NAPA DAV-309 MP3 VCD/CD Player


10月8日
 VCDの画面化けであるが、エンコード方法を工夫することによってかなり改善できることが分った。今週ComputerFairがあってVCDを買ってみたのだけど、そんなに化けることがなかったので工夫次第でなんかなるのかなと思って調べてみた。TMPGEncには、強制ピクチャタイプの設定があり画面が切替るところに入れれば画面化けが改善されるとのこと。それで入れてみた。下記の設定で行なえる。

 設定を選ぶと下記の画面が現れ設定していく。最初は自動設定を選んでおいて確認後、ポイント、ポイントで挿入すればいいと思う。赤枠のところが強制に入れたところで、ちょうど画面化けが発生したところである。MAYの一話の冒頭はかなり画面切替えは発生するため、化けまくりであったが問題なく再生できるようになった。

若干再生能力は低いが、回避法があり、結構楽しめるのにはおどいた。VCDもエンコード次第なのだなと思い知った。

10月3日
 VCDが再生できる安い携帯プレーヤにちょっと興味があった。Okbuyerから買ったのであるが、当初、OkbuyerはWisdomというのプレーヤの予約を受け付けていたが、こっちが最初にくると思っていたが突然前触れもなくNAPAがリリースされ価格が$149というので、まあおもちゃにはいいかなということで、ふらっと買ってしまった。しかし、ちょっとはやまったかなというのが感想!

 下記が、DAV-309である。6V,2AのACアダプタ、リモコン、各種ケーブル、リモコン、操作説明書、3.6V、1400mAの充電池が付属してくる。

プレーヤの大きさとしては、今のところ持っているのでは最大。比較の写真をとっておけばよかった。後で取っ
ておこう。やはり、VCD機能があるので、それなりにかさばるが重量は他のPhilipsや他とそんなに変わらない。ちょっと安っぽいが、MPTRIPやMP-768のほどの下品さはないし、くびれたデザインはちょっといいかも知れない。

 さて、使い勝手であるが、あまり好きではない。基本操作は、MPTRIPと変わらないが、リピートが利かない。またphilipsやMPTRIPのようにディレクトリ単位の操作ができない。ボリュームや早送り、巻き戻しなどで、MP TRIPやPhilipsのフレーヤが当然のようにリピートが利いて次々変化していくのに対し、これはひたすら連打するしかないのである。これに気づかなくて、キーの反応が鈍いなと誤解してしまった。また、MP TRIPのような秒単位の早送り、巻戻し機能がない。アクセス自身はそれなりに軽快である。CDの認識もMP TRIPなみで、191曲で15秒程度で音がでる。
 これを使って感じたのであるがディレクトリ管理がこんなに便利なんだなと認識させられた。特にPhilipsなどは押しっぱなしにすると、ディレトリ渡りをしてくれるので、アルバム単位でディレクトリを切って焼いておくと、簡単にアルバムの頭の曲を出せて便利であったが、これは、単純に連番に振られるだけのため、リストを作っておかないと、どこにどの曲があるか分らないため非常に分りずらい。あと、Ramdomがあるが曲順変更プログラムではなさそう。電源をOFFしてから、Ramdom設定して次の曲を出してみたが、同じ曲が現れることはなかった。しかし、Ramdomに対して、早送り、巻戻しは対応していない。Ramdomモードでも、それらのキーを押しても、次の曲に移るだけである。この辺は、MP TRIP,Philipsの方が連動するので私好みである。1曲必ず聞かないと結果が分らないので、テスト泣かせである。あと、Resume機能はない。これって便利で欲しい機能なんだけどな。。。それと、致命的と思えるのが、HOLD SWがなさそう。電源SWは別にあるので勝手に切れる電源が入るということはなさそうであるが、かばんの中にいれると勝手にSWがおされてしまうだろう。ちょっと携帯向きではないのではないかと思えそう。
 それと、リモコンの受光範囲が極端に狭い。まん前に受光口があるが、上からリモコン操作しても認識してくれなかった。それに、かばんに入れてもだめだった。やっぱり、ヘットフォンと組み合わせたワイア-ドリモコンが携帯プレーヤには似合っていると思う。まあ、VCD使えることから、ホームユースならいいのかもしれないが。。。。
 ふたも相変わらず、ASIA系で全開である。清くていいのだけど、もう一工夫ほしいな。

 さて、再生基本性能であるが、けっこういい。HPで基本性能が示されていないため、ちょっと調べてみたが、実用上まずまずであると思う。今回も曲のデータには谷山浩子のカントリーガールを使ってみた。今回は、従来の比較に比べて、192kbbps、224kbbpsの転送レートとサンプリングレート22K,32K,48Kも試してみた。エンコーダーは、午後のコーダとM3Eを利用している。
000-GOGO-64-128V-CG.mp3 3,933,137 00-07-22 9:13
001-GOGO-128-320V-CG.mp3 8,769,163 00-07-22 9:16
002-GOGO-192-CG.mp3 5,940,040 00-09-18 22:44
003-GOGO-224-CG.mp3 6,930,186 00-09-18 22:39
004-GOGO-256-CG.mp3 7,920,331 00-07-22 9:11
005-GOGO-320-CG.mp3 9,900,537 00-07-22 9:10
010-M3E-192-CG.mp3 5,941,794 00-09-18 22:48
011-M3E-224-CG.mp3 6,932,252 00-09-18 22:46
012-M3E-256-CG.mp3 7,922,712 00-07-22 9:26
013-M3E-320J-CG.mp3 9,903,545 00-07-22 9:19
014-M3E-128LV4(204kbbs)-CG.mp3 6,226,986 00-09-18 22:50
015-M3E-128LV5(250kbbps)-CG.mp3 7,715,310 00-09-18 22:49
100-Elha_OP2-48K.mp3 4,305,152 99-03-01 4:01
200-Feeling Heart(Shiho Ver)32K.mp3 2,083,700 00-01-05 20:05
300-For The Moons Prayer-22K.mp3 2,000,219 00-03-02 11:45

