BAIMO(バイモ)にハイパフォーマンスキャブレターを取り付けた。


5月05日2011年
 バイモのキャブレターは下のような感じの物。濃さの調整のレバーがあるけどあまり変化がなく、マニホールドも急角度がついていて細く、いまいちやる気が無さそうな気がする。この辺を改善してキャブレターを交換したいと思っていたので、今回実施してみた。

 CNSというハイパフォーマンスキャブレターを購入した。これはRece用と2種類あったけど、とりあえず自分のバイモにはハイパフォーマンスタイプにした。キットはフルキットのタイプでケーブルとスロットルが着いている。チョーク用のレバーの絡みもあるので、キャブだけでなくフルキットで買った方が良い。

 しかし、問題が発生する。Normalのマニホールドだと、エアクリーナーとの絡みで長すぎでフレームに当たってしまうのである。これでは付けるに付けられないのである。

 2つの方法で解決できる。一つは短いマニフォールドで、もう一つはオフセットしたマニホールドである。

 オフセットした形に取り付けて、エアクリ自身をフレームに当たらないようにする。でも、これではさらに吸気側が長くなり細いマニホールドになってしまってせっかくの高性能キャブを殺してしまうのではないかと思った。

 次に短いマニホールドである。キャブの水平は取れないけど、この方が太く、ストレートに吸気が入っていくので効率はこっちのほうが数段良くなるだろうと思う。

 搭載方法が決まったので、ケーブルの取付けに掛かる。

 ノーマルと違って、フロートが2種類にある。

 組付けとこんな感じ。今回は念を入れて、90度アングルのエアクリに交換した。やっぱり、K&Nのフィルターは付けておきたい。

 マウントするとこんな感じ。今回はガソリンフィルターも追加してある。ガソリンの入れる以外は、フリー配線でつなげないで良いそうだ。

 クラッチの干渉が気になったけど私のは問題なかったようだ。現状でも左側ケーブルの干渉が厳しくて、これ以上下げたくないと思っていたので、追加の部品には交換しなかった。

 濃さ調整のレバーはここに付けた。そんなに動かす物でも無いだろうとしねえ。。

 チャンバーと組み合わせた最終形態は下記のようだけど、やる気満点の感じがいいだろう。。。。

 ハイパフォーマンスキャブは、チャンバーに交換したときに発生した20マイルから25マイルのパワーの谷が無くなったねえ。素直に35マイルまでコンスタントに吹けるようになった。今まで回して回してやっと35マイルだったけど、苦労なく35マイルまで引っ張るようなった。流石にそれ以上はまだ回していないけど、坂道利用すれば40マイルも夢では無い感じがするけど、まだ遠出には出ていないのでどんな感じかは未知数だ。交換して効果が分かるのが、バイモのキットの面白さだねえ。多彩なパーツが出ているので、いろいろいじってみたくなるのが魅力だねえ。

以上