいACアダプタがあるので最近収拾がつかなくてっているのだよね。

総評
 本当に第2世代MP3−CDプレーヤの誕生といっていいだろう。若干WMAやCD−DAで気に入らない点はあるが、あんまり致命傷と思えるトラブルは見えなかった。まだ1日しか使っていないから、まだ分らないけど。。。。すごいのが出たなというのが感想。値段も$160なんだけど。もう少し安くなってくれないかな?CDプレーヤって,$20から出ているのだから。。。。Soulも楽しみになってきた。Soulに品質次第であると思うが、AAC、Resumeがいらなければ、Sonic Blueというブランドとサポート?があるので、買ってもあまり損しないのではないかと思う。これで、充電機能がついてくれれば完璧なんではあるが。。。。どこかださないかな?

以上