MP3 Chaner


4月8日
 先週にMP3Changerを車載してみた。やっぱり、一筋縄ではいなかった。その対策を記してしておく。
 MP3Changerを車載す!

4月1日
 もう何代目のMP3プレーヤになるのだろうか?たくさんのMP3プレーヤを購入しているが、これは決定版かなと思って買ったのであるが、期待に違わぬすごいものだった。当初SUPER RIOと標榜してちょっと怪しく、注文して3週間くらいこなかったから、だまされたかなと思っていたが何とか出してきた!!しかし、荒削りなんてものではなく、初心者には手をだせるようなものではない。
 私は、ディスクレスモデルを買ったので、最初はIDE ドライブのインストールから始まったが、SOFTWAREもインストールガイドも入っていなかった。メールを送ると、今まさに作っている最中だから、ちょっと待ってWEBに載せるからと回答があった。それに、FRONT PANELもなかった!では、MP3Changerをお見せしよう!

車載、据置きタイプのため、ちょっと大きい、大体CD-ROMドライブくらいの大きさがある。これは来たときに直ぐに撮ったからきれいであるが、今もっているのは安定動作のために若干の改造をおこなったが失敗して、かなり汚くなっている。これでは、返品できないだろうな!でも、じゃじゃ馬ならしだと思って楽しいから、これはこれでいいのかもしれない。マニュアルがなかったから、IDEドライブのインストールは結構苦労もしたし、壊してしまった。向学のために注意を示す。

  1. ケースには、表と裏があり上に示すように表側に部品を載せていかないとうまくインストールでできない。習慣にとらわれて裏側にセットアップしていって、うまくいかず3端子レギュレータの足を折ってしまった。上の写真は本当は3端子レギュレータが載ってないが修理中のため、はずしてある。
  2. 3端子レギュレターには大きな放熱器がついているが、何の固定もされていない。ブランブランの状態である。車載を前提にするなら、振動対策で一回はずして、レギュレターの各足に収縮チューブをかまして、補強しておいたほうがいいと思う。このトラブルで気づいたのだが、5Vを作るために、78M05という500mAのレギュレターをつかっている。SPECが守られているのかな?
  3. その放熱器は、絶縁されていないので、絶縁したほうがいいだろう。
  4. ACアダプタを用意したほうがいい。付属には、5inchベイの電源コネクタから電源をとるコードが付属しているが、常にケースのマシンの側板を開けているのは、私の美的センスが許さない。また、MP3CHANGERから電源コードをはずすときは、手元にあるSWをOFFしてからはずすことと、わざわざメールが来たがこれをやるとホスト側のマシンが気絶することがあるので、よろしくない。電源のOFF->ONの時のラッシュが大きいのだろう.電源はセンター+で12V、2.5Aのやつを使っている.当初,1Aのものを用意したが容量が足らずまともに動けなかった。これくらい大きい電源は高いしあまり無いと思うので、ATの電源なんかを用意すればいいのではないかと思う。

ちぎれてしまった。3端子レギュレター。。。。ぽろっと放熱器が外れたときは悲しかった。。。。本当は下のやつが左側を覆っているのであるが、この時点で外れてくれてよかったと思う。補強もできたし、1Aまでもつ7805へ変えられたし。。。。よしとしよう!

フロントパネルであるが、今のところ無い。出来たら送ってくれることになっているが、どうなることやら。。。一応ボタンは6つあり、操作は癖があるが、慣れれば使いがってはいいと思う。好きな機能は電源をONしたときに、最初からRAMDOMがONになっていることである。eGOでもそうであるが、大容量のやつはRAMDOMがデフォルトがONでないとなかなか後ろの曲が聞けない。egoはこれがOFFだったので、いつもはじめは同じ曲を聞かされて飽きてくるのである。ボタンの設定であるが、左から

