イノチェン120SLとデトミニの点火タイミングをチェックした。


02月09日2008年

 SnapONの中古のタイミングライトがebayから格安で手に入れられたので、デトミニと120SLのタイミングを調整したいと思っていた。デトミニは、前回アイドリングで進角が16度くらい進んでいたので、12度くらいに合わせたかった。ライト付けてしばらく渋滞にはまるとエンストしてしまう持病があり、タイミングの進みすぎが一因ではないかと思って、今回アイドリングでの進角を少し遅らせてみたかった。ただ、デトミニのデスビは下からの方が固定ネジを回しやすくリフトアップが必要だった。取りあえず準備が整ったところ。

 まず、アイドリングのチェック。SnapONのタイミングライトは回転数がデジタルで表示される。キャブの調整もこの回転数を見ながら最大値になるように調整すればいいのでこれはすごく便利だ。

 SnapONのタイミングライトは発光タイミングをずらすことよって、タイミングケージを0度になるようにDEC.INCを調整することによって、今どのくらいの進角になっているかチェックすることができる。これによって、進角が進み切ったときに何度になるか調整できることから最適な点火タイミングを探ることができる。左側の矢印のところの白いところが、ちょうど点火したところ、これをSnapONの設定を調整してゲージが0度になるようにしてみるのである。今回はアイドリングを12度にしたいので、そのようになるように調整している。

 次にエンジンのふけが上がりがいまいちの120SLである。10度くらいのところに、プーリーに傷があるけれどこれを見ただけではわかりにくいだろう。このままでは、見にくいので見やすくする。

 傷の部分に白ペンキを塗ることで上のような図が得られタイミングの状態を簡単に把握出来るようになる。

 アイドリングの進角を見たときに20度だった。ふけが悪いのはこれだ!と思ったけど、発電がいまいちだったので1500rpm程度亜が上げていたこと分かった。。。。

 キャブを調整してアイドリングを860rpm程度まで落として調整したら、12度だった。セッティングが悪くないことが分かった。

 しかし、3500rpm程度から失火して回転しない問題が解決していない。でも、進角の進み方がおかしいので点火系であることは確かだ。デスビやコイルを交換して原因を追及するつもり。

以上