イノチェン120SLが4000rpmで吹けない原因を調べた。


02月11日2008年
 イノチェン120SLはしばらく動かしていなかったのでかなり不調。TJ-NOWのためにそれなりに動いてもらわないと困るので、1月からチェックをしていた。足回りやブレーキはGP10で整備してもらっているので心配はないけど、エンジンが失火している。アイドリングが不安定だったり、バックファイアーが発生したり綺麗に回転が上がらない問題が発生していた。現象面から見ると点火系が不調なのは見えていた。GP10でポイントとコンデンサーは交換していたので、まず、その原因は低いなあと思っていた。プラグとプラグコードを交換してかなり改善したが、4000rpmで失火してしまう問題が残っていた。タイミングライトで見ると進角がスムーズに進んでいない。ものすごく進んだり、戻ってしまったりした。

4000rpmで失火してしまう120SL

 GP10に相談したけど、やっぱり点火系だろうって話だった。ポイントの可能性が高いと言われていた。でもポイントは交換済みだったので120SLに合うデスビを借りた。MINIには、PRE A+タイプの45Dは使っていないらしく在庫で25Dがあるので借用した。

 交換部品はそろったのでチェックを開始した。方針としてはコイル、25D交換、交換がうまくいけば45D内のコンデンサー交換、ポイントで行こうと思っていた。しかし、コイルを交換したらいきなりエンジンが掛からない。よく見ると中心の高圧側のケーブルがちゃんと入っていなかった。プラグコードをちゃんと接続すると、かなりアイドリングが安定して良い感じ。吹かしてみたら、綺麗に4000rpmまで回るし6000rpmまであがっていく。不調の原因はコイルのようだったね。取付けステーの所の油が付いていた事も気になっていたけどね。

 コイルを交換したことで不調を脱した。綺麗に吹け上がることになったので、TJ-NOWへ行く最大の障害が無くなったということだね。本当に良かったよ。あとは、仮ナンバーを借りる手続きをうまくこなせば、あとは何とかなるね。

 復活した120SL。6000rpmまでストレス無く回るようになったね。

以上