NEO25 HDD搭載型携帯MP3プレーヤ


10月8日
 NEO25の修正版が来た.。Firmwareは、1.21tとHDDがIBMからFujitsuの2.5inchHDDへ変更になった。IBMはだめだということなのかな?ディスクレスモデルを検討している人は参考にして欲しい。この変更でFWD,RWDキーを押すとロックしてしまう問題は解決した。それと、2秒単位の早送り巻き戻しが可能になった。これはちょっと内容を確認したいときに便利な機能で、私はこの機能のあるプレーヤは非常に好みである。それと、転送時のロック、USBの転送速度であるが劇的に改善している。ホスト側のドライバをアップすることで機能向上が図れる。しかし、SSIからドライバを取るのではなく。このUSB機能を開発しているところの方が新しいドライバをリリースしているので、そこからドライバを取ればいいと思う。5MB程度大きさのファイルで、4秒から5秒くらいで終わり、1MB/Sほどの転送速度が出ている。1曲だとOSのライトキャッシュが利いて一瞬で終わるが、たくさん転送させてライトキャッシュが利かないときの速度である。URLは下記の通り、
http://www.scanlogic.com/

音であるがあらためて聞いたが、そんなに悪くなかった。Firmwareのアップによって改善されたのかもしれないが、そこそこの音でなっていたのには正直驚いた。これでかなり使えるプレーヤになったと思う。

 それと、購入先であるが、SSI AMERICAは日本への出荷を行なっているが、ちょっと高い。NEOは、SSI以外からも購入可能でそのほうが安い。日本への出荷は可能かどうか確認していないが、ディスクなしで$299でこんな値段ならかなりいいのではないかと思う。MP3だけではなく、データの移動、保存も簡単に行なえるのでかなり便利であると思う。$299で売っているのは下記である。しかし、NEOはFirmwareのリリースを一般に開放しなくなったため、この点はちょっと考慮する必要があるだろう。
http://www.directron.com/neo25.html

10月1日
 今注文している中で、私自身が最近注目していたMP3 PlayerはPineのMP−CDプレーヤとこのNEO25だった。SSIの説明不足の中からのぞく面白そうなSpecが私を期待させてくれていたがついにSSIがNEO25をリリースしてきた。長らく携帯HDDプレーヤは、Personal Jukeboxがその座を占めていてなかなか次がでないなと思っていたが、CreativeのNOMAD JukeBOXもリリースされそうであり、やっと他社もキャッチアップできる体制になってきたようだ。しかし、私はMP3プレーヤで自由で手軽で安いのが信条ではないのかなと思う。CreativeがSDMIを売りにしたときに、何で?と思ってしまった。必要なのかも知れないが、著作権保護機能で成功したものをあまりみたことがないのである。私のようにたくさんのPlayerを持っている人間は、そんなものがあるのは買う選択肢にはならないのだよね!Lyraっていいのだけど、結局使わない機種の一つになってしまった。CFを使ってディクトリの内容が見えるが、なんで他と互換性のないデータを形式にするのだろうと思った。
 さて、前置きが長くなってしまったが、NEO25であるが、最新のHDD搭載型携帯MP3プレーヤである。NEO35譲りでこれにUSBインタフェースと充電池回路を実装したものであると思えばいい。ディスクなしか2,5インチIDEの18GBまでバリエーションがある。今回はNEO35のディスクの相性で懲りたので、6GBモデルを購入した。

本体、USBケーブル、充電池、ACアダプタ、本体とのデータをやり取りするためのドライバが付属されている。前の安っぽい箱にくらべるとだいぶ進歩したようだ。下が、付属のソフトケースと、赤外線リモコンである。ベルトに通すフックがついているのと、ケースから出さなくても、USBケーブルや電源、ヘットフォンを指すことが出来るように穴があいている。

 横から見た感じであるが、必要なところに穴がありているのである。これを見てピンとくると思うが相当分厚いのある。さすがにポケットに入れることは難しそう。大きなコートのポケットならいけそうであるが、かなり重いものである。