 200番の32Kのサンプリングレート以外の曲は、問題なく再生した。64K-128K、128K-320KのVBRも再生時間がめちゃくちゃであったが、素直に再生してくれた。しかし、32Kのサンプリングレートの時に途中でどうしても終わってしまって、次の曲へ飛んでしまうのである。その後、動作が不安定になってしまうのは、ちょっといただけない。それと、再生実験の時は、いろいろデータを代えるので、CD-RWを利用しているのであるが、こいつは7曲目で認識がおかしくなった。何で、午後では320Kまで安定して再生できるのに、M3Eでと思ったらCD-RWが原因のようだった。同じデータで、再度CD-Rに焼きなおしたところ、32Kのサンプリングレート以外の曲は素直に再生した。


 認識であるが、CD−RWの読みが甘いくせに、700MB CD-Rは安定して再生してくれた。MPTRIP,MP768で再生できない、700MBの最後の方の曲を素直を再生してくれている。しかし、CD-RWを利用できない。ベンダーを代えれば使えるのがあるかもしれないが、この件は後日Okbuyerと相談してみようと思う。それと、認識をしくじると不安定になるのがちょっとやな点である。それと、残念ながら、マルチセッションのCD−Rには対応していない。マルチセッションで焼いても認識するのは、最初に焼いたセッションのみである。上は、191曲目を再生しようとしているときである。なお、このCD−Rは、1階層のディレクトリを作っておいたものである。何回層まで、読めるのかはまだ試していない。

 さて音質であるが意外に好みである。結構すっきりしている。MP3のときはイコライザーが機能しないのであるが、ちょうどいい音質ではないかなと思う。BGMで流しおくのにそんなに疲れるような音ではなく結構気に入ってしまった。ただ、OFFにしたりするときにプチノイズが入ることはある。曲渡りの時のノイズはそれほどでもない。

 電池の持ちであるが、まだ分らない。1時間動作させてがいまのところ持っている。消費電力は、3.6V、3.5Wであるから結構大食いである。単純に考えると1400mAの電池であるから、1時間半強くらいか?ACアダプタも6V2Aと強力なものである。これが何を意味しているかというと車で使うときにかなり大型の変換アダプタが必要だということだ。2Aのアダプタなどはこっちでも見たことはなく、スペックを信じて1Aを用意することになるが、カーアダプタで1Aというのもちょっと見ない気がする。まあ、最悪自作なら作れないことはないが、結構泣く人がでるだろう。MP TRIPのACアダプタでもごねている現状を見るとこれは結構大きな問題かもしれない。

VCD機能であるが、まず立ち上げ時にタイトルが表示される。MP3の時は、認識後のタイトルはOFFされる。

普通の場面では、そんなに問題はないのであるが、画面が大きく切り替え時にうまく切り替えが出来ないケースがたまに発生する。エンコードにTMPGEnc Beta12aを使ってみたが最初エンコードが悪いのか焼き方が悪いのかと思っていたが、RAITEのAV715で再生するとこま落ちがないため、NAPAの問題ではないかと思う。こま落ちの画面を示そう。

画質は、ソースがあまり良くないかも知れないが、VHSの3倍なみかなという気がする。WisdomはSVCDに対応しているからちょっと期待しているのだけど。これはこんなもんでしょう。反響があれば化けていない場面もアップしようかと思ってが。。。それと、面白いなと思ったのが、ダイジェスト機能。そのトラックのダイジェストを表示して、そこへジャンプする機能であるが、結構面白く便利。遊んでしまった。

 結構、否定的な意見ばかりであったがCD-RWを使わなく、十分再生できるデータを吟味して焼けば、十分安定して動作してくれる。再生範囲が広いから実際にそんなに困る場面は少ないと思う(殆どない)。32Kのサンプリングレートなんてそんなにないと思う。私も数曲しかもっていない。。。。ただし、操作性はかなり悪い。VCDがどうしてもほしいという以外なら、MP768の方が実用的でいいと思う。今後Wisdomが出てくるとまた評価が変わってくると思うが、VCD機能があるだぜと人に自慢したければいいと思うが、電池も携帯用の電池をつかった特殊仕様でもあり、ちょっとお勧めできるものではない。でも、音を聞けるチャンスがあって気に入ったならいいのかもね。私の雰囲気ではそんなに悪い音ではないと思う.(もちろん、付属のヘットフォンはつかっていないため、実験するならMyヘットフォンでためしてほしい)。

 買い方であるが、MP768はここで買える。私は注文から9日でとどいた。Tracking numberくれといったから,、UPSのGrondというので来たから、発送からまるまる1週間かかってしまった。Instockであれはすぐに処理してくれる。日本への発送もOKである。
http://www.okbuyer.com/

以上