  1. 曲戻し
  2. play、pause、stop
  3. 曲送り
  4. Folder戻し(プレー中は無視)
  5. Folder送り(プレー中は無視)
  6. モード設定
    1. PC MODE(曲のデータ転送や編集)
    2. VOLUME
    3. GOTO TRACK(全体に飛ばしたいとき)
    4. RAMDOM設定

転送プログラムは漢字には対応していなかった。転送方法はRIO300ライクで単純で使いやすい。エクスプローラでコピーしたいファイルを選択しておいて貼り付ける。その後、updateを選ぶと勝手に転送していく。5MBくらいのファイルを150曲ほど転送して、2時間から3時間くらいで、転送していった。最近のマネージャーのように1曲、1曲選択するわけではないので助かる。

MP3CHANGERは最大255のフォルダーをもっており、その下に曲を入れられるようになっている。自分の好きなジャンルをひとまとめに作って流せるので、ちゃんと作成すれば便利ではないかと思う。もちろん、TAGに対応しているので確認もできる。今回は何も考えず、CD-Rに焼いておいたデータ2枚をフォルダに分けて転送してみた。162曲と174曲入っている。化けてはいるが漢字でも転送はできる。

 音であるがイコライザーが無いわりに音にメリハリがあって、結構好みの音作りである。高音がキンキンするわけでもなく、しっかりした音を聞かしてくれる。この点に関しては気に入った。ながらで流して聞いても疲れないのではないかと思う。まだ、2日くらいしか使っていないから、この点に関しては感想が変わるかもしれないが。。。egoも当初音が悪いといわれたが、あれもトリッキーなイコライザー設定が災いして、ちゃっとしたイコライザー設定で聞かれた感想ではないのではないかな。かわいそうだなと思ったけど最近FWがアップデートされて簡単な設定でイコライザー設定が出来るようになって良くなっている。しかし、これはそんなことをしなくても、素でもそれなりの音を聞かしてくれている。AtmelのGAで作っているみたいだがベースは何なのだろうか?でも、最近のプレーヤで音がおかしいというのは少ないので、あまり参考にならないかな?

難点であるが、これも結構ある.

  1. 何といっても、まだ完成品とは思えない.SOFTWAREは付属していないし、操作法すらない。まあ、WEBから落とせばいいからあまり関係ないが。。
  2. 熱暴走するのである。78M05という低容量のレギュレターを使っているから、そのうち電流を与えられないのである。50曲程度転送するとハングアップしてしまった。このため、CPUのヒートシンク用のFANをはずして、中に入れてコントロール基板とレギュレターを冷やしてやった。いまのところ、連続8時間動かしてみたけど、元気に動作している。
  3. ケースが最悪である。HDDをとめるところは無いし、LCDパネルの取り付けは最悪だし。。。このおかけで、接着剤でとめたらさらに悲惨なことになってしまった。
  4. 若干動作に不信なところがあるような気がする。私が気が付いたのは、パラレルケーブルが繋がっていると、正常にコールドブートやその他の操作が正常に行えない。ケーブルをはずせば、特に問題がみつからない。最初結構はまった。データ転送したけど、どうやって再生したらいいのか分らなかった。最初は漢字の文字化けかと思った私が馬鹿だった。しかし、これは仕様だといわれてしまった。マニュアルの最後にはずしてくれと書いてある。

とはいえ、出たばっかりだし、今後サポートとちょっとお話しようかな思っているので、時間が解決してくれるのはないかな?なにはともあれ、いまは、10GB IDEドライブを使っているが、軽く1500曲は入ってしまうのは感動(そんなに曲をもっていないが)である。もう少し使った後に車載しようと思っている。今後振動についてレポートも出来ると思う。多少のHWの知識と多少のことは気にしない人で、試作品レベルの楽しさを味わえ、サポートの人とお話する元気があり(結構親切だしやる気がありそう)、その辺がすきな人は面白いプレーヤだと思う。でもコンセプトと転送マネージャと音の出来、価格はまあまあかなと思う。曲のマネージメントは単純ではあるけれど。。。

なお、WEBサイトは、
WWW.MP3CHANGER.COMである。
以上