上から見た起動時の様子は下記のようである。左のSWで音量や巻き戻し、早送りを選択し、下のボタンで、機能を選択するようになっている。ディスプレイはID3TAG対応で、曲とアーチスト名が表示される。
 本体のデータ転送であるが普通はUSB経由で行なうのだが、これはなんと外部ディスクとして認識してくれるのである。このため、MP3プレーヤとしてではなくUSBの外部ディスク装置しての機能も持つ。大きなMOと思ってくればいい。エクスプローラで、そのときの様子を示す。JドライブがNEO25のディスクを示している。曲の転送は、エクスプローラなりでコピーを実行すればいいというお手軽仕様である。

また、FAT32対応なので、いったんディスクをはずしてモバイルトレイにいれて、転送しても問題なく曲の認識が行なえた。そのほうが高速にデータ転送できるのでいいであろう。

 操作系はNEO35と同一であった。ますは起動時のメニューが表示される。ボリュームやイコライザーの設定、トータル時間、経過時間などが出る。また、ID3対応でありアーチスト名とトラック名が表示される。しかし、これがあだになってTAGをうってないと、なにも表示されないのである。なお、ドットマトリックス表示でないので、漢字は表示できない。

曲の検索であるが、Selectキーを押すと演奏している曲から下に3つの曲が表示される。ここで、UP,DOWNを押すことで前後の曲が選曲される。これは、本体のSWと赤外線リモコンで選択できる。

上の状態で、FRキーを押すと、ディレクトリ表示になる。ここで、ディレトリ渡りが行える。

 操作感としては、携帯ユースで使う分には曲の選択やディレトリ渡りが簡単に出来るので使いやすい。赤外線リモコンも同一の操作で行なえるし、ソフトケースに入れた状態でもリモコンを認識できるのでこれはちょっと便利だ。RAMDOMも曲順変化だけでは無く、乱数の種を変えているようで、一定ではない。リジューム機能があるので、電源をOFFした後に、再度電源を入れると切った時点の曲から始まってくれる機能もある。しかし、曲名表示の日本語表示が出来ないことは非常に残念である。

10月1日(追加)
 いまは、実はNEO25を持っていないのである。不具合の件をSSIと相談したら、6GBのディスクの問題と、Firmwareのバージョンアップが必要で返送することになった。直ぐにアップデートしてくれたが、UPSのGroundという一番安い送料のを使って送り返してきたから、10/4まで手に入らない。いまは、UPSのHPで貨物がどこにあるか睨めっこの毎日である。不具合は、USBで曲を転送するが、100曲くらい転送すると書き込みエラーが出る件とFWDやRWDのキーを押して曲を先送りすると、ロックしてしまうことがあった。モバイルトレイに移して、マザーのIDE経由で転送したときは問題もなく100曲以上のデータを転送してノーエラーだった。このため、ドライブ自身の問題というよりは、NEOとIBMドライブの相性もしくはドライブのFirmware対策があると思われる。メールによるとディスクとFirmwareを換えたからという返信がきたから、NEO25同様、結構ドライブを選ぶのかもしれない。ディスクレスモデルもリリースされているが、安定を望むならSSIから購入したほうが良いだろう。

 音は、ノイズは気にならないレベルであるが、あまり低音が出ていないような気がする。イコライザーがついているが、高音側は結構音質の変化があるが、低音側はあまり変化がない。このため、なんとなくのっぺりしていて、あんまり好きな音質ではない。最近はPhilipsのMP3−CDプレーヤに慣れてしまったから、特にそう感じるのかもしれない。。。

 いまのところ、使い込んでいないためもどってから、戻ってきてから総評は書こうと思う。しかし、USB外部ドライブとして使える携帯型のMP3プレーヤはPJBを見てから欲しいなと思っていたが、現実になったことは非常にうれしいことである。

 恒例の内部はどうなんだろうであるが、ディスクなしモデルもあるので、ディスクを見ることは簡単である。ねじ4本をはずせば簡単に取り外せる。下は6GBモデルであるが、IBMのTravelstarがつかられていた。この辺の実装は楽だから、もし2.5インチディスクが余っている場合にはディスクレスモデルを買うものいいかも知れない。だだし、相性問題があるので新規に買えるなら本体といっしょに交換可能な店で買ったほうがいいだろ。上の件もありすべてのドライブで動作するわけではないのである。.

下記のWEBサイトで買える。
http://www.ssiamerica.com/

以上