デトミニのエンジンOHの詳細 その4(エンジンの組込み)


12月02日2008年
 いよいよエンジンが組み上がったので、補機を取り付けてエンジンをかける。22日の懐古パレードに間に合わせるために、全力で対応中だ。まあ、エンジン組上がってもウェバーのセッティングが出ないと走れないしね。とりあえず、今まで考えていた悪巧みがどのような形になるのかちょっと楽しみだ。。。まずは、エンジンクレーンで、エンジンをデトミニに取付る。

 サブフレームもスポット増しをして、ブルーに塗った。懐古自動車パレードの集合のときにも微妙にちらちら見えてみんな気になるようだ。これは、結構綺麗でなかなか面白かった。エンジンを塗るのは当たり前になってきたけど、同じ事をやっても楽しくないからね。いま、リアを処理中だ。

 ヘッド周りの処理だ。ドライデッキの入り口やバルブも、吸気効率をあげるために傘の部分も削っている。サーモもドライデッキ併せて加工をしてある。完全に締まってしまってはまずいそうだ。スタッドもARPの新品を入れてある。この辺をケチってトラブルを呼びたくないからね。

 ブレーキパイプも錆びないようにクリアの塗るけど左側のパイプはエキゾーストの熱のあぶられて、変色していたそうである。このため、断熱材を追加することになったそうである。ブレーキがスカスカになっても困るからね。

 バルタイ(バルブタイミング)も正確にあわせるように調整式にした。これできっちりKentが想定したタイミングで開けられるようになる。本当はテンショナーはいらないのだけど、せっかくあるので追加している。

 クラッチの組み付けも開始。今回は超軽量タイプを選択した。乗ってみたけど超軽量タイプで全然問題ないね。吹け上がり感覚が全然違う。また、クラッチは強化タイプのオレンジにした。グレー方が強いけど、クラッチが重すぎるのも嫌なので、今回のデトミニはオレンジで妥協した。クラッチベアリングは、オイルシールの付いているタイプを選んだ。

 オイルポンプも取り付け。ERAターボで懲りた2本止めではなく。デトミニは4本止めにしてある。もちろん、あとからERAターボも4本止めに変更している。ハイキャパになるとこの部分のガスケットは非常に重要だろうと思う。

 エンジンがボディーに乗ったところ。新たに組み直したので綺麗だよね。サブフレームもちらっと見えて良い感じだ。。。。

 足回りは綺麗に塗ってくれと言わなかったけど、バランスが悪いので向こうで綺麗にすることにしたそうである。後から考えれば当然だね。やっぱり、これは綺麗な方が良い。

 見えない上側が汚れていたので、同様に洗浄してもらった。また、ボディーの下もアンダーコートを塗って錆を呼ばないように考えている。

 塗り上がったので、いよいよ下回りを組み上げる。こんだけ綺麗だと、ジャッキを当てるところが無いところが問題だって言ってきたね。。。。自己満足な世界だけど、このIdeaは面白かった。

 足回りは、コイルへ変更する。フロントは、140kg/cmで良いと思うけど、リアは、柔らかくしようと思っている。とりあえず、100kg/cmと70kg/cmを用意している。リアが柔らかいと乗り心地がよくなるからね。

 ここで問題発生。水回りの補機を着けていたけど、ローアーホースのジョイントのプラスチックが崩壊寸前だった。内壁の繊維が出てしまって完全に詰まっていないけどあまり良い状況とは言えないことが分かった。メールで連絡受けていたけど、これは伊豆のデトミニでもある程度痛んでいたので、新品を購入済みだった。まあ想定内だったので、これは後ほど新品に交換予定。しかし、いままで、よく冷えていたな思う。でも、この前ウォーターポンプを交換したが早くも水漏れしてしまった原因の一つなのかなと思ったけどね。

 これが組み上がったエンジンである。ちらっとブルーが見えて、サーモの所の赤が鮮やかで綺麗だ。ERAターボよりHeadのここ部分がつるつるで色が入っているのはちょっと良い感じだ。

 金曜日にミツさんと、WEBERのセッティングを煮詰めた。最初はセットが出なったけど、良い感じでしがっている。モーターみたいなエンジンで、吹け上がりはジャープだ。でも、まだ慣らしで、3000RPMまでしか回していないので、真価は発揮していない。

以上