デトミニに空燃比計を取り付ける。


1月18日2009年
 家の店の人たちは空燃比計なんて無くてもセッティングできるけれど、自分でみるなら客観的に燃調が分かる物が欲しかった。空燃比計は、精度の良い物は高価で一般には縁遠いものだったけど、最近はセンサーの価格低下にもとなって手頃に買えるようになってきた。ebayを覗いていたら、送料含めても25kくらいで買えそうなので今回買ってみた。

 キットは必要な物はすべて揃っていた。マフラーの取り付けねじを着けられれば簡単にできそうだ。

 もともと、デトミニのOHを実施しているときだったのでついでに取り付けようのナットを溶接してもっていた。全体の気筒の状態を見たかったので、LCBをまとまっていた先にセンサーの取り付けをお願いした。

 表示部分のパネルを製作しなくてはならないけど、どうせなら時計も動かしたかったので、伊豆のデトミニに付いていた時計を動かそうと思った。これは、デトマソTURBO用の物だった。イタリア製なのでぴったりだけど、配線の方法や時刻の合わせ方が分からなかったので、パズルを読く要領で使い方をしらべた。

 時計用の配線信号を取り出すためにパネルを外して調べた。常時、アクセサリー、ポジションの3つの配線を引き出さないとだめだ。

 必要な配線をしたので、パネルを戻しに掛かる。

 空燃比計と時計は、デトミニには灰皿の下にパネルを追加して取り付けた。パネルは、図面は自分出来って、ミツさんに作ってもらった。アルミの板が近所で手に入らないので、仕方なかったなあ。

 取りあえず完成。LightOFFで時計が明るくなるはず。

 LightONで、時計の照度ががダウンする。本当は空燃比計もそうなると助かるだけど、空燃比計の表示は明るすぎる。。。

 遂にセッティングに入る。慣らし作業は、300Kmを一セットで行う。
 高速を使って3500rpmから300Km一定で走って、オイルやプラグの状態を確認する。4500rpmまで行って、車のセッティングを煮つめていく。3500rpmだと、デトミニのFinalha3.67なので、80Km程度なんで流れより遅いのでちょっとつらかった。。。

 空燃比はわたしのWeberは、チョークがあるので、引っ張っているので濃くなっているね。

 アクセル一定だと、理想空燃比に近い14.7にあわせていく。流石だよねえ。別に測定機もなくても、ちゃんと狙ったセッティングって行えていることが確認できた。

 ここに、踏み込んだときに動画を入れておく。アクセル一定の時は、理想空燃比に近い14.7に持っていって、アクセルを踏み込むと、加速ポンプが働いて、パワー空燃比と言われる12.5近辺にあわせていることが分かる。この辺の理論的な動きがダイレクトに観測できるのはちょっと楽しい。今回のための実験と慣らしのために300Kmを走るための1セットは沼津を選んだ。KentGarageに寄ったけど、なかなかいろいろ話が聞けて楽しかった。

 もったいないけど、オイル交換は短めで実施する。この辺の慣らしは後でひびいてくるので、しっかりやりたい。

 オイルは、Costcoの定番のシェブロンだけど、まあ安いので助かるよねえ。

 いままで、燃調が薄いとか濃いとか、プラグからの情報で頼っていたけど、ダイレクト数値で見れるのは初心者には向いているだろうと思うけどね。店でセットアップしてくれたのが狙ったとおり動いていることが分かったのは収穫だ。

以上