BAIMO(バイモ)に変速機能(シフトキット)を入れた。


6月18日2011年
 名栗に行ったときに、小沢トンネルの手前の坂を登れなかった。バイモはモペットなので、3速ギアしか入っていないような物なので、、エンジンパワーをあげてもあの坂は上がりきれないだろうとと思っていた。それで、これに対応できるキットが無いかなと思ったら、シフトキットなる物があり、ペダルのフロントギアにエンジンパワーを持ってくる怪しさ満点のキットだった。届いたのHDタイプだけど、思ったより部品点数が多いなあと思った。

 このキットで良いなあと思ったのがクランクの仕様が変わること。コッタードから、コッタレスタイプのクランクに変更できる。これで、このキットがだめでも、ギアバリエーションが増えて良いと思っていた。まずは、クランクの取り外しから、ペダルのネジは、左側は逆ネジだけど、こっちのクランク根本は、正ネジだった。

 取りあえず外さないと始まらないのでいろいろやったけど、今度は右側が外れない。今度は右側が逆ネジだった。自転車のことはよくわからないけど、正ネジと逆ネジのことは、頭に入れないとだねだねえ。

 やっと外れた。コッタレスタイプに交換する。

 専用ツールでコッタレスのネジを締めていく。また、このコッタレスにクランクピンに接続するギアの組立てを行う。

 チャンバーの位置が微妙だなあと感じた。まあ、後で分けるけど干渉しなかったけどねえ。

 フロントギアに組み立て、まずは、ギアカバーの取り付けを先に行う。フリーハブの取り付けを行う。ここで、ネジ径があっていないが、ネジを挟むのがポイント。最初これをやっていなかったから、2枚のギアのクリアランスが取れないようだ。

 その後、クランクを取り付ける。2枚のギアはそれなりの間隔が必要なようだ。

 ねじ径が大きいので引っかからないので閉めにくいけど、固定するしかない。

 固定のネジは頭が出ないようになるようだ。

 次に、フロントギアを取り付けて、エンジンマウントの方法が変わるのでエンジンを取り外す。

 次にエンジンマウントを取付けるための準備に取りかかる。後ろ側のマウント使って、駆動を変えて行くことになる。

エンジンマウントの部分の設計が甘いのか一部削って置かなくてはならない。マウントを当ててみればわかるけど、そのままではお互いのネジ穴が合わない点が出てくる。私の部分はこの辺を削って入るようなった。補強のバーの部分は削る必要がなかった。

 その後、マウント部分のパーツの取り付けを行う。また、一本は長いネジ必要なので入れ替える。段差が出来る部分はワッシャーで調整することになる。

 エンジンマウントを付けるとこんな感じになる。

 次に、うしろのスプロケットについていたため長いチェーンを詰める必要になる。この部分のチェーンは大きいから自転車用の物が使えないのでちょっと面倒なんだよねえ。

 また、チェーンの張りを調節するために、薄いスペーサーを追加して調整する。でも、ここで調節してもパワーかけると伸びてしまうだよねえ。

 ドリルピットを使って今回は外した。

 チェーンリンクを使って、外した部分を接続する。

 エンジンの上下を制御してフロントの部分のチェーンの張りを調整する部分を取り付ける。しかし、この部分のネジは最初は長過ぎるので、サンダーで丁度良いようになるように切る必要がある。

 その後、エンジンを載せていく。この調整が面倒だったので、写真は撮らなかったけどねえ。朗報はチャンバーキットとクランクが干渉しなかった点だねえ。これは便利だ。しかし、スターターキットには干渉したけどねえ。

 エンジン駆動は外側なんだよねえ。最初はとっちにかけるのか悩んでしまった。しかし、この部分はスペーサーを調整して曲がらないように調整する。

 調整が終われば、滑らないようにKEYを入れる。この部分は、硬くならないように削ってすっと入るようにした。こっち側のスプロケットは、9,10,11枚とあって、ギア比を調整出来るようになる。

 左側も同様に調整して、KEYを入れる。

 実際のシフトキットの走りはこんな感じだ。
 
 まだ、スプロケットを10枚歯にしているけど、一番重いギアで加速が重いので最高速は犠牲にしても9枚歯にしたいねえ。でも、問題となった名栗に向かう小沢トンネルの坂でも上がれるようになったので、大体の道は走れるようになったなあと思うねえ。最初はパチモン臭がしていたけど、結構良いキットだねえ。これはお勧めだ。

以上