ERA TURBOフロントクラッシュからの生還作業


01月03日2012年
 2010年の5月に、止まらないで出るだろうと思っていた車が止まってしまったので、後ろから押してしまう形でぶつかってしまった。、まあ、多少ERAターボが曲がったけど、たいしたことはないだろうと思っていたけど思いのほか、いろいろな部分が痛んでいたこともあり、一年半の歳月が掛かって修復した。ついでに、300cd以下のファッションライトしか付けられなくてつまらなかったFOGライトもこの際車検があるので、対応することにした。

 これが修復が完了した勇姿だ。車検にも対応して明るいライトも入れられるようになった。

 ざっと、ダメージを確認しておく。フロントアーチが引っ込んでいるし、フロントのエアロ、バンバーフレートBOXやオイルクーラーなどがダメージを受けているようだ。

 ナンバープレートBOXを外していると、押しているkとおから、その中心部分がダメージを受けているようだ。

 オイルクーラーは交換とともに、さらなる最適冷却のために再配置することにした。オイルエレメントもアーチが曲がったことでダメージを受けているようだ。また、外していって分かったけど、フロント部分の前のサブフレームを受けている近所の部分のボディーも割れていることも分かった。まあ、20年選手なので、いろいろな部分で経年劣化が出ているようだ。

 リフトで上げて、ざっと見ているけれど、特に問題は見つけられなかった。真ん中がぽっこり曲がっているのが寂しい。。。。。

 サブフレームの影響もチェックしたけど、特に曲がりなどは無かったが、右側はフルートが漏れたことに起因して錆が酷かったことと、フロントのボディーの割れを修復するためにエンジンを降ろこととなった。

 右側部分の劣化が激しかったことっと、良く秩父に走りに行くときに、きつい左コーナーがあるので、左側のテンションロットの付け根に割れが発生していたので修復する。また、バネレートのきついコイルと入れているので、遊んでしまっているので、サブレームの受けが荒れていることが分かった。この部分も修復する。

 割れの部分は溶接で対応するし、コイルの遊んでしまう部分は、カップを追加して遊ばないように対応する。

 錆を落として、ウレタン塗料で再ペイントすることとなった。こんなにERAターボが劣化しているとは思わなかったよ。また、コイルも綺麗に収まる用に対応した。

 これが出来かがったサブフレームだ。

 フロントも曲がった部分は、細かい板金はしないで、交換となった。アーチの部分にいろいろな警告シールが貼られていたので交換して貰いたく無かっただけどねえ。

 Turboの格納BOXも痛んでいたので今回交換することとなった。

 エアロの補修に着手する。割れの部分を確認するために塗装を剥がしていく。

 ステーの部分はちぎれているしクロスを張り付けるにあたり表面に剥離剤やワックス、塗料やクリアがあると樹脂やパテがのりにくいので、それを除去する作業が必要だ。

 割れた部分を補修するためのクロスを張り付けを行う。

 ナンバープレートboxは痛みが激しかったので、別のもERAターボの物を補修して使うことになった、

 FRP樹脂の乾燥を待つ。、

 その後、表面を整えるためにパテ埋め作業に入る。この作業が大変で波打ってしまったり、デコが出来ていたりして大変手間が掛かる。

 さらに見ていくと、ERAターボのオーバーフェンダーを取り付けるリブの部分が錆が入っていて膨れている箇所があった。剥がして、錆取りを実施する。

 綺麗になっていくと、エンジンルームの遮音材の劣化が目立ってきているので合わせて交換した。

 ボンネットバーを取り付けようと思っていたが右側の部分がダンパーが、ワイパーモーターに当たってしまうことが分かった。とりあえず、左側を処理する。

 右側にあるワイパーモーターが邪魔なため、左ハンドル用のワイパーモーターを取り付けることになった。これなら、サーボの所につくので、右側に空間を作ることが出来る。

 ついでにワイパーモーターをOHする。右側と左側の違いは、根本のパイプとワイパーアームだけだ。ボディーは最初から穴が開いているので、移設だけを行えばよい。

 ワイパーモーターが無くなった空間を埋めるのは、毒キノコ。HKSのパワーフローを取る付けることにした。ERAターボのエアーフィルターは手持ちがあるけど、あまり効率が良い物と思えなかったことと、やっぱりフィルターの交換のしやすさや入手性の向上、何よりTURBOの吸気音を聞いてみたいと思ったので、これは前からやってみたかった点何だよねえ。

