MP3 Changer車載す!


 安くて(送料税金込み$349)大容量(最大40GB)のMP3Changerであるが、本命の車載してみた。本当はすぐにでも取付けたかったのだが、たくさんのFileを転送させなくてはならないことと、安定動作に不安があったので、1週間くらい家の中で動作させて様子を見ていた。大きな問題もなかったので車載化に踏み切った。MP3CHANGERはCD-ROMくらいの大きさがあるのだが、薄いので車に載せるにはちょどよい。助手席とコンソールボックスの隙間に置いてみた。ここなら、簡単に手が届きアクセスし易い、また邪魔にならないし目立たないので良いと思う。下の絵は置いてみた状態である。

 ここで終わってくれれば良かったのであるが、そう簡単に終わってくれないことが私の選んだもののようだ。eGoでもそうなのであるが、シガレットライターから電源を取るとどうしてもノイズを拾ってしまうのである。egoは9Vくらいで、少ない電流で動作してくれるので、シガレットライターの電源を整流し、その電源ケーブルを限りなく短くしてやればかなりのノイズ軽減ができた。しかし、完全には取りきれてはいなかった。とくに、エンジンの回転に合わせたヒューという音は、アダプタを使ってもそんなに取りきれてはいない。しかし、そんなに大きな音ではないので気にはしていなかったのであるが、MP3Changerだと、egoと比べてもかなり大きくちょっと我慢するには限度がありそうだった。あまりにノイズレベルが大きかったので、2種類のアプローチで対策を検討した。彼らは車載といっていながら、シガレットライターから電源を取るケーブルを付属していないが、その辺に原因があるのかかんぐってしまう。下記に、付属品のPCから電源を取るケーブルを示す。最初はこれを改造して取り付けようかなと思ったがやめた。でも、本当にハンドメイドなケーブルである。

MP3CHANGERは、12V 2A程度必要であるから、かなりの容量を稼がないといけないためegoと同じ方法は取れないまた、その方法もノイズ除去は完全ではないので別のアプローチが必要になる。Fry'sのカー用品を見るとノイズフィルターと、DC-AC変換アダプターがあったので買った。本当はノイズフィルターだけでも、いいのかなと思ったが、フィルターで取りきれるのかという疑問があり、アダプタを買ってしまった。

結果的は、どちらでも十分なノイズ除去が行えた。エンジンをかけても今まで聞こえていた、エンジンの回転に応じたノイズやピーと言う耳障りな音もきれいに無くなった。DC-ACアタプタはちょっと高価でもったいなかったが、効率という点で不利であるので、ノイズフィルタで対応する方法でノイズ除去を図った。下記に車載化の最終案を示す。

電源供給の根元にフィルタをかましている。これで、いやなノイズはすっかり消えた。また、振動であるが、今のところ振動に関する音飛びはない。私の近所は道路工事が多くて道が悪いが、結構な段差にのっても音飛びもなく、ディスクが壊れるということも発生していない。また、今日BurBankまで遠乗りをしたが高速の段差でも特に影響が無かった。でも、振動に関係なく、ごくまれに音飛びすることがある(これは家でつかっているときでも経験した)大した頻度でもないので、あまり気にすることでもないと思うが、直ってくれるとありがたい。おいおいサポートと話をしたいが、再現頻度がかなり低いため話にくくて困っている。

以上