サンハトヤに行きたくなって伊東へ行ってきた。


5月10日2009年
 小学校のころの夏休みの家族旅行っていうと、いつも伊豆だった。下田とか伊東とか熱海とかに海水浴に行ったものだ。伊藤園とかサンハトヤとかプリンスホテルに泊まって楽しんだ。でも何となく覚えているのはサンハトヤかな?亀が泳いでいるお風呂って言うのがなかなか新鮮で思い出深いものだった。でも、いつの間にか伊豆なんか行かなくなってなってしまって、軽井沢とか近所の近場の日帰り温泉なんかや海外に行ってしまうようになった。でも、何となく昔の思い出の発見っていうことでサンハトヤに行くことになった。東名で行く方法もあるけど、中央高速から、御殿場経由で箱根、伊東へ行くプランを立てた。下は、山中湖、箱根峠、十国峠を回ったけど思い出深いね。ぼろぼろの最初のデトミニを手に入れたところだ!

 いつも思うけど、山中湖の料金所からみる富士山って好きだ。CLUB305だと早くくるので暗かったりするけど、今回はタイミングが良かった。

 冨士五湖道路から御殿場に抜けて、芦ノ湖に向かった。やっぱり芦ノ湖と言えば大涌谷がいい。

 大涌谷は至る所で温泉が沸いていて、その温泉を使ってゆで卵を作っている。硫黄と鉄分が卵の殻に結びつき、黒くなるそうだけど、一個食べれば、7年長生き出来るらしい。半熟ではないけど、下でわさびマヨネーズを買っておいて食べるのが私の好みだ。

 駐車場から10分ほど歩くと、この黒玉子茶屋に到着する。5コで500円で買える。

 まあ、芦ノ湖の遊覧船は時間が掛かるし、箱根の関所は外国の人たちを連れてきたときは面白いけど、日本人が見てもなあと思ったので、箱根峠の道の駅まで一気に来た。ここから、箱根と芦ノ湖が一望できるので結構好きだねえ。

 ここから、20号線に入って伊豆スカイラインを目指す。でも、この分岐って行き先がないのでちょっと迷いそうだった。

 伊豆スカイラインは、135号が混むからその迂回路で大好きだ。緩いワインディを抜けると、海岸線が突然現れてきてへーーって絶景が現れる。ここはビーナスラインとともに大好きな道だ。

 多賀からの眺めが素晴らしい。思わず車を止めてしまった。この前に何ポイントかAltaVistaが合っただけど、ちょっと踏んでいたので止める機会を逸していた。ここの景色は思わず停めたくなる。つづら折りの中から突然海が開けるとのはちょっといいねえ。

 亀石峠から、よく泳いだ宇佐見の海岸に抜けて、昼飯は川奈の海女の小屋を選んだ。海鮮みそ汁で有名なところでちょっと興味があった。でも不味くはなかったけど、味はが普通かな?なんとなく、伊豆は観光地価格なのか全体的に飯代が高いかなって印象があるねえ。まあ、どこへ行こうかということを重点にしていたので、B級グルメのチェックをしていなかったことが失敗だった。まあ、海岸に面して景色も良く、海産物好きなら印象が違うのかもしれない。

 伊豆にも海岸線に露天があることは分かっていた。最初は黒根岩風呂にしようと思っていたけど、朝と夜しか開いていないことが分かって、残念ながら入れなかった。

 そこで、大川温泉の磯の湯に入った。ちょっと前の戸板がじゃまで、湯船に入ると海が見えないけど、ちょっと立てば海が見える良い温泉だ。なかなか世話好きのおばさんがお湯に温度をどうですか?って聞いて、温度を上げてくれた。温度は結構熱めで良い感じだ。帰りは、おばちゃんに教えてもらった下水の入り口で帰ったけど、こっちが正式な入り口だそうだ。子供がいれば、探検気分でなかなか楽しい。。。。

 その後、伊東の道の駅の伊東マリンタウンへどんなおみあげにしようか物色し始めた。。。。

 伊豆諸島の島焼酎が全部あるそうだ。500円で試飲できるそうで、一本買っていこうと思ったので、事前に味わえるのは助かる。いろいろ飲んでみたけど、島流しが一番がつんと来て、面白かったので買った。

 サンハトヤにはチェックインは4時だったので、丁度良く入った。10階の部屋で眺めが良かった。ただびっくりしたのは、フロントで対応してくれたのが、中国からの研修生の人たちだったとのこと。今日は、中国と、台湾からの団体さんがくるようだったのでそんな対応だったのかなと思ったけど、2chの温泉板をみてちょっと状況が理解できた。お家騒動が勃発しているだねえ。まあ、そんなことはあったけど、悪くはないよ。でも、子供の頃はものすごくにぎわっていた記憶しかなかったので、閑散としているサンハトヤを見るのはちょっと残念だ。とりあえず、海底風呂に入った。海底風呂っててっきり海底にあるだと思ったけど違うだね。海底1000mから取っている温泉だからだそうだ。魚が泳いでいるのを見ながら風呂に入るけど、空いていてちょっと落ち着かなかったねえ。誰もいなければ写真でもと思ったけど、誰かしらいたので、撮れなかったのが残念。

 サンハトヤの名物はディナーショウらしい。北岡ひろしさんのど演歌だった。夕食はあわびステーキが柔らかく美味しかった。窓から見える夜景もなかなか風情があって素晴らしい。