 純正のエアクリを外すことが出来るので、その空間には、ラジエターのリザーバータンクを置くことにした。インジェクションには、ここに置いているのでERAターボも置けるだろうと思ったけどいけたねえ。これで、ERAターボの垂れ流し状態から、冷却水を戻すことが出来るので冷却改善につながる。

 エンジンの方は調子が良かったので特にいじらないで、デフ回りだけ、Xピンデフから、安いクワイフのLSDのATBに交換することにした。これは、デトミニで使っているけど、コーナーでしっかり路面を掴むので交換したかった。まあ、パワー掛けるとハンドルを持っていかれるので、片手運転でながら運転ができなくなるけど、乗り味がかなり分かるのでお勧めのパーツだ。

 取り付けの様子だ。オイル漏れは皆無だねえ。

 ついでにスピードメーターの速度を合わせかったのでピニオンも合わせて交換する。車検で見たけど、40kmで41kmだったので狙い通りだねえ。これで、速度と距離計の両方を合わせることが出来た。

 もちろん、オイル漏れは勘弁なのでブッシュ類は交換している。

 ペイントが落ちている点は、再ペイントして貰って綺麗にする。

 ラジエターカバーに割れがあったので、この部分は補修する。

 さらに時間があったのでMEDの新タイプのクラッチでも軽量タイプがあるので、フルセットを輸入して購入した。直接送れなくてタートルから買ってくれといわれたけど、3倍の値段は払えないので、第3国経由で購入したので、半額程度でフルセットを入手できた。

 合わせて交換を行うけど、クランクからのオイルもなく、エンジンは相変わらず良い感じだ。ERAターボのクラッチは微妙に違っている。まあ、壊れている訳ではないので、ERAターボのクラッチは、取っておいて保管だねえ。

 凸凹を取ったので、いよいよサーフェーサーを入れていく。

 ボディーも同様にサーフェーサーを入れて本塗装の下地作りを始める。

 ERAターボにブリティッシュレーシンググリーンを入れて完了だ。合法ボンネットも迫力があって精悍になった。

 アーチの部分の警告ラベルは売っていることが分かったので、交換して解決した。結構、この辺は板金すると忘れ去れて、無くなってしまうけど、私のERAターボは、そういった部分が無いという考えられなかった。でも、警告ラベルが手には入って良かった。

 最後に、車検に適応するように、ヘッドライトの配線を組み替えた。何回も保安基準を読んで、適応するようにデザインしたけど、LOWビームの位置がポイントで、車検適応出来て良かった。まあ、年式によってはこの方法でも駄目なケースもあるけれど、ここを中心に車検を見られたけど問題が無くて良かった。

 このライトは、止まったときに眩しくないように現行システムが入っているけど、GND側で対応していると思わなかった。このため、ライトのGNDをボディーから浮かす作業が必要でちょっと面倒だった。でもこの辺の問題はクリア出来て良かった。さらに、2番目のビューズが接触不良になるというおまけがあったけど、これの走り始めに分かって良かった。。。。この延長でHDD MP3プレーヤーのハードディスクが壊れてしまったのはご愛敬だけどねえ。あのラインだけ切れるのは想定外だろうねえ。

 LOWビームをFOGをつけてみたいところ、どうやらドライビングライトなんで意外に明るい。最初は明るさは犠牲になるからHID化が必要かなと思ったけど、現状でも十分だ。

 LOW、HIGH、パッシングなどを動作させて、特に問題なく動作したのでOKだ。

 とにかく時間が掛かったので、どうした物かと思ったけど最後の踏ん張りで年内に終わったのは見事だったねえ。念願の毒キノコが乗ったし、ボンネットも車検が通ったし、ATBがかなり効いていて、ながら運転は出来なくなったけど、楽しい運転は出来るようになったので、よかったねえ。まあ、本当に元に戻って良かったし、結構綺麗にしているつもりだけど、よく見ると劣化している部分結構あるだねえと思った。

以上