ERA TURBOに付けたブローオフバルブの修理


2007年01月05日

 お正月にERA TURBOのメンテナンスを実施した。直しそうと思った点は2点。オイルプレッシャーSWからのオイル漏れと、アイドリングの回転が暖まってくると、1200rpmにまでに上がってしまう問題の修正である。

 アイドリングが上がってしまうのはどこからかエアーを吸っているではないかとの予想。どこか単純にネジが緩んでいるのかなあと思ったけど、そんなに甘くはなかった。2点のパイプをベンチで押さえると200rpmずつ下がっている。となると、この延長線上にエアーを吸っている問題がありそうだ。まずは、赤いワンウェイか、マニュホールドの根本にあるワンウェイバルブかなと思っていた。それと、もう一カ所は、ブローオフバルブからエアーを吸っていそうだ。

 赤いワンウェイと、下のマニュホールドについているワンウェイを交換したけど変化がなかった。他から原因があるだろうなあと思ったから前にブローオフ用にエアーを取った場所があるけどそこから吸っていたようだ。

 原因のその位置は、このパイプ。。。。片方がぶかぶかになっていた。単純に刺さっているだけだった。バンドで押さえていたけどパイプ自身が堅いから、締め付け切れていないようだ。このため、このパイプは廃棄して交換した。

 ブローオフも死んでいると思われるので、Minisparesへフローオフを発注した。クリスマス休暇に阻まれてなかなか来なかったけどなんかと手に入った。

 取りあえず入れ替えてみる。

 古いブローオフを開けてみると、やっぱり、ゴムが裂けていた。これではエアーはだだ漏れだし、ここから吸ってしまうよね。取りあえず、これで解決しそうだ。

 とりあえず、エンジンかをかけてしばらく放って置いても840rpmだね。ちょっと走ってみないと分からないけど、これで解決しそうだ。

 もう一つは、最近に床にオイルが落ちているのが気になった。いままで、そんなことはなかったのでこれは気になるなあと思って、GP10に調べて貰った。そうしたら、オイルプレッシャSWのエアー抜きの穴からオイルが漏れていることが分かった。これを交換すればいいだけど。ERAはただでは起きなかった。

 プレッシャの圧力が違うくらいと思ったけど、仕様が全然違う事が分かった。ERAのスイッチは、圧力がかかると導通するような仕様だった。

 しかし、普通のMINIは圧力がかかると導通が切れるような仕様になっていた。極性が逆なのでNormal仕様のプレッシャーSWは使えない。GP10にこの逆極性のプレッシャーSWの手持ちがなかった。しかし手持ちでたまたま一つ持っていたことを思い出したので、交換して事なきを得たけどね。

 ERAで利用しているプレッシャSWは公式にはGPS134何だけど、メトロに使用しているのは、GPS136なんだよね。これも、ERAと同じように圧力がかかると導通するタイプで使える。GPS134で調べたけど手に入りそうになかったので、手に入りやすいGPS136を新たに2つゲットしておいた。これで、ちょっと一安心だね。


以上