 いままで、演歌系って全く興味の対象にはなかっただけど、年を取ったのか結構楽しめたのは驚きだった。。。まあ、泊まって、ご飯を食べて、ショーも見れてこの値段なら全然お得だねと思ったね。。。これで、浩子さんのコンサートなら倍でも出して良かったけど。でも、ショウーの最後にハトヤなんで、鳩が放されるのは知らなかった。なかなか粋な演出だね。

 次の日の観光を開始した。まずは、ひものだけど宇佐見のお店で、その場に七輪があって試食は無料って太っ腹な店があった。ここで、気に入った物をゲットできる。焼酎もそうだけど味見できるのは伊豆の良いところだ。はずれを引かない。。その後城ヶ島に向かった。ここは、吊り橋や灯台へ向かうハイキングコースがある。でも、ここにも、露天風呂があるとは思わなかった。。。それと、ぼら納屋ってご飯食べるときに伊勢エビ系で結構値段がはるけど、有名らしい。。。ハトヤで朝食を食べてしまったので時間が合わず今回は断念した。この駐車場から700mあるらしい、吊り橋までハイキングコースを歩いていく。

 綺麗なリアス式海岸の風景を見つつ歩いていく。黒船に対抗した砲台のあとがあり、途中猫ので向かいを受けて吊り橋にだとりついた。猫は、3匹ほどいて人慣れしてかわいい。。。吊り橋も大きく灯台への橋渡しとなっている。

 吊り橋を渡って、灯台を上った。ここの灯台は、上まで上がれるようになっている。ただ、灯台に来て驚愕の事実が分かる。。。700mも歩かなくても近所に駐車場があるようだ。でも、ぼや納屋の駐車場を歩いた方がいろいろ綺麗な海岸が見れておもしろうい。帰りは、ショートカットできる道が合ったとのでそちらから帰った。

 城ヶ島を後にして、白浜にむかった。白浜って高校の自然コースで水泳の2週間の実習をやらされた思い出の地。プールのない高校っていうのが、第3条件くらいだっただけどそんな不純な動機は消し去ってくれたけど、これで泳げるようになった。でも、いつ見ても綺麗だよねえ。

 下田の道の駅に向かった。ここで、金目鯛の茶漬けを食べようと思ったけど食堂が臨時休暇になって食べられなかった。きんめバーガーがあったけど、天城峠でいのしし系が食べられるみたいなのでそちらで食べることにした。下田は結構柑橘系がいっぱいあって買って帰ったけど、なかなか美味しかった。

 下田から、いよいよ414号を北上して帰路につく。まずは、河津に向かう。ここは滝とループ橋があるけど、まずは滝へ向かう。

 河津は7滝あるそうだけど、行くのが簡単だった。初景滝へ向かう。マイナスイオンがいっぱいあって気分がいいねえ。

 小さい石に、3回投げて入れば願いが叶うっていうのをやっていた。流石に私は全然駄目だった。

 初景滝に到着。そんなに大きくないけど、雰囲気が良い滝だった。

 伊豆に行きたいと思ったのは、久しぶりにサンハトヤに泊まりたかったのと、この景色を撮りたかった。伊豆地震を発端に造った橋だそうだけど。ループ橋って好きだ。140号にもループ橋はあるけど、こっちのループ橋の方が面白い。

 やっぱり、デトミニとマッチしている。せっかく河津に来たらここは押さえて置きたい。

 いよいよ、河津七滝ループ橋へアプローチする。せっかくだから動画を撮った。ただ使い方をよく知らない素人が取ったから、音声が入っていない痛恨のミスをしてしまった。音がないとさびしいので、私の大好きな奥土居美可さんの”瞬の色をかえて”を合わせた。この曲大好きなんだよねえ。でも、絶対走って楽しい道だ。

 その後、小説天城越えで有名な天城山隧道へ向かう。少年と娼婦のもの悲しいサスペンスで面白かっただけどライトノベルばっかり読んでいる訳ではないだよ!でも、ライトのノベルは大好きだけどね。この道は、未舗装で轍があり、べたべたなデトミニではかなり慎重に運転しないと、下を打ってしまうので注意がいる。車高を下げているなら通らない方が身のためだ。

 これが、文化財になった、旧天城トンネルだ。重厚な作りでちょっとオカルトチックで面白い所だ。わざわざ通ったかいがあるよ。

 なんかヨーロッパの雰囲気も漂って来て良い感じだ。まだ、こういった道が残っているのはうれしい。

 まだ、414号を上がって、道の駅の天城越えに到着した。ここはいのししとわさびが名産みたいだ。ボタン鍋もあったけど、この前の秩父とは遠く及びそうにないので、いのししラーメンを食べた。大したこと無いだろうっておもったけど、さっぱりしたなかなかの味だった。いのししのチャーシューも硬くなくなかなか良い感じだ。ただ、ここはラストオーダーがPM3時なので注意がいるだろう。

 写真見れば分かるけど、伊豆も見所一杯だね。まだ、全部回っているわけではなくいつの間にか足が遠のいてしまっていたけど、なかなか面白かったねえ。ただ、渋滞を避けたいっていうのがあったので、人があまりいなくて寂しいっていうことは合ったけど快適な旅だったねえ。ハトヤももう少し賑わいがあるといいだけど、飯もディナーショウも本格的なもので楽しめたねえ。草津や軽井沢とは違った楽しみ方だねえ。日本人はいつごろからこれを忘れてしまっただろうと思ったけど。

以上