デトミニのFANスイッチをGOLF用のLOW TEMPファンスイッチに交換した。


11月03日2007年
 GOLFのローテンプスイッチが届いた。イシカワエンジニアリングのように、85/93度ではなくちゃんと75/82度でonするのでもっと温度が下げられそうだ。ただ、ライトを付けるとエンストする問題があるので、まだ交換しない方が良いだろうね。このサイトの物は安く$13くらいで、2個を送ってもらって送料が$8なんで、狙った物を選るにはいいだろう。発送も1週間くらいで届いた。
http://www.rennen.us/

 かなり、期待できるので夏までにエンスト問題を直して、夏にはこっちのスイッチに入替えたいね。


10月25日2007年
 Rally JAPANへ行こうと思って遅めの夏休みをとろうと思っていたけど、思ったよりセミレストア代が掛かってしまったので行くのを止めた。時間があるのでデトミニの冷却問題を解決しようと思った。高効率のラジエタと2連FANが着いているにも関わらず、実は交換前よりHeadの水温は上がってしまっていたのである。まあ、最初に来たときと同じに戻ったというのが正解かも。前に厚木へ行ったときにオーバーヒートしたけど、それはFANスイッチの故障が原因だった。このときに、FANスイッチを78度品へ変えていたのである。買ったのについていたデトミニのラジエタは、前のオーナーがリビルドしていたらしく、HondaのFANスイッチが付けられるようになっていた。。。。。実はうちのERAもHonda用の物が付けられるようになっている。早めにFANが回ってくれるように78度品をもっているので交換していたので、Headスイッチは水温が80度くらいで安定するようになっていた。しかし、今回いろいろ対策したにもかかわらず、真夏でもないのに、90度を超えてしまっているのである。

 今回リビルドしたラジエタは手持ちのあまっていた物で、コアはERAで使っている3コアを選んでフネは純正品を使った。純正とHondaの奴とは、FANスイッチの径が違うのでERAで使っていたローパワー品が使えなかった。このため純正の92−87度スイッチを使わざるを得なかった。でもラジエタの能率が上がっているけれどFANセンサーがラジエタの中に入っているので、FANスイッチが92度を検出してもすぐに87度へ落ちてしまうのでHeadが十分冷える前にFANが止まるので、Headが十分冷えないので水温計があがってしまう。

 GP10に逆に水温が上がっているよって言ったけど、あまりまともな返事が返ってこなかった。今使っているFANスイッチは英国車では使っている物ではなく有効な手が打てないように思えた。ヘッドの方に温度スイッチを持っていって冷やそうとか、ドライデッキの話しになってしまうのでいろいろあるけど無駄なお金がかかるのも嫌だし、自分が得意な電気系なんで自力解決しようと思った。今のスイッチにあうローテンプ品があればなんとかなるので調査の旅を始めた。今使っている温度スイッチの仕様を調べていたら、かなり良いサイトを見つけてしまった。
S.I.D.A.Tの商品カタログ
 これを見ると、デトミニで使われている92−87度で動作するスイッチって一般的なんだ。ヨーロッパ車では、29ミリのヘッドにネジを22.5で切ってあるのが一般的で、フランス車やドイツ車でローテンプ品があることが分かった。いろいろ調べていくと、2連FANに対応して、二つの温度域でON-OFFを繰り返すスイッチがあって、今回の構成にはうってつけなFANスイッチがあった。まずは簡単なシングルタイプはフランス車の設定がローテンプ品であることが分かったので、ebayでさくっと手に入れた。ローテンプ品で探すと高いけど普通の部品としてみると500円くらいでGetできる。これなら送料払っても1500円ほど。。。。。Yahooではこの辺は探してもこういった部品は出てこないだよね。

 こいつは今後の120SLに使おうと思っている。92-87度から88-79度なんで、かなり温度改善するだろうと思っているけどね。しかし、いまの2連FANは同時に動いてしまうので、これにライトを付けていたりするとエンストが起こってしまったり、HDD-MP3プレーヤーがディスクを見失ったりして嫌だった。もうちょっとGP10もちゃんとロードテストして欲しいけどなあ。この辺はかなり不満だ。

 カタログから2つの温度域を変化させたときに、スイッチをON-OFFするものがあるけど、GOLF用でちょうど良いのがあることが分かった。ebayやGOLFの販売サイトを調べると扱っているのが分かったけど、いかんせんみんな恐ろしいほどの送料を吹っかけてくるのである。。。。。。何でFANスイッチを送るのに$100以上(一万円)もかかるだろう。。。。でも、ここは、$8て送ってくれる予定だ。それに、スイッチ自身も$13くらいなんで安い。だだここのオンラインサイトから買うと送料が$100以上ってでるので、メールで安い送品プランにしてほしいと問い合わせてから購入のこと。
http://www.rennen.us/
まだ到着していないけど、メールを見る限り良くやってくれている。まあ高くても実験のため必要なんで買わなくて話は進まないけど、GOLFは日本でも人気があるので日本のお店でも、ローテンプ品のスイッチは扱っているのである。相模原のGOLFでは有名ななイシカワエンジニアリングで売っていた。でも、その値段は、\5250。。。。。。高い。アメリカから送ってもらう方が送料含めても半額。。。。しかし、実物が確認できるのはちょっといいしアメリカ分は壊れたときのバックアップでいいやということで、Costcoへ行くついでに相模原のイシカワエンジニアリングへ行ってきた。

 買ってきたのはこれ。85/93度と書いてるけど、これは、ONなるときの温度だそうで、OFFになるのは10度くらい下がってから切るので、85−75/93−83くらいだそうだ。

 92度って言うのがいけないだよね。このFANスイッチに変えてどうなるか楽しみだ。でも、今は、シングル動作なんで、配線を工夫して、2連を独立して動作出来るように変更する。

 シングルの92度のスイッチから、ヒューズ、リレーを介してFANを回している。この部分は今回のセミレストア時にGP10に作成してもらったので、Normalのデトミニにはないものだ。

 配線をチェックしてみたけど、電源が来ているではなく、GNDを配布してFANのオンオフを制御していることが分かった。いまは、シングルタイプなんで、各のFANを独立して回すために制御信号をカットした。

 GOLFのデユアルタイプをつけてみた。ちゃんと入ったので、最大の難関は突破できた。やはり、ヨーロッパ車はほぼ似たような温度スイッチを使っているね。困ったらフランスやドイツの代理店から買えばいい。

 いよいよ動作チェック開始。まずは、アイドリングしてエンジンの温度を上げていく。真ん中が早くONするようで、左側のFANが回り始めた。

 FANのON−OFFを繰り返すようになるまでアイドリングを続けてみたけど、やっと水温は90度を切るようになった。もっと早い段階できるスイッチが入手できれば低い温度を維持できそうだ。

 FANは一個で十分冷却できているので、高温側のFANが回らない。このため低温側のコネクタを外してみた。しばらくすると高温側のFANも回り出した。良い感じ。同時にFANも回らないので、バッテリやオルタの負担も減るので助かる。最初からテンプスイッチはこのタイプでないとだめだ。

 温度は今までとおなじような感じで、90度を超えたところで安定している。

 狙ったFANの動きをするようになったね。FANスイッチの選択も重要であることが分かった。また変わった形の温度スイッチだと思ったけど、ヨーロッパ車では当たり前の物なんだね。でも、何でイギリスは違った形をとているだろうね。不思議だ。これで、結果的に90度以下で水温が安定するようになったので満足だ。

以上